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簿記のコツは天秤。引き算が苦手な欧米人の計算方法

 好きな聖衣はライブラの黄金聖衣です。

 どもー、天秤座♎️のドゥギーです。

 簿記で取引を書く時、一つの勘定を左に書いたり
右に書いたりします。20年以上簿記を
勉強している僕でも、左右どちらに書くか
迷うことがあります。

 簿記で勘定を左右両方書く場合があるのは、

✅簿記にはマイナスがないからです。
✅天秤のように左右のバランスを取る書き方になります。
✅天秤式の計算は引き算が苦手な欧米人の計算方法です。

マイナスが書けない簿記

 現金を例に簿記の取引(仕訳)を2つ書きます。

1) 商品を100円で売り上げて現金を受け取りました。

取引の仕訳は
現金 100円/売上 100円
となります。

2)商品を100円で買い、現金で支払いました。

現金が減るので、現金-100円になります。
しかし、簿記はマイナスが書けません。
そこで、仕訳ではこう書きます。

商品 100円/現金 100円

 現金を右に書きました。

 簿記では増える・減るを、プラスマイナス
ではなく左右で表します。

簿記は左右でバランスを取る天秤

 簿記で増える・減るを左右で表すのは
天秤のイメージです。

 左右で重さを合わせる天秤のように
左右で金額を合わせるのが簿記です。

 簿記のルールでは左右の金額を一致
させなければいけません。専門用語で
貸借一致の原則と言います。

 左右の金額が必ず一致することは、
取引の書き漏れを防ぐことができます。
取引をセルフチェックできる便利な
仕組みです。

引き算が苦手な欧米人

 簿記がなぜ天秤式の計算方法を
行うのでしょう?

 なぜなら簿記を考えた欧米人は引き算が
苦手
だからです。

 お釣りの計算を例に説明します。

 683円の商品に対して1,000円支払いました。
お釣りはいくらでしょう?

 多くの日本人は1,000-683=317円と
引き算を使って計算します。

 一方欧米人のお釣り計算は

✅まず7円を足して683+7=690円
✅次に10円足して690+10=700円
✅最後に300円足して700+300=1,000円と支払った1,000円と一致したことを確認して
✅足し込んだ7+10+300=317円がお釣り

と足し算と支払った金額を一致させる
ことを確認してお釣りを計算します。

 左右の金額を一致させる簿記の
考え方と同じですね。

まとめ

✅簿記では増える・減るを左右で表します。
✅簿記では天秤のように左右の金額を一致させる必要があります。
✅金額を一致させる計算方法は引き算が苦手な欧米人のやり方です。
「引き算苦手です」「欧米かっ!」

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