はじめまして。DoKoDe編集部です。 「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」は北海道内の施設建設、土地開発計画など「どこで」を伝える北海道建設新聞社発のWebメディアで、今夏の創刊を予定しています。 専門紙として日々ニュースを発信している私たちが、北海道内のビル建て替えや大規模な再開発など、みなさんが感じる「どこで?」に答えたいと考えています。 これまで新聞紙面でしか読めなかった記事を中心にWebで発信。創刊後はDoKoDe編集部の独自記事やコンテンツも掲載します。記
藤丸(帯広)は2023年1月に閉店した藤丸百貨店を建て替え、再建を図る方針を固めた。3-5階建ての商業施設新築を想定。事業費30億-40億円を見込み、2026年の営業開始を目指す。歓迎する地元経済界に対し帯広市は静観の構えだが、資金確保など実現には市民を含め、地域が一体になった支援が不可欠になる。 道内資本で最後の百貨店 閉店から半年で再生の兆し 藤丸百貨店は1900年に創業した北越呉服を前身に1930年から百貨店を営業。1982年に3代目となる現在の店舗(SRC造、地
ワイエスジー(札幌)は、札幌市中央区北3条西1丁目11の1などにあるサンワビルの土地と建物を取得した。活用方針を検討中で、不動産開発事業者と話し合いを進めているもようだ。 敷地は309平方メートルで、建物の規模はS造、地下2地上8階、延べ1782平方メートル。隣接地にはエアウォーター北3条ビルの跡地719平方メートルがあり、清水建設が資材置き場に利用している。 用途地域は建ぺい率80%、容積率800%の商業地域。北3条通に面し、ANAクラウンプラザホテル札幌やJRイン札幌
独立行政法人労働者健康安全機構(川崎)は、美唄市内にある北海道せき損センターの建て替えを検討している。大雪時の患者搬送や重篤な合併症発症時の対応、高度医療推進の課題解消が目的。札幌市やその近郊への移転も選択肢の一つに考えている。 美唄市東4条南1丁目3の1にある、国内で2カ所、道内では唯一の脊髄損傷治療専門施設。1955年に開設し、2016年に現名称に変更した。 増築や改修を経てRC・SRC造、6階、延べ2万6023平方メートルの規模となっている。 病床数は157床で、整
長谷工ライブネット(東京)は賃貸マンションの仮称LiveCasa札幌東本願寺新築を計画している。2024年12月ごろの完成を目指している。 RC造、7階、延べ1314平方メートルの規模。住戸は26戸とする。設計はエートランスデザインワークスが担当した。今後施工業者を選定し、7月中旬の着工を見込む。 建設地は札幌市中央区南7条西8丁目1の19などの敷地268平方メートル。薄野地区が近く、マンションや事業所が多く立地する。市電東本願寺前停留場が徒歩圏だ。(上の写真はマンション
公益社団法人北海道宅地建物取引業協会(札幌)は、札幌市中央区の北海道不動産会館改築を計画している。10月にも設計プロポーザルの募集を開始。施工業者は一般競争入札で2024年11月にも決め、25年5月の着工と26年2月の完成を目指す。 5月29日の第12回定時総会で明らかにした。新会館はRC造、5階、延べ約1100平方メートルの規模。道宅建協会を象徴する「ハトマークブランド」を取り入れたデザインを検討する。 バリアフリー構造や多目的トイレなどユニバーサルデザインを導入する考
社会福祉法人経山会(岡山県総社)は5月26日、仮称・特別養護老人ホームさとづか三清荘新築を主体、設備一括で一般競争公告した。 RC造、地下1地上2階、延べ5073平方メートルの規模で、定員は80人。要配慮者の2次避難所用スペースと短期入所生活介護10人分、居宅介護支援事業所を設置する。設計は大旗連合建築設計が担当した。 建設地は札幌市清田区里塚2条5丁目81の1など。工期は7月1日から2024年9月30日まで。 入札参加資格は札幌市の建築A等級単体で、市内に本店か支店な
留萌市は道の駅「るもい」(船場公園)敷地内に誘致するアウトドア用品大手モンベル(大阪)関連施設の総工費に41億2200万円を試算している。拠点施設の1期とキャンプ施設などの2期に分けて新設する考え。1期は2025年度の着工、26年度の開業を見込んでいる。 5月26日の市議会第1常任委員会で、ドーコンがまとめた「モンベルアウトドアヴィレッジるもい基本計画策定支援」の内容を報告した。 市が施設を設置する公設民営方式で整備する。アウトドア・アクティビティ拠点施設(延べ1550平
