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誰のために

 ぼくがnoteへアカウント登録をしたのは2014年4月で、毎日更新をし始めたのは2018年5月8日。そろそろ丸々1年、更新を続けてきたことになる。振り返って記事を漁ってみれば、過去の自分が何を書いていたのかを思い出すが、それ以上にどんな状況や環境だったのかを想像するのが容易になった。

 書いているテキストが、その時々に感じた感情の起伏や、ない頭を絞りながら何とか紡ぎ出した言葉を綴ったもので、毎日書いているひとつひとつのテキストは、その時、自分が何に対して感情を揺さぶられたのかをマジマジと思い返す。

 では、ぼくはこのテキストを誰のために書いているのか。

 上で書いてきたようなものを見返してみれば、ぼくは自分自身のために書いているのだと思える。そうだろう。自分がどんな事象に対して、何を考え、どう行動したのかといった備忘録として利用しているのであれば、自分のために他ならない。これが自分ではない誰かのため、などといってしまうことは勘違いも甚だしい。

 だが、ぼくはその勘違いを押し通す。

 誰のために書いているのか、を考える時間を作ってこなかったし、作る必要性も感じてなかった。毎日の更新をはじめるにあたり、自分がテキストを書き連ね、自分なりの考えや人生の切り端を記録する過程が、自分と同じ境遇や環境、状況を抱えることになった人に対し、少しでも前向きな影響を与えることができれば嬉しいと思っていたし、今でもその気持ちはなくなってはいない。

 主に誰に向けて書いているのかといえば、書く内容によって様々な顔が浮かんでくる。それは自分と生活をともにする子どもたちに向けた内容も少なくはないし、新潟をはじめとする地方を活性化させるために活動を続ける人たちに向けても、スポーツに関連する人たちに向けても書くことがある。

 ただ、やっぱり最終的に行き着くのは、なんだかんだと理由をつけたり、人の顔を思い浮かべながら書いたところで、自分自身が満足しているかどうかなのだと思い至る。上で「勘違い」と書いているのも、つまるところ最終的に行き着くところが自分自身の満足につながるからだと思っているのが理由だ。

 年齢を重ねてきたことからなのか、経験を積んできたからなのか、はたまた情けないからなのかは定かではないが、誰かに頼りたいと思うし、誰かのためになればいいとおぼろげながら思っていても、それが具体的に発現できるだけの力がない事実に、いい加減に絶望もしたくなっている。

 だが、いくら嘆いたところで事実としてのぼくは変わりようがないわけで、変えられるのは行動だけだ。うじうじと悩んだ挙句、何もしようとせずに最終的に行動も何も起こさなかった時に、ぼくはものすごく後悔をした。そんな自分が許せなかったし、何よりも悔しかった。

 浅い考えだろうがなんだろうが、まずは動いてみて、ダメな点があったのであれば修正を加えながら、調整と微調整を常に繰り返し、まっすぐでなくとも自分がある程度目指した着地点に到達できたのであれば、ひとまずはそれに満足し、少しずつ、でも着実に進んでいけるようにすべきだと気付いたのは30代を迎えてからだ。

 だから、この毎日更新をしている #えんどうnote も、自分が満足をするために書いているのは大前提だが、その前提の上に、誰かの顔を思い浮かべながら書いているのもまた事実だ。

 自分が経験した過去は、誰かも似たような状況や環境、感情を抱いた過去があるものだと思っているけれど、その逆は決して多くはないとも思っている。自分の経験は希少なものだとは思えないが、ぼく以外の人間が多くいるこの世界で、ぼく以外の誰かが何かしらを感じ、考える機会となり、行動に移せるための背中を押す機会になること、それがぼくの満足につながる。

 この文章は、池松さんが書いたテキストを読み、出てきた思いを書いたのだが、こうやって自分が誰のために書いているのかを考える機会になったのでものすごく感謝している。池松さん、ありがとうございます。


 今日もお読みいただき、ありがとうございます。誰かのために、なんて高尚な言い分を持ってるわけではないですが、こうやって読んでくださる方がいるのは嬉しいです。何より励みになります。

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ぼく:遠藤 涼介/Endo-san (@ryosuke_endo

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