そんごくう

ライター、編集者&ノマドファーマー 海のそばで農仕事に関われる場所を移動中。 好きな場…

そんごくう

ライター、編集者&ノマドファーマー 海のそばで農仕事に関われる場所を移動中。 好きな場所で働き、暮らしながら、体感したことを伝えます。

マガジン

  • 【支援者向け】防災情報ポータルサイト

    • 15本

    支援者向け防災情報のお役立ち記事をまとめたマガジンです。 八幡浜市版情報共有会議「トロール会議」のメンバーで更新しています。

  • オレンジまるごとプロジェクト

    • 3本

    八幡浜を愛するメンバーが集まり、摘果みかんを使用した地産ハンドクリームを制作中。応援よろしくお願いします!

  • 天敵と暮らす。(笠岡市)

    2022年3月~5月。笠岡市神島(こうのしま)で、ブロッコリー収穫の仕事をしながら、親戚の空き家を整理・掃除して暮らした二ヵ月半の記録。 「車がないと生活できない」といわれる田舎で、自転車だけで生活した体験記にもなっています。

  • 愛媛のしっぽで暮らす。(伊方町・八幡浜市)

    2020年に海洋プラスチックごみ拾いのボランティアで滞在した八幡浜町・伊方町の景色、人、食べ物に魅せられ、2021年には伊方町のみかんアルバイターを体験。 2022年には八幡浜市のコワーキングスペース・コダテル会員に。 伊方町や八幡浜が好きすぎて、何度も通っています。

最近の記事

災害支援におけるデジタル活用 (災害デジタルボランティアの募集)

8月18日のトロール会議では、オフィス園崎代表の園崎秀治さんに「災害支援における情報共有とICTの重要性」についてお話しいただきました。 講師の園崎さんは全国社会福祉協議会に勤務の後、現在はオフィス園崎で災害ボランティアセンターの支援、特にICTを使った現場の効率化に取り組んでおられます。 今回の講演では、園崎さんが実際に支援に関わってきた災害・被災地の体験をふまえ、少しでも被災者に届く支援を増やすために、できる限り多くの人と情報を共有し、ICTを活用した運営に取り組むこ

    • 災害時における被災支援に関する協定

      令和5年4月13日に八幡浜市役所、八幡浜市社会福祉協議会、八幡浜青年会議所(八幡浜JC)の三者による「災害時における被災支援に関する協定」が締結されました。 今回は、三者協定の締結までの経緯を含め協定の内容を知ることで、それぞれの団体や個人がどんな点で協力でき、どんなアプローチをしたら八幡浜市全体の防災力が上がるかを考え、話し合う機会となりました。 ◆初めに八幡浜市役所から、三者協定締結の目的と支援内容について説明がありました。 八幡浜市役所 この協定の目的は、大規模な

      • 2022年度後半の活動報告

        今回のトロール会議では、2022年8月~2023年3月の各団体の活動の中で出てきた課題やニーズを報告し、平時や発災時に自分たちに何ができるかを話し合い共有しました。 課題 (平時) さざまな取り組みを行っているが地区内でもばらつきがあり、参加者全てに網羅できていない 行政も民間も人員不足 トロール会議も人員不足。もう少し参加者を集めたい。発災したときにどう動くのかが不明確 学校での備蓄が難しい 各団体それぞれが孤立して頑張っている感じがある。そこを統合させるような

        • デジタルボランティアを含めた机上訓練

          今年度最後のトロール会議では、発災を想定した机上訓練を実施。 今回はデジタルサポートを担う高校生にも参加してもらいました。 刻々と変化する災害状況の通知や情報提供に、机上訓練とはいえ本番さながらの混乱した状態やハプニングもあり、トロール会議の役割や問題点の認識、共有につながりました。 🔹目的 訓練を通して発災時のデジタル人員とトロール会議の役割を考える 🔹発災時のトロール会議の役割 🔹机上訓練の一連の流れ ①コントローラーとプレイヤーに分かれて行います。  コント

        災害支援におけるデジタル活用 (災害デジタルボランティアの募集)

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        • 【支援者向け】防災情報ポータルサイト
          15本
        • オレンジまるごとプロジェクト
          3本
        • 天敵と暮らす。(笠岡市)
          2本
        • 愛媛のしっぽで暮らす。(伊方町・八幡浜市)
          5本

