高所恐怖症について、症状や原因など詳しく解説

メンタルカウンセラーの山口健太です。
この記事では、高所恐怖症の症状、原因、傾向、克服などについて紹介します。

1. 症状

高所恐怖症は、高い場所において強い恐怖を感じる恐怖症です。例え安全な場所であっても、高所であるだけで不安が付きまとい、精神科医の手助けが必要な不安障害です。
高所恐怖症では、高い所において以下のような症状が現れます。

  • 身体的症状:めまい、吐き気、発汗、動悸、震えなど。

  • 心理的症状:パニック発作、強い不安感、恐怖心など

  • 行動的症状:高い場所を避ける行動、エレベーターや観覧車を避けるなど

しかし、高所恐怖症の患者であっても飛行機は問題ない、あるいはビルの中なら問題ない、などのケースもあります。普通の人からすると高所でもなんでもない脚立や階段の上であっても、動けなくなってしまいます。

2. 原因

高所恐怖症の原因は完全には解明されていませんが、いくつかの要因が考えられています。

  • トラウマ:子供の頃に高い場所から落ちた経験など、高い場所での恐怖体験やトラウマが原因となることがあります。

  • 遺伝:高所恐怖症は家族内で遺伝する傾向があります。

3. 高所恐怖症の人の性格

高所恐怖症の人は、一般的に以下のような性格の方が多いといわれています。

  1. 不安傾向が高い:高所恐怖症の人は一般的に不安傾向が高いことが多いです。これは、危険やリスクを過剰に感じやすい性格と関連しています。

  2. 慎重である:高所恐怖症の人は、物事に対して慎重である傾向があります。新しい経験や未知の状況に対して警戒心を持ちやすいです。

  3. 感受性が高い:感受性が高い人は、環境や状況の変化に対して敏感に反応することが多く、高い場所にいるときの不安感が強くなることがあります。

  4. 回避行動:恐怖を感じる状況を避ける傾向が強いです。高い場所を避けるために、エレベーターや高層建物の利用を控えることが多いです。

  5. ストレスに対する脆弱性:ストレスに対する対処が難しいと感じる人は、高所にいるときのストレスも過剰に感じやすいです。

4. 高所恐怖症の克服

高所恐怖症の克服のために、様々な方法を取る人がいます。テレビ番組では以下のnoteのように、催眠術で克服を試みる企画ありました。

高所恐怖症は数多くの人が悩まされていますが、積極的に克服を試みる人は多くありません。

高所恐怖症に関する記事は以上です。その他恐怖症に関する記事は以下から。

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