【沖縄そば】常温で持ち帰れる材料で作ってみたら本格的な味になった①
沖縄そばは、カツオだしをベースにしたスープと太めの平打ち麺、とろとろになるまで煮込んだお肉などのトッピングでいただく沖縄の代表的な郷土料理の一つです。
旅行で沖縄を訪れた際に食べた方も多いのではないでしょうか。
沖縄そばは、自宅で手作りするには時間や手間がかかり、材料のほとんどが「要冷蔵」。沖縄県外へ常温で持ち帰ることができるお土産用の沖縄そばセットは少し値段が高め。
そこで今回の記事では、
・沖縄県内のスーパーで安価で購入することができ
・常温のままご自宅へお持ち帰りできる
沖縄県で製造されているインスタントやレトルトの食材を使った、沖縄そばの作り方を紹介します。
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「自宅でも本格的な沖縄そばを作ってみたい」
という方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!
沖縄そばの材料は、沖縄県内の地元スーパーで購入できます。
沖縄県へ旅行へ来た際に、材料を購入してご自宅でも沖縄そば作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
インスタントやレトルトの材料でも、おうちで本格的な沖縄そばの味を楽むことができるので、ぜひお試しください。
沖縄そばの材料
今回紹介する沖縄そばの材料は以下の通り。
そば麺(乾麺)
そばだし(顆粒タイプ)
三枚肉とソーキ(レトルト)
現地調達:紅しょうが、青ネギ
沖縄そばの材料は、スーパーの「お土産コーナー」や「沖縄県産品コーナー」に置かれていますが、一般食品コーナーのものが安価で、パッケージも最小限でコンパクトです。
乾麺は、一般食品コーナーの「うどん麺」や「そうめん」等と並んで置かれています。
レトルトの三枚肉やソーキは、スーパーにもよりますが、レトルトコーナーや精肉コーナーの近くにあります。
ちなみに今回の材料費(2人前)は税込で1,294円で、1人あたり647円になりました。
トッピングの肉類を今回は贅沢に2種類(三枚肉とソーキ)購入しているので、外食で食べる値段よりはかなり低くなっています。
そば麺(乾麺)
金額:192円(乾麺+顆粒そばだし)
沖縄そばは、地元のスーパーで生麺で売られています。
しかし、生麺だと「要冷蔵」で、賞味期限も1〜2日程度の場合がほとんど。
そのため今回は、長期保存が可能な乾麺を利用します。
生麺ほどのもちもち食感はないものの、沖縄そばの味が損なわれるということはありません。
また、乾麺ならコンパクトに荷物に収まることも便利なところ。
そばだし(顆粒タイプ)
そばだしは、本格的に一から作ろうとすると数時間はかかってしまうこともあります。
ボトルに入った濃縮タイプのものもありますが、多くメーカーで「要冷蔵」の場合がほとんど。
そこで今回は、インスタントの顆粒タイプを使用します。
ちなみに、今回使用したものは麺と顆粒のそばだしがセットになった2人前のものを使いました。
三枚肉とソーキ(レトルト)
金額:三枚肉→429円、ソーキ→386円
トッピングの三枚肉(ラフテー)とソーキ(スペアリブ)は、調理済みのレトルトパウチを使います。
もちろんレトルトパウチなので、常温保存、長期保存が可能です。
【注意】
パッケージに「沖縄そば用」とは書かれていません。
「三枚肉」や「ソーキ」と書かれたパッケージを選びましょう。
※好みに合わせて「三枚肉」か「ソーキ」のどちらか1つ、または「てびち」を選んでみるのもおすすめ。
ちなみに今回購入したレトルトパウチは、スーパーで一番お求めやすい価格のものでした。
(どのメーカーのものも美味しいので、価格で選びました)
現地調達:紅しょうが、青ネギ
金額:ネギ→149円、紅しょうが→138円
紅しょうがと青ネギは、日本全国どこのスーパーでも手に入るはずなので、作る際にお近くのスーパーで購入しておきましょう。
ネギは青ネギ、紅しょうがは「沖縄そば用」というものは特にありません。
何でも大丈夫です。
必要な調理器具
調理器具は、どのご家庭にもある調理器具で大丈夫です。
以下の調理器具をご用意ください。
・鍋(レトルト温め用)
・鍋または電気ケトル(スープ温め用)
・鍋(麺茹で用)
・ザル
・まな板
・包丁
沖縄そばの作り方
①三枚肉とソーキを温める
調理開始とともに着火。レトルトパウチ湯煎用のお湯を沸かします。
沸騰したお湯に三枚肉とソーキのレトルトパウチをドボン。
大体3分〜5分程度温めます。
温めている間に他の具材の準備を進めましょう。
②トッピングを準備する
青ネギをカットしておきます。
