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特急消滅の衝撃。富山地方鉄道2013年改正ダイヤの優等列車を振り返る
富山地方鉄道の特急・急行ダイヤを振り返るシリーズ第5回。今回は2013年12月26日改正ダイヤを取り上げます。前年の2012年12月21日にも改正が行われていますが、その改正は特に優等列車についうて大きな変化はありませんでした。今改正は、日中の普通列車の一部削減、滑川発着列車の一部中滑川発着への短縮など、やや縮小ムードの改正となっています。
本線は朝ラッシュ急行に変化
本線の下りでは、平日の「
地鉄分補給旅、特急なきアルペンルート(3)特急「立山」に期待
本宮駅から早朝の常願寺川沿いの集落を散策し、有峰口駅までやってきました。有峰口駅は2020年にリニューアルされたのですが、かつての姿を途中下車して見ておかなかったことを後悔しています。
さて、有峰口から上り列車で富山市街地に戻ります。有峰口6:34発(306列車)は先ほど乗った快速急行の折り返しです。早朝の立山発列車、車内には乗客はゼロでした。しかし、私と一緒にこの列車には顔見知りらしき2名の「
地鉄分補給旅、特急なきアルペンルート(2)朝の快速急行
前日夜に富山入り。地鉄の平日夜間の利用状況を確認しました。
2022年4月29日(祝)、3年ぶりとなる外出制限なしのゴールデンウィーク突入。今回の旅の本命である、早朝の立山線「快速急行」に乗車します。
午前5時過ぎ、電鉄富山駅改札へ向かうと、有人改札の手前には改札を待つ列が作られていました。その時点で10名程度だったでしょうか。初発の宇奈月温泉行きが出発し、改札が始まる直前には列は15人くらいま
地鉄分補給旅、特急なきアルペンルート(1)地鉄の平日深夜輸送
2022年4月28日夜、ゴールデンウィーク突入の前日に思い立って富山の地に足を踏み入れました。北陸新幹線がなければ実現できなかった行路。
4月1日のダイヤ改正で特急列車が定期ダイヤから消滅した富山地方鉄道。ゴールデンウィークに突入するタイミングで、果たしてどの程度の地鉄による観光利用があるのかを見てみたくなったのです。
私自身、アルペンルートが開通する4月~11月の時期に地鉄を訪問するのは8年
特急消滅の衝撃。富山地方鉄道2004年改正ダイヤの優等列車を振り返る
続いて2004年3月改正ダイヤです。このダイヤ改正では特急のワンマン化が実施されました。よってこの改正以降、多客期に一部例外はあるとしても、通常は特急は2連で運行されています。
また、本線普通列車では日中に増発が実施され、電鉄富山~上市間で毎時3本、上市~滑川間でも毎時2本が設定される"攻め"の改正でした。
さて、特急・急行の運行を見ていきましょう。これまでのダイヤと違って、明確に平日ダイヤ・土
特急消滅の衝撃。富山地方鉄道2000年改正ダイヤの優等列車を振り返る
2022年4月15日ダイヤ改正。富山地方鉄道から定期特急列車が消滅します。昨年4月のダイヤ改正で、特急「アルペン」1本(シーズンオフは特急「うなづき」に変更)を除いて特急列車が削減されてしまったのですが、ついに全廃の時が来てしまいました。コロナの状況が長引いてしまったとはいえ、この状況は寂しい限りです。
それだけではありません。平日夕方の下りに設定されていたローカル輸送を目的とした急行も消滅した