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子どもたちと白山神社の夏祭りに行った話
どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。
ぼくの住む新潟県新潟市には白山神社という大きな神社があります。
新潟市中央区(古町地区)にある白山神社
新潟市の中央区(古町地区)に鎮座するこの神社は、新潟地域全体の総鎮守として、古くから篤い信仰を集めてきた由緒ある神社だそう。
サイト内の説明を読んでみると、現在の位置になる前、そもそもの位置がどこだったのかというと、信濃川の中州にあった白山島という島にあったそう。まぁ、地図をみてもいまいちピンとこないのですが…。
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江戸時代には、新潟湊の発展に伴い、白山島と白山神社を中心とした新潟町が形成され、白山神社は、町の南端に位置し、新潟町の核となる存在に。
戦国時代から江戸時代にかけて、上杉景勝や直江兼続など著名な武将たちが新潟の地を治めましたが、彼らも白山神社を尊崇したとあります。特に、佐渡金山の発見と開発により、新潟湊は佐渡金山の物流拠点としても重要な役割を果たすようになり、白山神社は湊の守護神としての信仰を集めたみたいですね。
江戸時代後期になると、北前船による日本海交易が盛んになり、新潟湊は北前船の主要な寄港地の一つへ。
船主たちは、航海の安全と商売繁盛を祈願して、白山神社に絵馬などを奉納していたとあり、現在も、そうした文化財が白山神社に残されています。
新潟市の古町地区には芸妓が存在していて、現在も連綿と引き継がれています。どうやら白山神社は、古町芸妓とも深い関わりがあったようで、江戸時代から古町芸妓は白山神社の祭礼に参加し、節分祭や春祭りなどの行事にも欠かせない存在だったといいます。
公式サイトの記述から、白山神社は単なる一神社にとどまらず、新潟の歴史や文化、経済活動と密接に結びついた、まさに新潟の「総鎮守」とも言うべき存在であることが伺いしれました。
でも、ごめんなさい。
信仰心の欠片も持っていないぼくからすると、やっぱりあまりピンとこないのでした。
子どもたちと「風鈴まつり」や「夏祭り」へ
ぼくも初めてだったのですが、白山神社では「風鈴まつり」なるものが例年開催されているらしく、妻さんに誘われたこともあり、子どもたちと共に行くことにしました。
以下は白山神社のサイトにある画像なのですが、いろいろな形をした数多くの風鈴が風に揺られてチリンチリンではなく、こう、チリリリリリリリン!!と大合唱をします。風鈴って、単独だとかわいらしい音を立ててくれますが、数多もの風鈴が一斉に鳴り響くとけたたましい音になるんですね。
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とはいえ、風鈴の奏でる音色には癒やされます。
画像にもありますが、夜になるとライトアップされ、夕暮れ時に重なると幻想的な光景になります。完全に暗くなってからよりも、暗くなる前、ほんと、夕暮れ時を狙っていけるのであれば、そっちのがよさそうです。
風鈴まつりは風鈴のチリリリリリリリリリン!って音と、幻想的な光景を楽しむもので、それはそれでいいのですが、「祭り」と聞くと出店、屋台といったものをイメージするのが子どもってもんでしょう。
ちょうど、夏祭りとして出店屋台が出店していたこともあり、子どもたちは各々のサイズに合った甚平をまとって出陣。
射的やダーツ投げ、くじびきなど、大人からしたら滑稽で仕方のないものだったとしても、あの雰囲気で体験するそれらの楽しさやワクワク、ドキドキする気持ちを知っているからこそ無下にはできません。
射的に500円と記載されているのを見ると「正気か」と思ってしまいますし、的として陳列されている商品も物珍しいものなどありません。しかも、それに当てるだけでなく落ちなければならないってんだから難易度も低くない。
いやー、正直な気持ちを言えば「もったいない」と思ってしまいますが、ドキドキした表情を浮かべる彼らの顔を見てしまうと、そんな野暮な感想を述べることもできなくなります。
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我が家の三名いる少年たちは、それぞれに一回ずつ、やりたい遊戯を楽しんでもらったあと、かき氷をごちそうしました。
氷を食べるのに味がすべて一緒なシロップをかけるだけの商品に400円とかって、冷静に考えたら正気の沙汰とは思えない金額設定なわけですが、それがお祭り価格ってもの。
コロナ禍を経て、引きこもり気質に磨きがかかってしまったぼくは、外食で一気にかさんでしまう食費を大きく気にするようになり、自宅で美味しく食べたり飲んだりすることに喜びを覚えてしまっていることから、後ろ髪を引かれる気持ちで…サイフを出すことすらためらいながらもオジさんたちに金銭を渡します。
でも、彼らの嬉しそうに、にこやかに、楽しそうに、って表情を見ると、そんなものは大した出費ではないのかもしれないなって。いや、大した出費なのだけど。
いずれにしても、新潟市へ気軽に足を運べる人は行ってみたらどうでしょ。
ではでは。
ゑんどう(@ryosuke_endo)
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