        記事

          みかんいろいろ。メンバーもいろいろ

          2022年4月に始まった「オレンジまるごとプロジェクト」。 2023年1・2月のクラウドファンディングも多くのみなさまにご支援いただき、無事終了。 10月の商品リリースに向けて進んでいます。 プロジェクトの立ち上げからクラウドファンディングを始めるまでのストーリーはこちら ↓ 昨年4月、プロジェクト発案者で代表の🍊Suzuの呼びかけに手を挙げた6人のメンバーが加わり、それぞれができることをやりながら進んできました。 職業も年齢も居住地もバラバラなメンバーに共通するのは、

          みかんいろいろ。メンバーもいろいろ

          自主防災の役割と今後

          今回のトーロール会議全体会議では、自主防災の役割と今後についてパネルトークを行いました。 コーディネーターは愛媛大学社会連携推進機構教授の前田眞さん。 パネラーは八幡浜市自主防災連絡協議会会長の木下恵介さん、白浜地区自主防災会の中島和久さん、松蔭地区自主防災会の八木徹さん。 3人のパネラーから各地区の自主防災の活動や取り組みについてお話しいただいた後、八幡浜市全域や地区ごとの自主防災の今後の課題や進め方について、参加者からの意見を交えて話合いました。 八幡浜市の自主防災

          自主防災の役割と今後

          クラウドファンディング始まってます。

          2022年4月に立ち上げた「オレンジまるごとプロジェクト」。 プロジェクト立ち上げまでの物語についてはこちら ↓ 立ち上げ当初は、「摘果みかんを活用したハンドクリームを作る」ことは決まっていたものの、何から始めたらいいのかわからず、なかなか前に進みませんでした。 あれから10ヵ月。2023年1月、商品開発・製造費を賄うため、クラウドファンディングを始めました! 何とかここまできました!! プロジェクト初挑戦の7人のメンバーを乗せた船は、行きつ戻りつしながらようやく湾か

          クラウドファンディング始まってます。

          災害支援プラットフォームの構築をめざして

          今回は、八幡浜青年会議所 四国地区 愛媛ブロック協議会の増田竣輔さんと愛媛県社会福祉協議会の高田敬士さんから、災害支援プラットフォームの構築に向けてのこれまでの活動と今後について報告をいただきました。 八幡浜青年会議所の活動報告災害プラットフォームの構築に向けて 青年会議所として新しいネットワークをどんどん構築していこうとしています。 八幡浜市のトロール会議に値するものが宇和島、新居浜、今治にもありますが、これを愛媛県各地で増やしていきたいと活動してきました。 トロール

          災害支援プラットフォームの構築をめざして

          オレンジまるごとプロジェクトnote はじめます。

          「オレンジまるごとプロジェクト」は、愛媛・八幡浜を愛するコダテル会員のメンバーが、地産ハンドクリームをつくるプロジェクト。 摘果みかん🍊を活用した商品づくりを通して、年齢、職業、障がいのあるなしに関わらずいろんな人をまるごと巻き込んで、地域を、社会を元気に、豊かにしたいと思っています。 八幡浜ってどんなところ?愛媛県の形は、プーマのロゴに似ているといわれています。 八幡浜市はプーマのおしりの部分。しっぽの付け根あたりです。 ちなみに、しっぽにあたる佐田岬半島は四国の最西端

          オレンジまるごとプロジェクトnote はじめます。

          地域を守るために今やっておくこと  白浜地区の取り組み

          今回は、防災士の的場光江さんが白浜地区での防災の取り組みについてお話してくださいました。 自主防災会の活動を通して気づいた課題に対して、具体的に行った対策、その結果について、日本防災士会での学びを交えて紹介。 グループディスカッションを通して「今やっておくこと」の確認や課題について参加者全員で共有しました。 災害の「想定外」を想定しておくこと 災害には、予測できないもの(地震、原子力災害)、予測できるもの(台風、大雨、高潮、洪水、大雪)、ある程度予測できるもの(土砂災害、雷

          地域を守るために今やっておくこと  白浜地区の取り組み

          南海トラフ地震を想定した復興デザインの提案発表 八幡浜高校防災地理部

          6月9日(木)に今年度最初の支援者向けイベント「八幡浜高校防災地理部の発表」が八幡浜みなっと みなと交流館で開催されました。 最初に八幡浜高校防災地理部が「南海トラフ地震を想定した復興デザインの提案」を発表しました。 その後参加者はグループに分かれ、発表に対してのアイディアをディスカッション。最後に各グループのアイディアを参加者全員で共有しました。 🔹八幡浜高校防災地理部の発表 八幡浜高校周辺は海・川に面し背後に山が迫り、狭い土地に住宅が密集しており、南海トラフ地震が起

          南海トラフ地震を想定した復興デザインの提案発表 八幡浜高校防災地理部

          住む人がいなくなれば、家の中の物はすべてゴミ?

