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ドコデミライズ

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北海道建設新聞の記事で発信した完成前の建築物をイメージパースとともに紹介するコーナーです。建築物の概要やデザインした方々の情報とともに、まちの未来の姿を発信していきます。
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#辰年

【タツトシビル】1/道銀ビルディング

【タツトシビル】1/道銀ビルディング

60年にわたり北海道銀行の中枢を担い北海道経済を支えてきた本店ビル。この間、1階ロビー壁面を横断する巨大レリーフ「大地」が行員とともに多くの道民を迎え入れてきた。隣接する新大通ビルと一体の再開発でビルは生まれ変わる。これに伴い2024年4月に本店機能は近隣ビルに移る。親しまれた隠れアート、昭和の趣を残すビルはまもなく見納めになる。

完成年

1964 年(昭和39年) 甲辰

所在地

北海道札

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【タツトシビル】2/釧路公立大学

【タツトシビル】2/釧路公立大学

広い敷地に茶色いサイロ風の塔を備えた校舎が目を引く。釧路管内の市町村で組織した一部事務組合による全国初の4年制大学として誕生。経済、経営の2学科を持ち、地域に多くの人材を輩出する。

完成年

1988年(昭和63年) 戊辰

所在地

北海道釧路市芦野4丁目1の1

設計者

山下設計・北海道本ビル設計JV

施工者

清水建設・戸田建設・新太平洋建設・葵建設・坂野建設JV

規 模

校舎棟1

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【タツトシビル】3/旭川厚生病院

【タツトシビル】3/旭川厚生病院

24の診療科、450の病床数を持つ上川中部圏の中核病院。2004年に大規模な増改築をして、がん診療や周産期医療など機能を拡充。上川だけでなく道北の中核病院としても地域を支える。

完成年

1988年(昭和63年) 戊辰

所在地

北海道旭川市1条通24丁目111の3

設計者

山下設計

施工者

大成建設・佐藤工業JV

規 模

SRC造一部S造(3階までSRC造、4階以上S造)、地下1

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【タツトシビル】4/帯広市民文化ホール

【タツトシビル】4/帯広市民文化ホール

JR根室本線の連続立体交差化に併せ、帯広駅周辺の新たな顔として建設した。約1500人を収容する大ホールを中心にイベントやコンサートを開催。日本音響家協会などが認定する「優良ホール100選」に選ばれている。

完成年

1988年(昭和63年) 戊辰

所在地

北海道帯広市西5条南11丁目48の2

施工者

石本建築・中原建築設計JV

施工者

清水建設・熊谷組・大成建設・萩原建設工業・佐川建

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【タツトシビル】5/旭川空港ターミナルビル

【タツトシビル】5/旭川空港ターミナルビル

1982年の供用開始以降、利用旅客数の増加に伴い2000年に増改築した。増築棟は大雪山から十勝岳が連なる大パノラマを一望できる立地を生かし、ガラスを多用した建物にリニューアル。近年は冬季の大雪にも負けない就航率99%をアピールしている。

完成年

2000年(平成12年) 戊辰

所在地

北海道東神楽町東2線16の98

設計者

日建設計・中原建築設計JV

施工者

増築:広野組・清水建設

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【タツトシビル】6/北見サティ(現イオン北見店)

【タツトシビル】6/北見サティ(現イオン北見店)

北見サティとして2000年に誕生した。その後はポスフール、イオンと同社の変遷を店名に掲げた。地域密着型店舗として衣・食・住を彩る商品をそろえ、住民の日常生活を支えている。

完成年

2000年(平成12年) 庚辰

所在地

北海道北見市北進町1丁目30の1

設計者

コダマ建築設計

施工者

日産建設・大成建設・山上建設・地崎工業・岩田建設JV
※日産建設は現・りんかい日産建設、地崎工業、

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【タツトシビル】7/チャトリウムニセコ

【タツトシビル】7/チャトリウムニセコ

ニセコひらふ地区の中心に立つコンドミニアムホテル。数度のブランド変更を経て、現在はタイ資本が運営する。シックなたたずまいで、館内にはミシュランの星を獲得したフレンチレストランなどを備える。コロナ禍が落ち着き、初めての冬。ニセコは各国からのスキーヤー、スノーボーダーで活況を呈している。

完成年

2012年(平成24年) 壬辰

所在地

倶知安町ニセコひらふ1条3丁目190の4ほか

設計者

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