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勝手に超越体験(4)告白・超越的体験とクオリアと超弦理論についての持論

前回まで

恋に恋した私が初めて「愛」の意味を自問した時に起きた不思議な出来事を順を追って書いてきました。参照)【序章】(1)(2)(3)
数字の次元はあくまでも順番であって、今はあまり意味を持っていません。それは定規のように一方方向ではなく、私が観てきた順番とお考えになっていただいてもよいですし2次元3次元とはことなるホロン構造の周波数のようなとらえ方でもよいのかなと思っています。その時の「私」の中で観念を「言葉」という器に入れて認識しようとして、数字を当てはめたのだと今では思っています。 いわゆる科学的や非科学的な段階を統合理論のように比べやすくするためにだと、今は理解しています。

そして ガイドの存在は何も語り掛けてこない

6次元(前回参照)から 次のより細かな光の微粒子の雲の中へ入った感じをしながらも、これは「観光ツアー」なのでは?と感じたのを覚えています。でも何も語り掛けてこないガイド。姿は見えない。でも 右側の少し後ろで微笑をたたえているような気がしていました。

私には音楽の卓越した才能もない、精神的なグルや宗教的な聖人でもない人間が、そうしたスピリッツ的なエネルギー体(光の粒子の集合体的が作る残像)のいる場所を、まるで蝋人形館を案内されるようにして見て回る経験というのはこれは私自身がその場の存在ではなく、単に何かの前知識のためのダイジェスト版(入門書)のようなものを見せられている感覚になってきました。

「あ~ガンジーはここの人」「あの人も、あの人もここか~」と写真で見たり話では聞いたことのあるような人たちの光の残像たちが集まっては消えていきました。

ガイドの意のままの連れていかれている感覚のまま、通りすぎ過ぎていくそのそれぞれの多次元の光子の雲の中で キリストらしき存在や似たような光のエネルギーの善良な残像たちが現れては消える、

5次元のエネルギーとは明らかに異なるクオリア。

メンタリティ(精神活動)の波動違いなのか、振動パターンの違いなのか判らないけれど、その場の光の雲の成分はどんどん細かく微細なものになっていっていくように感じられました。

次に現れた釈迦の光子の残像を観て
「あ~ここの人だったんだ」
なるほど。
人間にとって「道徳」の気とはこういうことなのか。。とわかった気分になりました。

そこを通りすぎると、なんだかガイドをされているのは「私」だけではないことに気が付きました。

同じように ある方向へ飛び続けているほかの 光の玉たち。

一斉にというか「私」の前後を飛んでいる光の玉もいるし、追い抜かしてくるのもいる。だんだん光の靄は薄くなりはじめ、今度は 光の玉が無数に飛んでる宇宙空間のようなところを飛んでいました。

自分で頑張って飛んでいるのではなく、流れにのっているような感覚でした。 すると、私の横に付き添っていた光の玉がスーッと離れていってしまうのがわかって、焦りました。 泳ぎ方を忘れたカエルのように沈みそうになった記憶があります。それでも、横を通りすぎていく光の玉たちのウェイブに乗るように私もスピードを上げて進み始めました。

そのうちだんだん、いままで流されてきた感じの進み方が、 吸い込まれるような感覚に代わっていき、何か巨大なトンネルの口ようなものが前方に見えました。

トンネル

今までは広い宇宙を飛んでいる感じだったのですが、そのトンネルに他の光の玉たちと一緒に吸い込まれていくと暗さのせいなのか、周りの飛んでいる光の玉の筋しか見えなくなってきました。

何か巨大な密度を感じるそのトンネルには壁があるわけではないですが、まるで フォログラフィック映像のように、周囲にいろいろな文字や数字などが浮かびあがらせていることに気が付きました。 たくさんの数式が勝手に浮かび上がり、また立体映像で原子核とその周りをまわる電子のモデルがあったり、幾何の図形やら大きな振り子やら、天文学の星座の配列、ありとあらゆる情報がそこには蓄えられているといった感じでした。

レオナルド・ダビンチもアリストテレスもここにつながってたんだ。。

彼ら知識人はここに情報を蓄え無意識に共有していただと納得したのを覚えてます。(その時はアカシックレコードという言葉も知らなかったのですが、最近ではよく言われている阿頼耶識と同じような意味の時空?次元?なのではないかと、後々20数年経ってから思いました)

どんどん周りの光の玉のスピードが上がってきて ビュンビュンと抜かされていくのがわかります。ガイドがいなくなった「私」は、そんなスピードが好きではありません。それでも、どんどんどんどんスピードが勝手に上がっていきました。

巨大な情報のトンネルも スピードが上がるにつれ 暗くなりながらその壁にいろいろな色が浮かび上がってきました。

(5)へ続く


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