クリーンリバー(札幌)は、分譲マンションの仮称クリーンリバーフィネス北5条西25丁目の新築を計画している。8月下旬の着工と2025年5月末の完成を目指す。 RC造、15階、延べ4166平方メートルの規模。住戸は55戸。駐車場43台分を用意するほか、エレベーター1基を設置する。設計は企画設計事務所オルトが担当した。施工者は今後決める。 建設地は札幌市中央区北5条西25丁目14の敷地1156平方メートル。旧パーラー太陽円山店の跡地で、地下鉄東西線西28丁目駅が徒歩圏だ。 北
ほくやく(札幌)は旭川支店移転改築の2024年春着工を目指している。倉庫兼事務所となるもよう。25年度の完成を見込む。 新社屋はS造、3階、延べ8000平方メートル程度を想定。倉庫や事務所のほか駐車場棟も計画している。 建設地は旭川市宮下通12丁目1の敷地7694平方メートル。21年12月に北彩都あさひかわ地区の一般競争入札で旭川市から取得した。秋月2条2丁目5の22にある旭川支店を移転する。 設計者を選定後、早ければ23年秋に施工業者を決める。 ほくやく・竹山ホール
住友不動産(東京)は分譲マンションの仮称・南5西7計画新築の設計施工を前田建設工業に依頼した。8月下旬の着工と2026年3月ごろの完成を目指している。 RC一部S造、地下1地上28階、延べ1万8930平方メートルの規模。地上高約100mのタワーマンションで、住戸は167戸設ける予定だ。 建設地は札幌市中央区南5条西7丁目9の2などの敷地1893平方メートル。周辺にはマンションやビルが集積し、市電資生館小学校前停留場が徒歩圏となっている。 (上の写真はタワマン建設予定地付
札幌市は、伏古川水再生プラザ(下水処理施設)の汚泥前処理棟を新築する。汚泥前処理室の設備が老朽化しているため、更新に先立ち専用棟を新設する。工事は8月上旬に一般競争入札を公告し、8月下旬の着工を予定する。 東区伏古8条1丁目2の35にある伏古川水再生プラザは、中島公園、苗穂、本町、伏古、東雁来を処理区域とし、1968年に運転を開始した。処理能力は1日当たり6万1000立法メートルとなっている。 施設にある汚泥前処理室の設備は、設置から20-30年程度が経過して老朽化が進む
明和住建(札幌)は、テナント付きの賃貸マンション仮称・琴似1-3ビル新築を計画している。今秋の着工と2025年3月ごろの完成を目指す。 RC造、13階、延べ8073平方メートルの規模。テナントは1、2階に置く考え。住戸は114戸で、社会人単身者をターゲットに1LDK55戸、2LDK59戸を設ける。エレベーターはテナント用と住居用の2基設置する。 設計はDESIGN FIELDが担当した。今後施工業者を決める 建設地は札幌市西区琴似1条3丁目1の1ほかの敷地1150平方メ
積水ハウスグループの積水ハウス不動産東京(東京)は、札幌市中央区南7条西1丁目にある旧札幌第一ホテルなどの土地と建物を取得した。ホテルは年内にも解体に入る見通し。複数の関係者によると、富裕層向けの賃貸マンションなどの案が挙がっている。 旧札幌第一ホテル(RC造、地下1地上5階、延べ8000平方メートル)はコロナ禍などの影響で、2020年6月に閉館。運営する第一ホテル(本社・札幌)が、5000平方メートルの敷地内にある同ホテルとコンビニの売却先を探していた。取得した積水ハウス
日本赤十字社(東京)は栗山町の栗山赤十字病院を建て替える。病院棟新築にとともに、人工透析センター改修、既存病院の解体、駐車場整備などを予定。新病院の完成は2025年7月、施設全体の利用開始は26年7月を見込む。 栗山町朝日3丁目2にある現病院(RC造、5階、延べ8765平方メートル、136床)を改築する。 新病院はRC一部S造、5階、延べ8833平方メートルの規模で、病床数は103床とする。1階に外来部門、2階に管理部門、リハビリ室、手術室、3、4階に病棟を配置。5階は塔
室蘭市は旧常盤小校舎棟南側の解体を3工区に分け、7月に一般競争公告する。総合評価を採用し、8月に入札する方針。年内の完了を目指す。 室蘭市緑町15の16で校舎棟(RC造、3階、延べ5301平方メートル)と屋体(S造、2階、延べ798平方メートル)を1964年に建設。児童数の減少や施設の老朽化などから2010年度に廃校した。 23年度は校舎棟南側の延べ3200平方メートル分を解体する。当初予算に工事費9216万9000円を充てた。直営で設計した。 残る校舎棟北側の延べ21