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ドラゴン桜から学ぶ 「考える力」

友達がドラゴン桜2のドラマをオススメしていて、ドラマのセリフですがその中で桜木先生(阿部寛さん)が熱いことを言っていました。
※ 桜木先生役の阿部寛さん、カッコイイ!!!

▼ ドラゴン桜2の桜木先生のセリフ

お前たちは世の中の実態と仕組みを知らない。今世界は未曾有の危機にある。疫病に天災、それによる経済麻痺。もしかしたら戦争も起きるかもしれない。かつての常識はもう通用しない。何が起きても不思議じゃない。そうなった時、国が必要とするのは「金」だ。国はお前たちに「バカ」なままでいてほしい。馬車馬のように働かされて金=税金を払い続ける国民であってほしいというのが国の本音だ

国民は自由で世界は平等だ、と刷り込まれているが、実際は違う。差別もある。本質を見抜く力が無ければ、こうした社会を作った権力者と同じ土俵にすら立てない。お前達は、そんなの関係ない、と思っているかもしれないが、そんなことを言っていたら、一生騙されて搾取されるだけだ。

本質を見抜き、自分なりの答えを出す力をつけろ。その時初めて、馬車馬は人間になれる。そのためには勉強するしかない。勉強こそ、この国で許された唯一の平等だ。お前達には俺がいる。どんなにバカでマヌケなヤツでも、やる気さえあれば東大に合格させてやる。

バカとブスこそ東大に行け!

▼ 記憶力より考える力

ドラゴン桜いわく、東大の問題では暗記力や記憶力より、考える力や本質を見抜く力が要求されるようです。東大が「考える力」を持っている学生を求めるということを、たまたま先生が教えてくれるか、もしくは過去問から読みとけるという人はまだしも、ほとんどの人は今までの学生時代の経験から「暗記すること」や「記憶すること」に慣れてしまって、「考えること」に慣れていないかと思います。

考える力、本質を見抜く力が無いというのは、例えるなら「むちゃくちゃ見晴らしの良い道で、まったく車が通っていないし見える限り通る気配もまったく無いし、渡ろうと思えば3秒で渡れるのに、赤信号だから止まる」という状態だと、僕は昔、先輩に言われたことがあります。それは「マジメだけど考えていないバカ」だと。「信号の役割・本質は、交通を円滑に整理するためにある」のに、それを考えずにルールに縛られているだけだと。

▼ ついつい「そういうもの」だと流してしまう

小さい子供の頃は、もしかしたら「なんで1+1=2になるの?」とか「空はなんで青いの?」とか色々疑問に思っていたり、大人に聞いていたかもしれません。ただ、小さい子供の頃に「10進数というものがあって〜」とか「光の波長があって〜」とか説明されたことはありません。「そういうもの」だと教わってきたはずです。

子供の頃は「なんで?なんで?」と聞いても、教えてもらえず「そういうもの」と言われ慣れてきてしまっているため、大人になっても「社会とはこういうもの」とか「仕事とはこういうもの」とかなってしまっているかもしれません

『サッカーは「手を使わない」というルール』であったり『サッカーは1チーム11人でやるもの』ということについては「そういうもの」ですが、『サッカーのフォーメーションを 4-2-3-1 にする』ということを「そういうもの」だと覚えてしまうと、試合中で柔軟性の無い選手になってしまうことは明らかです。(サッカーがわからない人は別のスポーツや音楽などでなんとなく例えてみてください)

東大を目指す目指さない関係なく、大人になってからこそ、考える力を養うことは大事です。僕も得意ではないですが、どう考える力を身に付けるか、また今度記載していきます。

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