自律神経を安定させる
体力をつけよう、体調を安定させようということを思い、そのためにもいまは自律神経を安定させようと考えています。
自律神経とは、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするために働くもので、具体的には 2つあります。
1. 興奮状態・緊張状態で活発に働く「交感神経」
2. リラックス状態で活発に働く「副交感神経」
1. の例が、「手に汗握る」であったり「冷や汗をかく」という状態です。
2. の例が、「ご飯を食べたあとに眠くなる」という状態です。
▼ 回復力が上がる
自律神経を整えようとよく言われます。自律神経は、その時その時の精神面の状態で、交感神経が活発に働いたり、副交感神経が活発に働いたりしています。
自律神経を安定させるということは、精神面や肉体面を安定させるということに繋がるので、先日の「体力をつけたい」ということの回復力にも繋がります。
最近では、自律神経を整えることが難しくなっている「自律神経失調症」という現代病に悩まされている方も多くいます。
▼ いろいろなタイプがいる
実は、自律神経が不安定な方といってもいろいろなタイプの方がいます。それが以下の図です。
目指すべきは、Aタイプ。交感神経、副交感神経、どちらも安定しています。
働き過ぎな社会人に多いのは Bタイプ。交感神経が常に活発で、常に仕事のことを考えたりストレスフルで休めずにいます。
逆に、割と普段からゆっくりしているのが Cタイプ。副交感神経が活発で、本気になったり全力を出すことを忘れがちな人です。
そして、交感神経と副交感神経のコントロールが効かなくなっているのが Dタイプ。常に疲れてしまっています。
<参考>
▼ 自分の特徴を知る
自律神経を整える上で、自分の特徴を知りましょう。自分の性格や生活習慣的に、上記 4つのマトリクスに当てはめるとどれに当てはまるでしょうか。
「月曜から金曜までは Bタイプで、土日は逆に寝溜めしようとする Cタイプ」みたいな人も多いかもしれませんが、実はその極端な生活が自律神経の乱れにも繋がっています。
朝〜昼はシャキッと起きて脳も身体も動かし、夜は静かな場所で身体を温めてゆっくり休む。週単位ではなく1日単位でメリハリをつけて、適度にストレスを感じて発散をするという健康的な生活をして、自律神経を整えていきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?