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【現実】(区別か差別) か悪魔

 いつも使っていた言葉が、突然、差別用語に変わることがあります。いきなり、使えなくなります。それは、例えば、区別するために用いた言葉に、人間の悪い概念が、べっとり張り付いて、差別用語に化たおばけです。

 小学生の時、私が生まれ育った千葉県の田舎では、普通に、私の実家は『第5〇〇』にあります。この〇〇、社会の教科書に『⭕️⭕️差別』と書いてあり、驚きのあまり、先生に聞いたことがあります。

 先生は、「この地域では使ってもいいけど、関西の方だと使えない」と言ってました。

 子供だったので、⭕️⭕️が差別用語だと言われても、全く意味がわからない。
 わかったのは、大学生になって『⭕️⭕️差別反対運動』をテレビで見た時です。

 その時、『差別用語』の概念が完成しました。自分の中で、差別の世界が広がってしまった‼️

 その概念、自分の人生に必要なかった、と思っています。
 心を変えないと、用語の使い方が変わりません。
 自分の心が変わっても、周りの変わらない世界が、使うことを許しません。
 使った途端、「差別だーーー!」と言われます。

 そして、いくら差別用語を禁止しても、その根っ子にある心を消さないと、
 違う言葉になって、復活して来るでしょう。

 もしかして、この心の使い方と概念が、悪魔の正体か?

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