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熱中症にご用心!

こんにちは。

ここ数日は暖かいというより、もはや暑さを感じますね。

運動不足解消にジョギングをされている方も多いと思いますが、熱中症には御用心を。

というわけで、今回のテーマは熱中症です。

熱中症を防ぐだめに必要なものを一つずつ解説していきましょう。

水!当たり前ですね!

真っ先に来るのはもちろん「水」でしょう。

暑い時に人間の身体は体温を下げるため、体外に熱を放散させようとします。

そのために汗を出し、その気化熱によって体内の熱を逃がし、体温を下げます。

となれば、水分が体内に十分なければしっかりと汗をかき、体外に熱を放出することはできません。

屋外で身体を動かす前には、必ず十分な汗をかけるだけの水分を摂っておきましょう。

ミネラル

汗をかくときに体内から出ていくのは、水だけではありません。

夏の暑い日。流れる汗が不意に口に入ったときに「しょっぱい!」と感じた経験はありませんでしょうか。

水分と同時に失われるのがミネラルです。

ミネラルのうち、ナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどは水に溶けることによって電気を通す性質を持っており、とくに「電解質」と呼ばれています。

なお、この電解質が水に溶けると、電気を帯び、それを「イオン」と呼びます。

電解質が汗とともに体内から失われてしまうと、(水分も失われているのですが)相対的に電解質の濃度が薄くなってしまいます。

すると、水分をさらに汗や尿で排出することでその濃度を元に戻そうという働きが生じます。

運動中に「水」だけを飲んだ場合も、電解質の濃度は薄まります。

するとやはり電解質濃度を元に戻そうして汗や尿によって水分だけを排出しようとする働きが起こってしまいます。

つまり、水分だけではなく塩分などのミネラル(電解質)も同時に補給しないと、補給したはずの水分をどんどん体外に出してしまうわけです!

では、次にこの電解質についてもう少し詳しく解説しましょう。

ナトリウムとカリウム

神経の情報伝達や細胞の浸透圧調節、栄養素の吸収などの働きを担う重要な酵素のひとつに「ナトリウム-カリウムポンプ」というものがあります。

これはナトリウムやカリウムが不足するとうまく働いてくれません。

塩の一部であるナトリウムは、運動によって下がるpH値を正常に保つ役割も持っています。

なお、日本スポーツ協会のガイドラインによると、熱中症を防ぐためは

0.1~0.2%の食塩

の摂取が推奨されています。

これをナトリウムに換算すると「100ml中に40~80mg」。

水を1リットル飲むなら、同時に400~800mgのナトリウムを摂取するようにしたいところです。食塩なら1〜2g程度ということになります。

カリウムは野菜や果物、イモ類に多く含まれるため、夏場はこれらを積極的に食べることをお勧めします。

ナトリウムとカリウムが十分に補給されていれば、神経伝達や栄養吸収が順調となり、酷暑でもいつもと変わらないパフォーマンスを発揮できるでしょう。

カルシウムとマグネシウム

一般的にですが、カルシウムとマグネシウムのいずれも必要な分量をなかなか摂取できていないとされています。

平成25年の国民健康・栄養調査によると、1日のカルシウム推奨摂取量は

男性
・12~14歳:1000mg
・15~29歳:800mg
・30~49歳:650mg
女性
・12~14歳:800mg
:15歳以上:650mg

ですが、男性は平均520mg、女性は平均489mgしか摂れていないそうです。

またマグネシウムも、例えば30~49歳の男性なら370mg、女性は290mgが1日の推奨摂取量ですが、男性は平均255mg、女性は平均225mgに留まっています。

そもそもあまり摂れていない栄養素である、ということを認識し、カルシウムは牛乳をはじめとする乳製品や豆腐、マグネシウムはアオサやワカメといった藻類から摂取することをお勧めします。

効率よく摂取したい!

食事が大切なのはもちろんですが、もっと効率よく必要な栄養素を摂取したい方にはこれをお試しいただきたいです。

DNSが誇るスポーツドリンク、R.E.D(レッド)。これにより水分はもちろん、電解質、エネルギーとなる糖分をしっかり補給できます。

粉末タイプもあります。

よろしければ是非お試しください。

ではまた次回!

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