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【自己紹介】家族さえも理解してくれない「放送作家」のお仕事

はじめまして! 野球好き、漫画大好きの放送作家です。

まずは自己紹介を兼ねて、放送作家というお仕事について。

あなたはどんなイメージを持っていますか? きちんと説明できなくても全く問題ありません。僕の家族さえも、理解していないと思います笑 

ざっくり挙げていくと、VTRの要素をどう並べていくか(構成)、その要素をどんな表現で伝えるか(ナレーション&テロップ)、シーンを印象的に見せるにはどうするか(編集)、人々の興味を引くネタは何か(企画立案)、スタジオや中継先で演者さんにどうコメントしてもらうか、などなど。ディレクターさんたちにアイデアを提供するお仕事、といえます。

noteを始めようと思った理由

現在、僕は『報道ステーション』『TOKYO応援宣言』といったニュース番組のスポーツ企画を担当しています。あとは、五輪や世界選手権などの中継に携わることも。

これらの仕事には、ある共通点があります。

実はどの番組も、エンドロールというものがありません。スタッフの名前が載らないんですね。今まではそれも仕方ないと思っていたんですが、考えを変えるきっかけがありました。

それは、ダルビッシュ有投手の企画に携ったときのこと。YouTubeであんなに自分のことをさらけ出すのは何故なのか? そんな質問に彼はこう答えたんです。

「例えば、自分が早く死んじゃったりして、子供たちが自分という人間がどう考えていたのかわからないじゃないですか、死んじゃったら。でも、もし、僕が死んでも(動画が)残っていれば、それを見れば、お父さんこういう感じの人だったんだってわかるじゃないですか。しかも、全部好きなことしゃべってるから、このまんまの人だってわかるじゃないですか」

というのも、妻・山本聖子さんの兄で格闘家だった山本”KID”徳郁さんが大きく影響しているというんです。KIDさんはがんを患い、41歳の若さでこの世を去りました。

僕自身も、2018年に妻をがんで失いました。子どもたちはまだ未成年。何かを残しておきたいと思ったのです。

noteで自分をさらけ出す

放送作家としてのキャリアはいつの間にか20年。

せっかくなので、これまで体験したこと、気付いたこと、学んだことを僕ならではの「オンリーワン」な視点で書いていこうと思います。それと、大好きなオリックスと漫画について。

何卒、温かな目で見守って頂けると幸いです。

次回は、どのようにして放送作家になったか、なんてことをお伝えできればと思っています。

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