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才能とかセンスとか学歴なんて

僕は大学時代、主に中学生相手に個別指導塾の先生をしていた経験から、学校の成績が上がる人、上がらない人についてわかったことがあります。

▼ 学歴や能力は積み重ねた経験の差

塾で成績の良かった生徒は、結局「ちゃんと授業聞いてる人」や「ちゃんと宿題をやってる人」等、積み重ねている人でした。

つまり、学歴なんて「学生時代に、どれだけ机に向かって勉強していたか」の差でしかないです。(もちろん家庭の事情等で進学出来なかった等もあるかと思いますが、、、)

就職活動において、採用側からすると、たくさん来る大学生を面接だけでは「この人はどれだけ仕事できるか」なんて測れないので、「積み重ねた経験、結果がある人」として「学歴」で判断することはあるでしょう。ただ、学歴があるからといって、仕事が出来るとは限りません。

また、僕は20代の頃に趣味に明け暮れていましたが、音楽やスポーツも仕事の能力も同じく、積み重ねている努力量の差でしかないと確信しました。自分の体の使い方も努力だと武井壮さんも言っていました。

▼ 才能の壁はほとんどの人にとって不必要

「何をやってもうまくいかない」とか、才能が必要という人も居ると思いますが、それでは才能の定義はなんでしょう?

「才能」の定義はいろいろあると思いますが、僕は一般レベルの上限、壁を超えるモノが才能だと思っています。(英語で言うと gift か genuis かな?)

例えば、優秀なコーチから正しく学んで努力をすれば、42.195kmのフルマラソンを 3時間切って走れるようになることは誰でも可能です。

ただ、男性で2時間10分切り、女性で2時間20分切りの結果を出せるのは、本人の素質・才能の壁があるかもしれません。(僕はその壁を超えたことがないのでわかりません)

ただ、その「才能の壁」があるとしても、ほとんどの人にとってはその才能の壁を超える必要はありません。

また、一般的に才能やセンス等と思われる美術・芸術についても、努力で身に付けられるということを最近ブルーピリオドという漫画から学びました。

▼ センスの差は熱意と努力量で埋められる

能力は努力で身に付けられるとは書きましたが、習得速度は人によってそれぞれです。僕はその習得速度の差を「センス」と定義しています

何のジャンルか(音楽、スポーツ、勉強科目、その他能力か)は人それぞれですが、皆さん習得速度が早かったものと、なかなか身に付かなかったことがあるかと思います。

勘を掴む、勘所がわかる、よく説明はできないけどなんとなく出来ちゃう、当たり前に出来ちゃう、ということが「センスがある」ことだと僕は定義しています。

ただ、これも優秀なコーチから正しく学んで努力を重ねることで、追いつくことは出来ます。最初の時点でなかなか上手く出来ないことというのは、好きにならないことが多いかもしれませんが、それでも熱意次第で出来るようになります。

むしろ、元々「苦手」なものこそ、出来るようになると、勘ではなく出来ない人の気持ちとどうすれば出来るようになるかがわかるため、優秀なコーチ等になりやすいです。

学歴やら才能やセンスなんて言い訳にせずに、どれだけ熱意を持って努力できるかで人生は変わっていきます。

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