先入観を持たないようにする
新しく何かを始めるにしろ、誰かと出会うにしろ、何かしら話を聞くにしろ、本を読むにしろ、先入観を持たないようにすることが実は大事だと最近気付きました。
先日、「『素直な人』って良いよね〜」って話になったときに、「素直ってどういうことだろう?」ということを深堀りしたら、「先入観を持たないこと」だということに気付きました。
▼ 誰にでもある先入観
今まで生きてきた経験で、皆さん誰にでも先入観はあります。
例えば下記みたいな。
・なんかこの服装の人、ヲタクっぽいなー
・金髪なんてヤンキーみたい
・家系ラーメンって脂っこそう
・転職なんて自分にできるわけない
・自己啓発書ってなんか偉そうなこと書いてあるだけでしょ
・合コンってみんなガツガツしててなんか嫌だ
・イケメンって逆に遊んでそうで苦手...
今までの経験や、人から見聞きしてきたことで、そういう印象がついちゃったのだと思います。
しかし、本当にその先入観は正しいのでしょうか?
▼ みんながみんなそうなのかな?
先程の例にしろ、みんながみんなそうなのでしょうか?
・ヲタクっぽい服装 ⇒ たまたまその服が好きなだけ
・ヤンキーみたいな金髪 ⇒ ちょっと明るくし過ぎちゃった
・家系ラーメン ⇒ 味薄め、麺固め、脂少なめ を選べばOK
・転職 ⇒ 世の中いくらでも仕事も会社もある
・自己啓発書 ⇒ 世の中いろんな本がある
・合コン ⇒ 健全で楽しい合コンを開催する人も居る
・イケメン ⇒ 見た目イケメンで意外と陰キャだったり
世の中ごまんと色々な人、本、食べ物、会社がある中で、今までの人生で生きて経験してきたことなんて実はほんの数件〜数十件でしかないことの方が多いです。
それなのに、ニュースや周りの人から聞いただけの話や、数件の経験で、「それがすべて」だと思い込みがちです。
▼ 先入観を持たないことで世界が拡がる
色々「それがすべて」だと思い込みがちですが、本当はそうでない可能性の方がたくさんあります。先入観を持たないようにすることで、自分が思い込んでいた世界が拡がるわけです。
人によっても、その時々・事情・状況で言うことが変わります。仕事が忙しく残業続きで「今は何も考えられない」という人も、その瞬間だけ切り取れば考えが狭まっていますが、多忙状況を乗り越えれば「なんでこんなに視野が狭まっていたんだろう!?」となります。その人のことを「この人はこういう人だ」と思い込むのは、もしかしたらもったいないかもしれません。
僕も、元々は「なんかこの人怪しい」とか「ゲイやオカマなんて気持ち悪い人だ」とか先入観を持っていることが多かったのですが、最初から「良い人だ」とか「悪い人だ」と決めつけることをやめました。
「信じるな、疑うな、確かめろ」という言葉をいただき、フラットに何度か自分の目で見て、耳で聞いて、体験してから判断するようになってから、どんどん世界が拡がっていきました。
先入観を持たないように努力して、素直に物事を見聞きすると、世界が拡がり、人生はおもしろくなっていきます。
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