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育休復職②慌てない、慌てない|「7つの習慣」~第2の習慣 終わりを思い描くことから始める~

こんにちは。「7つの習慣」を学ぶワーママのコミュニティ「DO IT NOW」のユカッティです。2児の子どもを育てながら、本コミュニティを仲間とともに運営しています。

さて今回もシリーズ企画、

初めての育休からの職場復帰をするママ

に向けて、全7回予定の2回目をお送りします。

私たちのコミュニティ「DO IT NOW」には、職場復帰を果たした経験者ママがいっぱいいます。
ママたちと「初めての職場復帰のときに『7つの習慣』の考え方を知っていたら、もっと楽だったろうに……」と盛り上がりました!

初めての園と仕事の両立でドキドキのママの不安解消に、少しでもお役に立てましたらうれしいです。

今回は「第2の習慣 終わりを思い描く」の考え方を取り入れて、職場や家庭のモヤモヤを乗り越えているワーママの経験談を交えつつお届けします。

★第1回「第1の習慣 主体的である」はこちらからどうぞ。



決意が空振りになって、喪失感に見舞われる


2児を育てる私ことユカッティは、第1子の復帰の際、会社の仕打ちに落ち込
みました。

夫と家事分担や子育てを分担し、預かりの長い保育園に入れ、祖父母の支援も万全の態勢を敷き、しかも早く仕事に復帰したくて産んで4か月で復帰したんです。
さらに、産育休でビジネス感覚が鈍ってはまずいという気持ちもあり、産んで1か月後からビジネススクールにも入学して勉強しているという、これ以上武装できないくらい全身ガッチガチに固めてたんですよ。

「育休前と変わらず働くんだ!」「子どもがいるからって妙な気遣いされたくない!」と、大いなる覚悟を持って臨んだ出社初日。

会社からは営業から内勤への異動を告げられました。

……は?!
事前に言ってくれたら出張もできるし、残業も外回りもできるよう体制を整えてますけど?

いまになって思えば会社の(いらん)配慮だったのでしょうが、とにかく勝手に決められたことに「私の気持ちも聞かないで!」「『ワーママは内勤がいいだろう』って、ワーママをひとくくりにするなんて!」と怒りが湧いたのを覚えています。

育休前に積み上げたキャリアを崩されたような、子どもがいるから「できないんでしょ」と決めつけられたような喪失感……そんな時、「第2の習慣 終わりを思い描くことから始める」という考え方があれば、もっと前向きに、上手に物事を捉えられたんじゃないかと思います。

「第2の習慣 終わりを思い描くことから始める」とは


『7つの習慣』の本から引用します。

 終わりを思い描くことから始めるというのは、目的地をはっきりさせてから一歩を踏み出すことである。目的地がわかれば、現在いる場所のこともわかるから、正しい方向へ進んでいくことができる。
 仕事に追われ、「活動の罠」に人はいとも簡単にはまってしまう。成功への梯子をせっせと上っているつもりでも、一番上に到達したときに初めて、その梯子は間違った壁に掛けられていたことに気づく。結局はまったく効果のない、多忙極まりない日々を送っていることが大いにありうるのだ。

「完訳 7つの習慣 30周年記念版」、スティーブン・R・コヴィー、2020年10月1日初版第一刷発行、株式会社 FCE パブリッシング


成功への梯子(はしご)をせっせと登っているつもりが……?

理想:

成功に向かって着実に上へ上へと登っています。どんとこーい


現実:

はしごどころではない

 ワーママは仕事が終わったら、また夕方から子育てという別の仕事が始まって、ふたつの会社をかけもちしているようなもの。
 子育て会社は、わがままなボス(子ども)に「おなかがすいた」だの「あそびたい」などと振り回され、ママは有能な秘書のようにボスの機嫌をとりながら、同僚(パートナー)なり業務委託(祖父母、ベビーシッター、預かり保育など)の手を借りて、業務(食事、お風呂、遊びの相手)をこなすのです。

「復帰直後も産育休前と変わらず働く!」と鼻息荒かった私。
実際、復帰直後に出張や残業を子どもがいないときのマインドでやっていたら、果たして自分や家族、職場のみんなも幸せになっていたかどうか……目の前の成功やゴールに囚われて、みんなが幸せになる目的地をきちんと考えられてなかったかもしれません……と、今なら思います。


人生は長い。ちょっとスピードを緩めてもいいじゃない


育休からの職場復帰、経験者ママ・Sさんより「こんな考え方もあるよ」というメッセージです。

人生は長いし、焦らないことが大事。
復職して思うようにいかないこともあると思うけど短期的に考えず長期的に考える。
長い人生のうち、今は仕事と家庭の両立期。今は子育て大変でもそのうち楽になるし、仕事が思うようにならなくてもまたギアを入れられる時は必ずくる。
かつ今は人生100年時代。人生の終わりには仕事も子育てもまぁやったよねと笑えるし満足すると思うから少々のことでは焦らない!(と自分に言い聞かせてるw)

(Sさん、40代、東京都在住、趣味は音楽、山登りなど自分の好きなことを子供と一緒にやること)

職場復帰直後、「前の自分に戻らなくては」「周りの人より働けていない気がする」と焦りがちなママに、この記事が届きますように! 

★「第2の習慣 終わりを思い描くことから始める」をテーマにした過去記事もどうぞ

書き手:ユカッティ
生わかめを煮た自家製「茎わかめ」にハマる2児のワーママ@東京
7つの習慣を学ぶワーママコミュニティ「DIN」について

【一覧:育休復職シリーズ(全7回)】
第1の習慣 主体的である
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する(準備中)
・第4の習慣 Win-Winを考える(準備中)
・第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される(準備中)
・第6の習慣 シナジーを創り出す(準備中)
・第7の習慣 刃を研ぐ(準備中)

※本コミュニティは「7つの習慣」を日々の生活で実践しようと試行錯誤しながら学び合いをする私的なコミュニティで、「7つの習慣」が広まって素敵な社会になればいいなと考えているワーママの集まりです。フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社、フランクリン・コヴィー米国本社、株式会社FCEパブリッシング等の企業・団体と関係はありません。


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