紅しょうがはすぐに取り出せるように、タッパーなどに移し替えます。
(お好みで錦糸玉子、かまぼこをトッピングするのもおすすめです。)
③麺を茹でる
トッピングの準備と並行して、麺を茹でるためのお湯を沸かします。
そばの麺はたっぷりのお湯で茹でましょう。
購入した乾麺の種類にもよりますが、大体5〜6分程度です。
乾麺のパッケージの裏に「麺の茹で方」が記載されているので、指定された時間で茹でます。
④麺をザルにあげる
茹で上がった麺をザルにあげ、麺がキンキンに冷えない程度に流水でぬめりをとります。
麺が冷えてしまうのが気になる方は、流水でぬめりをとった後、お湯をかけておきましょう。
チャッチャッと水切りしておきます。
続いて、スープを準備します。
⑤湯煎した三枚肉とソーキを出す
湯煎した三枚肉とソーキは、あらかじめ別のお皿などに出しておくとトッピングの際にスムーズです。
パッケージの中でアツアツになった三枚肉とソーキはとろとろ・プルプル。
また、パッケージを開封した瞬間に、キッチンが醤油と出汁の香りで満たされます。
【注意】
柔らかく崩れやすいので、なるべく箸で掴まず、お皿などにドバッと注ぎ出した方が良いです。
とろとろ・プルプルの見た目と、食欲をそそる香りでテンションも上がります。
⑥スープを準備する
麺を茹でている間にスープの準備をします。
今回は2人前なので鍋に約600mlのお湯を沸かします。
こちらも、お湯の量がパッケージの裏に記載されているので、指定量のお湯を沸かしておきます。
乾麺と一緒に入っていた顆粒タイプのそばだしを麺鉢に入れ、沸騰したお湯で溶かします。
スープの準備ができればあとは盛り付けるだけ。
⑦盛り付ける
麺をスープが入った麺鉢へ入れ、トッピングの三枚肉とソーキを載せます。
今回は、三枚肉とソーキをトッピングに取り入れましたが、お好みで錦糸玉子やかまぼこを入れるのもおすすめです。
沖縄そばに使用されるのは棒状のかまぼこですが、たまーに小さな食堂に行くと、本州でよく見かける紅白かまぼこが盛り付けられていることがあります。
(本当に、たまーにですが。。。)
お好みネギとで紅しょうがを盛り付けたら完成です。
今回作った沖縄そばの味
今回はインスタントやレトルトなど、常温保存できる材料で沖縄そばを作りました。
美味しくできるか心配でしたが、実際に食べてみたら、本格的な沖縄そばの味で驚きました。
麺をすする箸が止まらず、何度も「ウマー!!」と口に出していました。
そばだしのカツオの風味がしっかり効いていて、気がつけばスープは全部飲み干していました。
麺は乾麺だったため、生麺のようにもちもち感はないものの、味が損なわれることはなく、そばだしのうま味を吸って味わい・・・。
レトルトの三枚肉とソーキはプルプルで味がしっかりしみていて、口入れるとほろりと柔らかく、とにかく美味しい。
まとめ
今回の記事では、
・沖縄県内のスーパーで安価で購入することができ
・常温保存のままご自宅へお持ち帰りできる
沖縄県で製造されているインスタントやレトルトの食材を使った、沖縄そばの作り方を紹介しました。
沖縄県へ旅行へ行った際に食べた沖縄そばの味が恋しくなった頃に、ぜひ試していただきたい作り方です。
スープはインスタント、麺は乾麺、トッピングはレトルトパウチのものを使用しましたが、美味しくいただくことができました。
沖縄そばの材料が買える場所
多くの場合、お土産屋さんで、沖縄そばセットを購入いただくことができますが、
・自宅用で箱入りのパッケージじゃなくても問題がない場合
・安価で多めに購入しやすいものをお求めの場合
などは、ぜひともローカルのスーパーで沖縄そばの材料を探してみてください。
沖縄そばの材料は、スーパーの「お土産コーナー」や「沖縄県産品コーナー」ではなく、一般食品コーナーから選んでみてください。
作り方のおさらい
①三枚肉とソーキを温める
②トッピングを準備する
③麺を茹でる
④麺をザルにあげる
⑤湯煎した三枚肉とソーキを出す
⑥スープを準備する
⑦盛り付ける
自分で一から作ると何時間もかかる沖縄そばですが、インスタントやレトルト食材を利用することで、簡単に調理することができました。
また、材料のほとんどが常温でお持ち帰りができ、長期保存が可能なので、沖縄旅行がてら地元スーパーで購入してみてはいかがでしょう?
ちなみに沖縄県在住の私は、県外に住む友人や家族に「お中元」的な感じで今回紹介した材料をたまに送ることもあります。
とても喜ばれるので、お自宅用以外にも、お土産用としてもおすすめです。
ぜひ沖縄県へ旅行へ来た際には、スーパーにも足を運んでみてください!
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