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フリーランスのみなさん、あなたの受注額は増えてますか。減ってますか。

 どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

 またランサーズさんが気になる情報を提供してくれました。いつもありがとう、ランサーズさん。

 何かと言いますと、「フリーランスに依頼を含む外注費の増減に関する実態調査」を実施したっていうもの。

 これについて触れつつ、フリーランスにとって何が大事なんだっけって生存するためにしなければいけないことを考えてみます。

外注費は全体的に増えていて「システム開発・AI活用」が大きく伸長

 まずは概要からいきましょう。

 直近1年の外注費について、「変わらない」「増えた」とする回答が8割を超えていて、中でも「システム開発・AI活用」「営業・マーケティング」など、AI領域や営業に関連するカテゴリが上位に挙がっているそう。

 そりゃ、これだけ生成系AIが出てきているわけですから、それを活用しない手はないでしょうし、何より、人手不足によって現場の業務工程を効率化しなきゃ回らないって話でもあるんでしょうね。

 経営者からしたら、現場が回らなくなることほどきつい状況はないわけで、それを避けるために大元の業務設計を確たるものにし、人がいなくても回るような体制を築く必要があります。要は属人化しないよう、仕組みづくりしなきゃならんってこと。

 社内にAIに関する知見やシステムを構築できる人材が確保できていないのであれば、それを活用できる外部に依頼をしようって話になるのは当然の話ですからね。

 一方、外注費が減少傾向にあるカテゴリには、「専門職代行」や「ライティング」が挙げられています。

 この「専門職代行」ってのは、コロナ禍で支援金や補助金といった各種申請関係で士業に依頼を出したほうが早いよねってことで外注してた分が無くなったって話みたい。まぁ、そりゃそうか。

 ライティングが減少傾向にあるってのは、多くのライターさんにとって耳の痛い話でしょうね。それこそ生成系AIに取って代わられたって話になりますから。

 個別に見ていけば受注数や金額が落ちていない、むしろ上がっているってフリーランスライターさんはいるでしょうが、全体的な視点に立つと減っているってのが今回の調査結果である点は押さえておきましょう。

 んー、けど、余計な仕事を外注しなくなったって意味では企業経営として正しい気がしますけどね。AIを使って業務の効率化が図れているのであれば、それを否定することはできませんし。

 と、まぁ、全体的にはこういう状況。

全体的な需要は安定しているけれど、フリーランスの中で受注格差がより強く。

 次ですが、この調査結果から分かることは単純で、「誰でもできるようなこと」とか「機械(AI)に代替されるような仕事しかできない」場合には淘汰されるってことです。

 たとえば、AIやそれらを駆使した開発系スキルを持つフリーランスには大きな優位性があります。

 上の概要でも触れている通り、「システム開発・AI活用」の需要が高まっていますし、これからもしばらくは伸長していくことでしょう。それらに関連するスキルや経験、知識を持つフリーランスは高単価の案件を受注しやすくなる可能性があることはいうまでもありません。

 さらに、相変わらず営業・マーケティング系スキルの需要は強い

 調査内で外注費が増加したカテゴリとして、「動画制作・写真撮影」「営業・マーケティング」「事務・アシスタント」が挙げられています。新規で増加した項目だと「Webサイト制作」「事務・アシスタント」「経営・戦略コンサルティング」だそうです。

 仕事のフロントもバックも外注で済ませるようになってきてるとも言え、企業ができる限り少人数で効率的な事業活動をしようとしているのが傾向として伺えますし、これに応えられるようなスキルや実績を提示できなければ受注することが困難になっていくでしょう。

 さらに、企業規模ごとに要件が異なる点も踏まえる必要があります。

 外部へ発注する金額の内訳を見ると、大企業ほど「システム開発・AI活用」案件の割合が高く、規模が小さい企業ほど「Webサイト制作」「デザイン制作」案件の割合が高くなっている傾向あるそう。

 より複雑なことを手掛けることが可能なフリーランスには、当然ながら相応の案件単価が支払われますが、無料ツールでも代替できるような業務内容の場合には、やっぱり相応の金額しか受け取れないってことになります。

つまり「自己研鑽」と「営業」ってことで着地

 とは言え、全体的に需要は安定傾向で、企業の外注するニーズは堅調だと言えます。冒頭で記載している通り、外注金額の変化について「変わらない」「増えた」と回答する企業が8割を超えているってことは、外注したい企業はあるってことですからね。

 ただ、AI・開発系のスキルや実績のあるフリーランスには大手から相応の金額が支払われる一方、ライティングなどを生業にしているフリーランスは大手からも規模の小さな企業からも受注が受けづらくなっていて、ますますフリーランスにおける生存するための力が必要になってきます。

 つまり、結局は「自己研鑽」と「営業」っていう当然な結論に至るわけです。

 新たなスキルや知識を身につけ、それを元に実績をつくること。

 新たな実績をつくるためにも営業活動をしなければいけないし、そもそも営業スキルがない人間がフリーランスなどできるはずがないってことです。

 つらいですなぁ…ツラい。

 営業スキルを身につけて営業で受注しようってことではなく、自分自身を売れるぐらいの営業力ってことですからね。

 それができない人間はフリーランスするなって突きつけられているようなもので、割と営業活動に苦手意識を持っている人が逃げるようにフリーランスって名の無職をやっているところもあるでしょうから、ドンドンとつらくなっていきますね。

 がんばってください!

おわりに

 まぁ、かくいう、ぼくも妻さんから「在宅フリーランスじゃなくて引きこもりの失業者だろ」と言われ、「ぐぬぬ」と返す言葉もありませんからね。

 あー、アラブの石油王になれないかなぁ!!

 ではでは。

 ゑんどう(@ryosuke_endo)


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