株式会社ミライデザインワークス/TEAMDIO

仙台の建築チームです。建築のメイキングに施主も仲間も参加できる「ストーリー型建築」で、…

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仙台の建築チームです。建築のメイキングに施主も仲間も参加できる「ストーリー型建築」で、建物とコミュニティを同時に作ります。スローガンはDIYならぬ「DIO= "Do It Ourself !"一緒に作ろう!」 https://www.doitourself.jp

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建築以外の意味を重ねる

ストーリー型建築は、建築作業「以外」の意味が大きいと思う チームDIOの「ストーリー型建築」は、お店の設計や工事を「建築する」という1つの意味だけでなく、みんなで作業することで、いろんな意味を追加しています。今回は、「建築以外」に追加している意味を5個に整理してみました。 意味の追加1 参加できる楽しみもある  「自分も作ってみたい、、、ウズウズする・・・」という思いを持っている方にとっては、自分も参加できる魅力があります。「やってみたい気持ちはあるものの、道具をそろえる

    • withコロナ時代の居酒屋の設計①「工事中の現場で試食会しました」

      実験的な設計 設計士としては正直なところ、 「withコロナ時代での飲食店の設計」は手探りの状況です。  コロナで繁華街が閑散としている状況を見ると、飲食店に有利な立地のはずが、そうではなくっている光景を見ると、どう設計すればいいのか、とても悩みます。  従来の「飲食店の勝ちパターン」がコロナの状況では通用しない。  ならば、工事中にテストマーケティングして、お店の利用者層に直接ヒアリングをして、それを設計に反映させた方が現実的な設計になると考えました。 質問事項 まだ

      • 「手作り&プロ」の理由

        店主さんや仲間も参加型にしている理由 僕たちチームDIOが、店主さんも手作りで工事に参加してもらうのは、理由がいくつかあります。  一つ目は、プロだけで作るデザインは、やっぱりビシッと仕上げるので「引き締まった空気感」の店内になるのですが、逆に「ゆるい空気感」の表現が苦手です。  ふんわりとした表現は、店主さんの手作りには絶対に勝てません。店主さんが自分で塗装したテーブルなどがインテリアに加わると、それがとても暖かい(和やかな感じの)お店の雰囲気にデザインできます。  (

        • 「ストーリー型建築」とは?

           僕たちチームDIOの建築スタイルは「ストーリー型建築」と呼んでいて、お店作りのメイキングに店主さんも仲間も参加できます。お店を作りながら、そのお店を応援するファンを増やし、お店をオープンする前から、お店を応援するコミュニティを作ろうと思っています。  コロナの影響がある中、これからの新しいお店を設計するにあたって考えたのは、もちろんかっこいい建築デザインや料理の味や値段も大事ですが、一番大事なのは、お店を応援するファンをつくること、そのお店をきっかけにコミュニティをつくる

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        • アフターコロナを考えた
          3本
        • ストーリー型建築【実例集】
          1本
        • withコロナ時代の設計について
          3本
        • YouTubeまとめ
          0本

        記事

          handmade+workshop カムラボ

          場  所 * 宮城県大崎市古川 工事期間 * 2018.7〜2018.11 コース  * DIOコミュニティコース  発起人さん(依頼主)、DIOスタッフ、プロジェクトを応援したいという周りの方など、いろんな方に参加してもらいながら工事をしていきます。すると工事をしながら自然にコミュニティも出来上がっていきます。  ご相談 * 子育てをしながらハンドメイド作品も製作している5人の女性から「小さいお子さんを持つママ世代が、ふらっとやってきて交流できる場所、古川の新しいお出かけス

          若者たちでつくるTake off project

          場所*宮城県岩沼市 期間*2020.1〜2020.4 コース*DIOコミュニティコース  発起人さん(依頼主)、DIOスタッフ、プロジェクトを応援したいという仲間、いろんな方に参加してもらいながら工事をしました。工事をしながら、想いに共感する仲間が増え、それがコミュニティにつながっていきます。  ご相談*もともとあるピザ窯を囲んだ交流スペースになるような小屋を作りたい ■工事前の様子  母屋の西側にスペースがあります。青いビニースシートに包まれているのがピザ窯です。「このピ

          20/4/20 「近密」と「近隔」の二刀流?

          ローカルビジネスは二刀流?  僕たちチームDIOは、「何かやりたい」「一歩踏み出したい」という人を「発起人さん」と呼んで、その背中を押すお手伝いをしていますが、今、コロナの影響で発起人さんたちが営業している「カフェ」や「居酒屋」は逆境に立たされています。  ローカルビジネスにとって、コミュニティはすごく大事で、ご近所付き合いとか、地域「密」着とか「密」な関係は武器でした。しかし、「3密」がNGとなっている今、身動きが取れなくもがいています。  新しいコミュニティのつなが

          20/4/20 「近密」と「近隔」の二刀流?

          20/4/11記録 アフターコロナの準備をしよう

          アフターコロナの準備を始めよう 今、自宅待機や外出自粛の時期ですが、 こんな時期でも ボクたちは「未来をデザイン」することは、できると思っています。 僕は、震災の前後で僕は価値観が大きく変わりました。 今、震災前のテンションにもどれるか?って 言われたら、戻れないです。 一度恐怖を経験してしまって、また来るかもしれないって思ったら、 もう感覚的に戻れないです。 今、コロナの真っ最中で大変です。怖いです。 しかし、僕らは震災を経験している分、 価値観が戻らないことを理

          20/4/11記録 アフターコロナの準備をしよう

          20/4/8記録 アフターコロナを考えよう

          チームDIOリーダーのおじまです。アフターコロナを考えた2020/4/8の記録です。今、思っていることを備忘録的に書きます。(ちょっと長いです) TOHOKU LIFE STYLE(2020/04/07~)をデザインしよう。 この2020年3月、ずっと感じていたこと、 「この社会の空気感、2011震災の時と似ている」自分自身は、いつも頭の中が警戒レベルというか、 でも、「なんか研ぎ澄まされている」ような、感じでした。 震災の時のように建物は壊れていないから、景色は違うけど

          20/4/8記録 アフターコロナを考えよう