宇宙で静かに暮らしたい/後記

今日まで生きてきた経験、体験、出来事、想い。これらが私の小説の中でどのようにして礎となっているか、その後記——私は、宇宙で静かに暮らしたい。

私は小さい頃から、いつか宇宙で暮らしたいと思っていた。それは少年が憧れる夢のように、宇宙に思いを馳せていたわけではなかった。

いつからか、それは物心ついた頃からかもしれない、私は「自分が人間である」ということと、「自分が地球に存在する」ということが、曖昧で不確かで信じることができなかった。

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