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20/4/20 「近密」と「近隔」の二刀流?

ローカルビジネスは二刀流?

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 僕たちチームDIOは、「何かやりたい」「一歩踏み出したい」という人を「発起人さん」と呼んで、その背中を押すお手伝いをしていますが、今、コロナの影響で発起人さんたちが営業している「カフェ」や「居酒屋」は逆境に立たされています。

 ローカルビジネスにとって、コミュニティはすごく大事で、ご近所付き合いとか、地域「密」着とか「密」な関係は武器でした。しかし、「3密」がNGとなっている今、身動きが取れなくもがいています。

 新しいコミュニティのつながり方を探してる状況だと思っています。

「遠隔ツール」を「近所」で使ってもいい?

 遠くの人には、WEBなど「遠隔」ツールを使います。僕は仙台にいますが、東京とZOOMでつないで仕事してます。

 しかし、近くの人には遠隔ツールを使わないのはなんでだろう?って考えると、それは、「なんか設定が面倒なんだよね」とか、気持ちの部分が多いような気がするようにも思うのです。

 もし、ご近所にいたとしても「遠隔ツール」でもつながるようにしておけば、「近密」+「遠隔」の二刀流になります。今まで、リアルな場の「共感コミュニティ」を作るために、SNSを利用してきました。

 それが、webの世界でも共感コミュニティを作ることができれば、とてもすごい繋がりできそうな気がしています。

「先入観」と「面倒臭い」をクリアすれば?

 もしかしたら、潜在的な「遠隔」だった方にも、喜んでもらえるサービスができるような気もしています。今まで「家庭の事情で、近所に住んでいてもなかなかカフェに行けない」という方も、自宅でカフェの体験ができたり。例えば、商品の受け渡しは近所のメリットを生かし、ZOOMのレッスンは遠隔ツールを使う。

 そんな「近隔」マーケットがあるような気もします。

「先入観」をクリアするには?

 いろいろ実験的にやってみて、「楽しかった〜」という実例を作って、口コミでひろめて行くのがいいような気がします。「実験的」というワードがポイントのような気がします。このコロナというタイミングは、「まずはZOOMでやってみよう!」って実験をするには絶好のタイミングです。今まで「ZOOMなんて」と思っていた方も、ここまで社会に隔離されると、「ちょっとやってみようかな」って気持ちになっているので、このタイミングはチャンスかもしれません。

「面倒臭い」をクリアするには?

 これは、先入観のない若いメンバーが、一緒にお手伝いするのが一番手っ取り早いような気がします。DIOユースチームとか、学生がトライアルするのも一つの方法だと思います。

新しいコミュニティは、「共感」が引力?

 隔離されていても、コミュニティがつながるようになったとき、何が引力になってコミュニティが続いていくのだろうか?って考えます。多少面倒でも応援したいって思ってもらえるファンがいるかどうか、共感が集まるかどうか?が、大事な時代になるような気がします。

共感をどう伝えるか?

 共感は、「想い」が大事になります。「商品」も大事ですが、その商品に込めた「想い」が大事かもしれません。今一度、事業への「想い」を整理し、その発信を強めて、あえてHPやSNSで発信しながら、自分だけの力ではなく、みんなの力でで共感の輪を広げていけたらと思います。






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