『k-mic』ビジネスの観点からヘルスケア領域をみる!【医療系学生団体・勉強会・インターン】


k-micのロゴ

どういった団体ですか?

”k-mic”はヘルスケア領域の様々な課題に対して、ビジネスの観点から克服を目指すmedical entrepreneurの育成を行う学生団体です!

2021年に設立されて以来、慶應大学の現役医学生に加え、同大学理工学部や湘南藤沢キャンパス、さらには他大学の学生が新たにメンバーとして加わり、合計60名ほどで活動しております。イノベーションに不可欠とされる学際的なコミュニティを目指し、常に広く門戸を開放しています。

k-micは慶應大学医学部発ベンチャー協議会(https://ventures.med.keio.ac.jp/)と包括的に連携しており、様々な医療系企業・プロフェッショナルとの繋がりがあることが我々の特徴であり強みです。

​​医療者を志す学生だからこそ見えてくる現代医療の限界。その壁を打破するアイデアを様々な分野の仲間と共に試行し、産業・政策・アカデミアを巻き込んで、痛みを抱える方々に明るい未来を届けられる様に。日々、k-micは学びと実践を繰り返しています。

立ち上げ秘話

慶應大学の総合大学としての強みを活かして、学生が医療イノベーションについて学び・実践できる場所を作りたいという思いから、当時眼科学教室教授の坪田一男先生に協力していただきながら立ち上げに至りました!

立ち上げ初期の段階から教授や元々こういったことに興味のある先輩たちの協力を取り付けられたことはとてもありがたかったと思っています。以前から似たような活動をする団体は慶應にあったのですが、数年で活動停止してしまっていたりしたので継続させていければと思います。

どういった活動をしていますか?

他団体と協力してオープンの講演会を開催したり、k-mic所属のメンバーのみでの勉強会を開催しています!

起業家インタビュー企画

先輩医師起業家に直接質問する形での参加型企画 

株式会社坪田ラボ(東証グロース市場上場)の代表取締役CEOの坪田一男先生のインタビュー企画の写真

他にもHeartseed株式会社取締役CFOの髙野六月様をはじめとする様々な先生方をお呼びしています。

教育プログラム(バイオデザインワークショップ)

東京大学のバイオデザインの先生方にお越しいただきオンラインでのワークショップを開催していただきました。バイオデザインとは医療現場のニーズから医療機器の開発を目指す一連のプロセスのことで、スタンフォード大学が開発した実績のある仕組みです。

講演

インタビュー企画やワークショップ以外に、普通の講演企画も行っています。これまでに慶應義塾大学医学部イノベーション推進本部特任助教の田澤雄基先生や、株式会社レストアビジョン代表取締役CEOの堅田侑作先生、OUI Inc.代表取締役CEOの清水映輔先生などにお越しいただいています。

ビジネスプランの創出

実際の課題からプランを考えてみるといったことも行っています。
k-mic所属メンバーが2021年の慶應医学部主催の健康・医療ベンチャー大賞学生部門決勝(倍率20倍ほど)に進出し、オーディエンス賞を獲得し、また2022年の同大会では優勝するなど、実績を生み出しております。

インターン・マッチング

企業さんとの繋がりからインターンの仲介を行っています。k-mic経由でインターンに参加した学生が実際若干名おり、全員長期的に企業と関わって大学では学べないイノベーションの実際についてたくさん経験しております。

どういった人に参加してほしいですか?

少しでも医学、あるいはイノベーションに興味のある人、意欲のある人。

こういったビジネスをしてみたい、もしくはインターンに挑戦してみたいなど、自ら学んでいく意欲のある人を特に募集しています。こういった方にはお手伝いできることがたくさんあると思います!
歯学部・看護学部・理工学部・文系学部の学生もいたりしますので、学部関係なく参加募集しています!

どのくらいの規模で活動していますか?

全体人数約60名(内運営4名)、一回あたりのイベント参加者10〜20名。

代表:中原楊(慶應義塾大学医学部4年)
2022年4月に医療DXベンチャーPleap Inc.を共同創業し、取締役に就任。過去にはinochi Wakazo Projectの関東代表などを務める。
Twitter:https://twitter.com/yon20000118

副代表・広報:窪田翔(慶應義塾大学医学部4年)
中原の同級生で、イノベーションと団体運営そのものに興味があってやっています!
運営:塚本雄太郎(慶應義塾大学医学部1年)、小島祐依(日本医科大学3年)

コメントあれば!

我々はできて2年経つか経たないかぐらいの団体です!ですので、まだまだ手探り状態ではありますが、日本の医療が様々な形で少しでも良くなればいいなという思いを胸に、日々活動しております。

各種SNS

ホームページ:https://www.k-mic.org/
Twitter:https://twitter.com/kmedinnovclub

まとめ

今回の記事を書くにあたって代表の中原さんや窪田さんにお話を聞かせていただきましたが、お二人ともとても熱い方でとても感動しました!学生という立場でありながら、これからの医療の未来を考えていたり、次の世代にどう繋いでいくかということを考えてこの団体を運営されているということがとても伝わってきました。
皆さんもぜひ、k-micさんの活動を覗いてみてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?