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誕生日に泣いた娘の、その後。
おととい、こんな記事を書きました。
14歳の誕生日を迎えた娘が、突然「学校に行きたくない」と涙をこぼした夜。こんなとき、父親としてどう言ってあげたらよかったのか……、という内容です。
さて、娘はその後、どうなったのか。気になる方もいるかもしれないので、今回は後日談を。
泣いた日の翌日、水曜日。
娘はいつも起きてくる時間になっても部屋から出てきませんでした。声をかけてみたものの、反応はなし。
前日、娘は「休みたくても、休めない」と言っていたけれど、そっとしておくことにしました。
学校には欠席と連絡。その際、担任の先生に事情を全て話しておきました。昨年も娘のクラスを受け持ってくれた先生なので、わかってくれるかなと。
結局、娘が起きてきたのは午後になってからでした。
「あー、休んでしまったぁーーー」
でも、その声は思ったより明るくて。僕は少しだけ安心しました。
夕方には……、
僕「きょうは、なに食べる?」
娘「あのね、あしたは身体測定なんだよ!」
僕「つまり?」
娘「食べないよ!」
僕「気にするほどの体重かよ」
娘「気にするんだよ!」
なんて会話もあって。あ、身体測定には行く気なんだなと。なんだかんだと、結局は夕食もしっかり食べて笑
さあ、身体測定の日、木曜日。
娘はいつも通り、自分で起きて登校していきました。
そして、いつもより早い時間に帰宅。聞くと、ストレスのひとつになっていた部活を休めたそうです。
娘「連行されそうになったけど、なぜか顧問の先生が助けてくれた」
もしかしたら、担任の先生が顧問の先生に話してくれたのかもしれません。ありがたいことです。
僕「ちなみに、体重はどうだった?」
娘「増えてた」
僕「身長は?」
娘「伸びてた」
僕「まあ、だったらセーフでしょ笑」
娘「フッ笑」
よかった、学校での出来事を話す表情が明るい。僕はやっと、安心することができたんです。
僕「よしよし、よく頑張った! これでマッチ(娘が好きな缶ジュース)買っておいで」
それは、ささやかなご褒美。娘はニヤリとして110円を受け取ると、近所の自販機へと走っていきました。
この日は結局、夕方からリビングに敷いてある布団で爆睡。朝まで眠り続けていました。
そしてきょう、金曜日も学校へ。
ご心配をおかけしました。
おちこんだりもしたけれど、娘はげんきです。(←わかる人に伝われ!)
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最後に、ちょっとだけ余談。
きのう、娘がこんな言葉を口にしたんです。
「『うんともすんとも言わない』って言われてさ」
「『すん』って答えたら怒られるよね」
なんだか『ジョジョ第5部』に登場するギアッチョを思い出しました。
「『根掘り 葉掘り 聞き回る』の…」
「『根掘り 葉掘り』……ってよォ~~~~」
「『根を掘る』ってのはわかる……」
「根っこは土の中に埋っとるからな…」
「スゲーよくわかる」
「だが『葉掘り』って部分はどういう事だああ~~~~⁉」
確かに『すん』ってどういう事だああ~~~~⁉
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