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建築施工の技術的お悩み・相談を日々ズバズバ解決しています。 もしかしてこの知識経験はもっと広く役立てるのではと思い、建築のプロ(特に現場監督)向けに発信していきます。 専門分野:仮設物構造計算 資格:一級建築士/一級建築施工管理技士 複業:建築士予備校講師(2級製図)

記事一覧

山留計算せずに山留設計する方法-4.斜面地の場合

今回は 斜面地について書きます。 一般地盤の斜面地としますので 先にこちらをお読みください。 ※前提(前回まで同様) この記事では掘削落差1.5〜7.0m程度の スケール…

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6か月前
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山留計算せずに山留設計する方法-3.硬質地盤の場合

前回までの記事 まずはこちらを先に お目通しください。 今回は 硬質地盤について書きます。 ※前提(前回同様) この記事では掘削落差1.5〜7.0m程度の スケール感とし、…

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6か月前
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山留計算せずに山留設計する方法-2.軟弱地盤の場合

前回記事 まずはこちらを先に お目通しください。 今回は 軟弱地盤について書きます。 ※前提(前回同様) この記事では掘削落差1.5〜7.0m程度の スケール感とし、 親杭…

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6か月前
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山留計算せずに山留設計する方法-1.一般地盤の場合

施主さんから見積依頼で 設計図をもらって 見積の提出期限が近いとか 山留計算できる人がいない時 計算せずに山留明細を 作らないといけません。 何かの基準があるとい…

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7か月前

建築施工の技術屋さん

DKCです。 RC造やS造の建築施工をメインに 主に現場監督からの技術的お悩み・相談を 日々ズバズバ解決しています。 もしかしてこの知識や経験は もっと広く役立てるので…

DKC
7か月前
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山留計算せずに山留設計する方法-4.斜面地の場合

今回は
斜面地について書きます。

一般地盤の斜面地としますので
先にこちらをお読みください。

※前提(前回まで同様)
この記事では掘削落差1.5〜7.0m程度の
スケール感とし、
親杭横矢板か連続柱列壁(SMW)の
工法としてください。

斜面地による制約とは山留計画において
平地にはなくて斜面地にある制約は
水平切梁を配置できない
可能性がある点です。

例えば
掘削底…GL-4.0m
低い

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山留計算せずに山留設計する方法-3.硬質地盤の場合

前回までの記事
まずはこちらを先に
お目通しください。

今回は
硬質地盤について書きます。

※前提(前回同様)
この記事では掘削落差1.5〜7.0m程度の
スケール感とし、
親杭横矢板か連続柱列壁(SMW)の
工法としてください。

硬質地盤の場合硬質地盤:
掘削土のN値が30以上
(60や100超もひっくるめて)

まず、施工長について。

硬質地盤は一般地盤と同様に
掘削落差:根入長=1:

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山留計算せずに山留設計する方法-2.軟弱地盤の場合

前回記事
まずはこちらを先に
お目通しください。

今回は
軟弱地盤について書きます。

※前提(前回同様)
この記事では掘削落差1.5〜7.0m程度の
スケール感とし、
親杭横矢板か連続柱列壁(SMW)の
工法としてください。

軟弱地盤の場合軟弱地盤:
掘削土のN値が0〜3程度

まず、施工長について。

軟弱地盤では
掘削落差:根入長=1:1.5〜2.0
としましょう。

掘削落差が3.0m

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山留計算せずに山留設計する方法-1.一般地盤の場合

施主さんから見積依頼で
設計図をもらって

見積の提出期限が近いとか
山留計算できる人がいない時

計算せずに山留明細を
作らないといけません。

何かの基準があるといいですよね。

今までの山留計算の実務経験から
アタリが作れているので
ご紹介します。

※前提
この記事では掘削落差1.5〜7.0m程度の
スケール感とし、
親杭横矢板か連続柱列壁(SMW)の
工法としてください。

基本パターン

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建築施工の技術屋さん

DKCです。

RC造やS造の建築施工をメインに
主に現場監督からの技術的お悩み・相談を
日々ズバズバ解決しています。

もしかしてこの知識や経験は
もっと広く役立てるのではないかと思い
日々の相談解決事例を
紹介してみようとnoteを始めました。

建築のプロ、特に現場監督向けですが
そうでない方にもタメになるよう
書いていきます。

専門分野

・仮設物構造計算
→山留、構台、構造物仮設利用、

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