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保育園だけでなく学童保育でも待機児童が増えてるから「働かなくてもいい」ようにしたらいいのに
どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。
NHKで「学童保育」の待機児童が2024年5月時点で18,462と過去最多を記録していることがこども家庭庁の速報値として出されていることが報道されていました。
要因としては共働き家庭の増加に伴い、学童保育へのニーズが高まっていることが挙げられており、学童保育を利用を希望する児童数は151万5,205人で、前年比約5万8,000人増加しているとのこと。
特に、これから夏休みにはいるため、そのニーズがさらに高まるコトが予想されており、こども家庭庁は期間限定の学童保育支援を検討中と紹介されていました。
何もかも「仕事をしなければならない」「働かなくては生きていけない」状態になっていることが問題なんじゃないかと真剣に考えていますので、この辺を少し書いていこうかと思います。
26ヶ月連続で実質賃金マイナス
2024年6月時点で、日本の労働者は物価上昇に対して賃金の増加が少なく、実質賃金は26ヶ月でマイナスです。26ヶ月って2年とちょっとですよ。働けど働けど生活は楽にならず、むしろマイナス方向なわけです。
そもそも「働かなくては生きていけない」、「仕事をしなければならない」など、生存権を保つために仕事をして対価を得なければならない状態なのにもかかわらず、手取り金額は減少していくって地獄じゃないですか。
地獄ってのは言いすぎだろうとは思いますよ。
だって、日本では夜道を歩いていても危険じゃないですし、内乱が起こっているわけでもありませんから、子どもが小学校に子どもだけで通うことができるだなんて平和そのものだとは思います。
でも、いつまで継続できるんでしょうね。
このまま「仕事をするだけ苦しくなる」ような状態が継続していけば、必然的に窃盗や空き家への住居侵入など、軽犯罪が増えていくことになるでしょう。
その件数が多くなってきて警察の対応ができなくなってくると、治安はドンドンと悪化していき、現状の平和な日本ではなく、常に危険を意識しなければ生きられない状態になっていくのではないでしょうか。
そんなの嫌ですよ。
ベーシックインカムの導入はよ
だったら、働かなくても生きていける状態にすればいいじゃないですか。
ベーシックインカムの導入を急いでもらいたい。
日本国民であれば、最低限の収入が保証されることで断続的、かつ確実に蝕まれる貧困への恐怖心が減少していくことが期待できますし、基本的な生活費が確保されることによって仕事のストレスどころか、生きることに対するストレスも軽減することができます。
労働市場って観点から見ても、低賃金や不安定な仕事を断ることに対して自由意志を働かせることができますし、自由な時間が増えることによって創造性を発揮する人たちも出てくるでしょう。
何より、生きるために仕事をしなければならないのに、子どもとの時間を設けることができないのに、待機児童として学童保育にすら預けることができないだなんて二重苦を味わうことになる事態を避けることができます。
もちろん、財源の課題はあるでしょうよ。一人あたりの金額をいくらにするのかって話もあります。
そんなもの、国の方で真剣に考えていただくっていうか、検討ではなく実施の方向で動いていってもらいたい!お願い!たのむ!
マイナンバーで個人の銀行口座も紐づけ出来てるんだから、あとは財源の確保をどうにかして!
優先すべきは子どもだと思うから、子どもたちを増やすための施策として、子どもが生まれた瞬間に1,000万円給付とか、生まれた瞬間から口座に自然とお金が入るような状態にすることで、将来的に十分回収できる投資として機能するでしょうよ。
はよ!
子どもが損をする社会にするな
ぼくはただ、子どもたちが身体的にも精神的にも損をする構図になってほしくないのです。
「子育ては社会全体で行うもの」といった言葉を耳にしますが、子どもと暮らすためには支出がどうしたって生じてしまいます。それが嫌だって話ではありません。
嫌ではないのですが、それをするためにも仕事をしなければ生きられないって現状が、あまりにも現役世代を苦しめる要因になっているんじゃないかってことを問いたいのです。
子どもが生まれた瞬間に1,000万円給付とか、生まれた瞬間から口座に自然とお金が入るような状態にするベーシックインカムの導入なんてのは、社会全体で子どもを育てようとする覚悟なのだと思っています。
その覚悟を実現するためには多くの労力と調整が必要なのは想像に難くありません。そんなの、簡単にできるわけがありませんからね。
もし、1,000万円の給付とかはじまったら、出産の商業化みたいなモラルハザードが出てくることもあるでしょう。そうしたら、そうやって生まれてくる子どものほうがかわいそうだとかって意見も出てくるかもしれません。
それにしたって、親が毎月の支払いに苦しむことと、働かなければ生きられないって状態なのに学童保育に子どもを預けることもできず、でも仕事をしなきゃ実入りがないから…と家計的に苦しいのに物価高と社会保障費で…
こんな何層も苦渋が育まれる状態になることは、果たして子どもたちの生育環境として適切なのかどうかと言われると、わかんないんですよね。
相対的に見て、日本に生まれているだけでラッキーだってのはわかっていますが、それが30年後も継続できているのかと想像すると無理なんだろうとは思うのです。
それって子どもたちが損をする社会なんじゃないですか。
おわりに
いろいろな課題とか乗り越えなきゃいけない壁があるんでしょうけど、それらを乗り越えるために大人ってのはいるんじゃないでしょうかね。
老人たちのために社会を存続させても未来はないけれど、子どもたちのために社会構築をしていけば未来はあるじゃないですか。
お願いです。子どもたちを暮らしやすくしてあげてください。
ではでは。
ゑんどう(@ryosuke_endo)
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