          初めて笠岡の家を見たときの印象は、「思っていた以上にきれいやん」だった。 (笠岡の家に住むことになったきっかけは、こちら↓ ) この家に長年一人暮らししていた義弟のお母様は5年前に施設に移られ、今年1月に亡くなられた。 空き家になって以降、水道と電気は止めずにいて、県内に住む義妹夫婦が年に2回庭の草刈りはしていたようだ。 2月にお母様の納骨のため急遽アメリカから帰国した義弟が、埃だらけだった風呂場とトイレと畳の上をきれいに掃除してくれていたので、私が暮らし始めた3月には

          住む人がいなくなれば、家の中の物はすべてゴミ?

          世の中で一番ニガテな生き物がいる町、で暮らす。

          きっかけは、アメリカ在住の妹からのLINEだった。 「お姉ちゃん、笠岡の家に住んだら?」 笠岡の家、というのは義弟(妹の夫)の実家。 岡山県笠岡市神島(こうのしま)にあり、義弟のお母様が 25年一人暮らしの後、5年前に施設に入られて以降は空き家になっていた。 その家は港から徒歩2~3分。 築90年ほどの古い家だが庭が広く、金柑、すだち、みかん、八朔など数種の柑橘系の木が育ち、お母様は庭の半分ぐらいを畑にされていた。 妹一家は子どもが小さいころは毎年帰国時にこの家を訪れ、

          世の中で一番ニガテな生き物がいる町、で暮らす。

          愛媛のしっぽで暮らす。みかんアルバイター体験記 5

          2011年11月~12月、愛媛県西端の伊方町でみかんアルバイターとして暮らした1ヵ月半の記録。 佐田岬半島の吸引力 みかんの方は落ち着き、先週からはポンカンの収穫が始まっている。残すところあと1週間。 早かったなぁ。 この週末は、八幡浜市、伊方町で今年も「瀬戸内海年末大掃除」があった。 昨年初めて参加し、今、私がここにいるきっかけになった海洋プラスチックごみ拾いのイベントだ。 今年はみかんの仕事があるので、初日の夜のミーティングにだけ参加した。 昨年、拾っても拾って

          愛媛のしっぽで暮らす。みかんアルバイター体験記 5

          愛媛のしっぽで暮らす。みかんアルバイター体験記 4

          2011年11月~12月、愛媛県西端の伊方町でみかんアルバイターとして暮らした1ヵ月半の記録。 まんじゅうとちりめん ちょうど1年前。 佐田岬半島のプラスチックごみ拾いのイベントに参加したとき、伊方町でちりめん漁を営むKさんと菓子舗店主のTさんと知り合った。 二人とはずっとSNSでつながっていて、こちらへ来たらぜひお会いしたいと思っていた。 最初の休みの日には自転車でTさんの菓子店へ向かった。 お店で名物「うにまんじゅう」をいただきながらいろいろお話しするうちに、T

          愛媛のしっぽで暮らす。みかんアルバイター体験記 4

          愛媛のしっぽで暮らす。みかんアルバイター体験記 3

          2011年11月~12月、愛媛県西端の伊方町でみかんアルバイターとして暮らした1ヵ月半の記録。 「ひろい」と荒れる山 こちらへ来て3回目の日曜日は、Mさんのみかん山でお手伝い。 Mさんは平日は農協にお勤めなので、みかんの仕事ができるのは土日だけ。 今日の収穫は「ひろい」と呼ばれ、最後に取り残した実を全て収穫する仕事。 きれいに色づいた実はすでに収穫が終わっており、残っているのは日焼けしたり黒ずんだり、シワシワだったりするものばかり。木に付いてはいるが残り物を「拾う」よう

          愛媛のしっぽで暮らす。みかんアルバイター体験記 3