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note×standfm ある読書家の詩作/七夕の日に🎋 分断・分裂からの浪漫飛行

皆さま、如何お過ごしでしょうか?

2023年の7月にも別れを告げるタイミングに入って参りましたが、
今日は皆さまはどんな書籍をお手に取っておりますでしょうか?

今回は5月の投稿に引き続き、自作の「詩」の投稿をしてみたいと思います。

7月7日の七夕の日の朝に掬い上げた言葉を綴ったものですが、今回も
前回に続き、あの方とコラボLiveを開催致しました。


Collaboration Live


コラボレーションLiveの音源はこちら↓

コラボレーションのお相手は前回に引き続きstandfmで仲良くさせて頂いております、山ガールzさんです✨

これまで、言葉を綴ることはあまりすることはありませんでしたが、
今年に入りまた私の意識の変容が起きつつあるのか?或いは・・・
夜明けが近いのか?わかりませんが、徒然なるままに語って参りました。



              * * *




──── ある読書家の七夕の日の詩作🎋


「七夕の日に」
作 子育て×読書術研究家

聖書の天空
アラビアの預言者
天照大神

天空はあの冷淡で透明な微笑みで
ミネルヴァの様に気高く

無垢なる質をたもち
恍惚な重量に堪える

超脱と静寂
飛翔と霊性

蒸留され、昇華され、澄み切った空には
あらゆる星々が天空で輝く

霊気に満ちた体躯は
甘美で澄明であり


理性を狂わせ
純然に沁み渡る

2023/07/07作成



七夕の7月7日の朝、ほんの1、2分の間に掬い上げた言葉です。
コラボLive後に私の番組でも朗読私の番組でも朗読したみました↓

朗読は得意な方ではございませんが、自分の詩を読み上げることくらいは何とかできそうだと思い配信を試みて参りました🎙


──── 詩作方法について/川から掬い上げる


この詩作は七夕の日の朝にほんの1、2分ほどで書き綴りました。
私の胸より少し高い辺りに空色の川が流れており、そこから
掬ったイメージです。



川は緑の山々の間を縫う様に流れており清々しい清涼感の中で
掬った感覚です。

Liveでは流しそうめんと表現してみましたが、さらさらと流れてきたものを綴ったら散文の様な・・・ひとりごとの様な・・・詩のようなものになりました。

これまでは言葉を綴って誰かに送ったり、朗読するなんてことはありませんでした。幸いにも今はお話出来る方が近くにおりますので、一緒に朗読をして頂く機会にめぐまれ、Live配信することができました✨

standfmの一期一会の出会いに感謝したいと思います。



──── 分裂構造からの浪漫飛行


いつもながら二項対立で物事を捉えることに違和感を覚えながら、
時には弁証法として止揚しながらの日々ですが、個人的には
清沢満之の考える二項動態の道を模索することになりそうです。

清沢満之はこの世界を迷いの世界として有限界としております。
それは分裂の世界であり、迷妄の世界ということです。
言語により分析的に分別して世界を把握し記述することと、
一方で、出世間として無限界について語っております。

意味と音に分節させて分かること・・・
分節させても分からないこと。
言語を超えた先や言語の背後に流れるせせらぎに耳を傾けることが大切だろうと思います。


清沢満之/Wikipedia



この考え方は私の滲み入りましたが、自他の境界を明確に設けない。
自分と他者が等号で結ばれていることを知っておく。

それはジェーム・ジョイスの言う<カオスモス>の様に新たな宇宙開闢の前夜の様でもあり、F・ガタリの言う<カオスモーズ>のように他者や世界と私が相互浸透をしているような状態でもあり、或いは、打ち鳴らされるダイモンの徴夜鶯の囀りの様でもあり、私の内奥で偶然性が必然性に接近している瞬間に立ち会った様でもございました。


ジェーム・ジョイス/Wikipedia


ピエール=フェリックス・ガタリ/Wikipedia



知らないことが、いっそう不安や猜疑心を呼び起こし分断分裂を起こすと考えると、私がなんであるのか?この瞬間立ち現れる生が一体どういう状態であるのか?を知らないというのは不幸でもあります。
無明に引きずり込まれている状態は、人間の思考の根はくたびれ、枯れていくか、再び再起するかの瀬戸際でもあり、大変危惧する状態でもある様に思います。




トーマス・スターンズ・エリオットはかつて次の様に語っております。  

「全て私たちの探求の終わりは出発の地に辿り着くことそしてその地を初めて知るのだと」


T・S・エリオット/Wikipedia


私がなんであるのか?を探求することで、結晶化された知識から華やぐ知恵へと転換し、翼をはためかせて浪漫飛行へ出発し、再びの出発の地に辿り着きたいと思います。


ということで、今回は番外編の様になりましたが、七夕の日にそんなことを思い掬い上げた詩作でしたが、ここまでお読み下さり、有難うございました。





              * * *



──── ここからは毎度の宣伝でございます。

読書術研究家の日々の活動👇

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→ 2020年4月5日~配信をスタートしており本日(2023/7/27時点)で1,432本の音声コンテンツを配信しております。番組開始から丸3年を経過し、現在は40カ月目、もうじき41か月目に番組も入ろうとしております。

リアルの場ではお会い出来ない方とも、弱くてゆるいフラジャイルな繋がりが持てて、毎日刺激的な日々を過ごしております💡

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有難うございました~

ブリア・サヴァラン教授/Wikipedia

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