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#スポみら 主催レポート

これまで史上で最大規模

まず、数字的な結果から共有させていただきますと、新潟の中で社会的な規模としては大きくなることはできませんでしたが、これまで史上最大規模となりました。

これまでの最大参加数は、第一弾で、現地への参加者数が56名、Web視聴(LIVE/アーカイブ)参加者数が59名の115名が最大。

ただ、第一弾は現地へのアクセスを考えると、参加してくださった56名の皆さんには感謝しかございません。

正直、第一弾の会場は場所的にアクセスが良いのか悪いのかといえば、今回の会場と比較すると、劣ってしまう部分があるのは確かなので、参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

そして第四弾となった今回、現地への参加者数が80名、Web視聴での参加が40名と、切りがいい数字となりましたが、総参加者数が120名。

これまで4回もやってきて現地が80名かよ...みたいに思われるのもしれませんが、個人での趣味とも受け取れる活動で80名、というのは僕の中ですごく大きな数字であり、誇りに感じる数字でもあります。

まぁ、正直な話として、ぼくにビジネスセンスはございません。本業の忙しさを言い訳にも致しますし、家族を言い訳にもしてしまいます。

「だったら、そんなのに手を出すんじゃない!」みたいなお叱りを受けてしまいそうな気もしますが、そんなこといっても僕はこれをライフワークにして行こうと思っているので仕方ありませんです。

いずれにせよ、今回、平日の夜に有料開催のイベントで、合計で120名に参加してもらうことが出来た、という意味では「良かった...」なんて言葉では足りないぐらいうれしく思うわけです。

会社じゃなくて個人がやること

今回のゲストだった島田慎二さん(@SHIMAFASHINJI)是永大輔(@_kore_)さんとの初顔合わせをセットできた、ということに個人的には大きな価値があったなぁ...と感慨深い気持ちになっておりまして。

その機会に、ぼくだけではなく、他の方にも当事者として、証人を増やす意味で参加してもらった、という認識です。

お金を払ってるんだから、という意味で質を求められるものだとは思いますが、現段階においてぼくにそこまでのスキルもなければ余裕もありません。

以前の記事にも書いていますが、闇雲に突っ走ってきた部分もありますので、ド素人レベルの運営です。

このイベントは現状、「商品としてのイベント」ではなく、「コミュニティの延長」です。それを生業とするプロの人達が仕掛けているようなイベントであれば、その指摘も甘んじて受け入れましょう。

ただ、「ごめんなさい。許して下さい。」とまでは言わないまでも、ある程度は承知の上ですよね、と。

「どこまで求めますか」「どこまでなら許容できるんですか」ということを、ぼくは主催しながら、参加者の皆さんとの線引きについて空気感を味わっているともいえます。

もう一度聞きます。名もない個人が主催とするイベント、どこまで求めますか。逆の立場であれば、ぼくはどこまで提供できるようになればいいのか、ということを考えなければなりませんし、そこで悩んでます。

それを落ち着いて考える意味でも、今回で気持ち的な区切り、ということなのです。


ぜひ、ハッシュタグで追ってみてください

会場にいた誰もが、二人の話を聞きたいと思っていたでしょうし、ぼく自身すごく楽しみにしていました。

それは主催をするという立場ではなく、純粋にぼくの大好きな新潟という土地に所縁のある二人が、初めて会う、という事実に期待感しかありませんでした。

ぼくとしても、一応は主催な訳なので、事前にある程度は流れを考えていたものの、やっぱりはじまってみると二人が話してる内容をドンドンと聞いてみたい欲求にかられるわけです。

もっと引き出せたら良かったのかもしれないし、引き出すべきだったのかもしれませんが、やっぱり「自分が聞きたいとおもったこと」を聞くことが一番じゃないですか。

それをカタチに、というかぼくなりの進め方が会場からドンドンと諸手が上がりながら、聞きたいことを聞く、という流れな訳です。

そんな流れを体感できるのがTwitterのハッシュタグだと思いますので、ぜひ、ご覧いただければと思いますです。


二人の魅力は「思いやり=想像力」からくるのだと実感

お二人の話を伺っていて、やっぱり二人の立場で口々に出てくる言葉が魅力的なのは、ぼくたちがそれを期待しているからだし、その期待に応えられる内容を持っているからだ、ということですよね。

