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【働き女子のための防災】まずは寝室の安全確保を

今回の能登半島地震では、多くの方々が亡くなりました。お悔やみ申し上げます。

いつ発生するかわからない地震に備えて、いのちを守ってほしいのです。しかし、何から備えたらいいかわからない人も多いと思います。すぐにでもやってもらいたいことは「寝室の安全確保」です。

東日本大震災では、津波でいのちを落とした方が全体の92.4%で、建物内で何かの下敷きによる圧死は少なかったのが現状です。

出典:内閣府ホームページ

今回の能登半島地震では、強い揺れによって建物が倒壊し、家具や建物の下敷きになったことが、いのちを落とす原因になっていると考えられます。

そこで、大きな地震に備えてまずやることは、
寝る場所に、倒れてくるもの・落ちてくるものを置かないということが鉄則です。

阪神・淡路大震災では、全体の死因の77%が窒息・圧死でした。地震発生が5:46という朝早い時間帯で就寝中で、逃げ遅れた人が多かったと言われています。とにかく、寝ているときは寝ぼけてもいますし、すぐに行動できません。だからこそ、何も倒れてこない、何かの下敷きにならない場所で寝ることが大事です。

出典:阪神淡路大震災による人身被害の実態 (人口動態統計による)兵庫県医師会資料より

もう一点、阪神・淡路大震災では、近所の人同士の助け合いでたすかったいのちも多いと言われています。働き女子のみなさんは、近所の人とのつながりがある人は少ないと思います。そこで、普段から近所の人とあいさつをするということも大事だと思います。
また、自分のいのちは自分で守るという点から、まずは寝室の安全確保をやってもらいたいと思います。

そして、能登には私の知り合いの団体が多数入っています。ぜひ、活動継続のためにも寄付をお願いします。

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