例えば、島田さんのクラブが提供する試合というのは商品であり、商品価値を高めるために経営、というものをするし、そのマネジメントをするという言葉にはハッとさせられるわけです。

そして、その自分たちが商品として提供するものにお客さんを誘う。その誘うということを指して、『誰かを誘うことは責任を伴うこと』とされている姿勢には深い納得と理解がありました。

商品価値を高めるためにISO9001を世界で初めてスポーツクラブで取得されたという話も、新潟出身の島田さんがお話をされることに、ぼくだけではなく会場にいた人たちは誇りに思ったのではないでしょうか。


また、是永さんが発した『アルビレックスは「空気」になる』が聞けて、すごく嬉しかった。これは経営理念、という話題に触れていた際にハッキリと聞くことができました。

是永新体制になってからの理念がどんなものかをぼくが調べる限りでは出てきませんでしたし、是永さんが発するクラブの目指す世界観として、すごく"らしい"ものでした。

理念、というのは頭がお花畑になる話のことですから、抽象度が高ければ高いほど、そして、解像度が高ければ高いほどに想起(イメージ)しやすくなります。

空気になりたい、というのは当然に存在するものであり、なければならないものになりたいということ。すごく期待したいと思えるものですし、期待せざるを得ません。


経営、ということをテーマに話を聞いていた部分もありますが、KPIのことや確率論の話もありました。それらもすごく魅力的な内容でしたが、ぼくの中では二人の口から出た「思いやり」という言葉がすごく刺さりまして。

#思いやりは想像力  である、と。

相手のことを思いやれるのかどうかが重要で、何でもかんでも自分だけのこととして考えるだけでは足りなくて、常に誰かのことを思いながら判断をすることこそが大切なんだ、と。

ただ、これってすごく難しいものだとも感じています。つい、ぼくなんかは利己的になってしまいがちで、自分が良ければ...みたいな所にまで行ってしまい、結果として人を傷つけることになり、後悔するわけです。

自分が行動することによって起こる、誰かへの影響を考えられるようになったのは、子どもとの生活が生じてきたから、というのもあります。

お二人への質問で、子育てについて聞かれた際に、「子育ては経営論だ」と島田さんが仰っていましたが、「何でもかんでも関与のしすぎは良くないけど、安全対策は必要」、と。

ただ、とはいえ、これは #経営#子育て を経験していないと実感がわかないのかもしれないなぁ、と思いながらも「そうなんだなぁ...」と妙に納得できた部分もあります。

「自分で決めること」を身につけてもらいたいと願うのであれば、その機会を提供しなければなりませんが、親心として、転んでしまうかもしれないという状況を目の当たりにすると手を差し伸べて助けたくなります。

是永さんが「転んでしまいそうな時に、手を出しますか?」と島田さんに聞いた場面。島田さんは「手をだしてもいいんですよ、そこは。安全対策ですから。ただ、どこもかしこも手を出せばいいということではなくて、安全対策をしっかりした上で転んでもらう分には問題ないと思います。」と。

これは自分が大きく転んだ経験がなければいえないことですし、それで悩む様子を見せてくれた是永さんもそうで、その狭間で揺れ動いている最中なのだと感じました。

そんな二人から出る「思いやりは想像力」だという言葉こそがメッセージだと思えましたし、思いやり(想像力)を大切にしている二人だからこそ、僕たちは惹かれるんだなぁ、と思う次第です。

半年間で第四弾まで開催することができましたし、その第四弾にこのお二人をお招きできた、開催できた、ということを喜んでおります。

また、今回から新しい取り組みとしてFor Youthと題して若者向けの活動を大学生を中心としてKick Offしました。

まだ、大学生が中心ですが、20代の社会人でも、高校生でも関係なく、個人名で集まって、新潟を盛り上げてくれることをはじめてもらおう、そのきっかけとなる機会を提供したい。

ぼくがやっていることを、若い人たちがドンドンと乗っかってきてくれれば、もっともっと新潟がおもしろいエリアになっていくのではないか、と思いますし、それに期待しています。

もちろん、自分でも繰り返し活動を繰り返していきますが、#スポみらForYouth の活動も始まりますので、どうか引き続き、よろしくお願いいたします。

改めまして、ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。

協賛

Lafresa Inc.

 代表の金子さん(@KazKanekoJPN)

株式会社デジロウ

代表の池田さん(@itomonari )

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