「カセットテープ+鉛筆=くるくる」ピンと来た人は💗押して!
さて、今回はどうしてこんなタイトルなのかというと、近所の24時間スーパーで思いもよらないモノを見つけてしまったからなんです。
電球に、BD-Rに、んんん、右下に違和感があるよ?
拡大しました。
カ、カ、カセットテープではないですか!
「はっきり録音」「カラオケ・おけいこに」
「でも、10分だけな!」
この令和の時代に「いけね、カセットテープないわ。ちょっとスーパーで買ってくる!」っていう人がどれだけいるでしょう?
あるいは、たまたま店で見つけたとして「お、カセットテープか。ちょうど良かった」と買っていく人がどれだけいるのでしょう?
お値段128円。スマホで録音したら無料……。
まあ、しかし、僕も20年以上前まではかなりお世話になりました。今回はちょっと思い出を語らせてください。
はじめてのマイカセットテープは小学1年生のとき。
当時、僕はこんな感じの子供でした(↓)から『キン肉マン』のキャラクターソング集を買ってもらったんです。
なぜか、ウォーズマンの歌だけ悲しい曲調で。
『悲しみのベアー・クロー』って曲なんですけど、今でも強烈に覚えています😙
その後は専ら録音用。
ラジオとか、TVの歌番組とか、タイミングを合わせて好きな曲を録って。再生ボタンと録音ボタン同時押しでね。で、中学以降はCDの曲を録るようになって。
そして、僕の人生で最もカセットを活用した大学時代に突入。当時、車に乗っていたので、カーステレオでかけるために量産しました。
その際に必要だったのが、まさに鉛筆!
わからない世代のために説明しますと、テープのアタマ数秒間って録音ができないようになっているんです。なので、磁性体の黒い部分まで手動で進めないといけない。
そこで、このように鉛筆をカセットの穴にぶっ刺して「くるくる」と回すわけです。
鉛筆は六角形がオススメです。ジャストフィットはしないので、画像のように角度をつけて差し込むと上手く回ってくれます。鉛筆にセロハンテープを巻いている人もいたかな?
テープにたるみがあった場合も、これで解決!
この方法、カセットの取り扱い説明書にも「鉛筆などで巻き上げてください」と書いてあったみたいです。これは覚えていなかった😅
カセットに関する思い出は鉛筆だけではありません。
「時間計算」
カセットって90分って書いてあっても、片面45分きっちりではないんですよ。46分弱くらいある。A面最後の曲が終わって、ガチャリとB面が再生される間、無音の時間はなるべく減らしたいわけです。もちろん、B面からA面に変わるときも。
なので、このカセットはギリギリ何分まで録音できるのかを調べ、その後は入れたい曲のリストを見ながら、ひたすら計算。
『Get Wild』(TM NETWORK)は4分01秒で~『紅』(X)は6分20秒で~『MARIONETTE』(BOØWY)は3分52秒で~、みたいに計算していって、理想の組み合わせができるまで熟考するわけです。
今のダウンロード方式では考えられない手間ですよね😅
ちなみに、カセットには寿命があります。
聞きすぎるとテープがダメになってしまうんですね。僕も何回か経験しています。
『Get Wild』の歌い出しが「あスふぁぁァァァあるとぅおお……タイゆぁをぉ切りツけぇぇぇぬぁあがラぁぁ……」みたいになります笑
46分⇒90分⇒120分と時間が長くなるにつれ耐久力は弱くなるそうです。だから、冒頭の10分カセットはかなり長持ちするでしょうね😆
あ、そうそう。
もう1回、冒頭の画像です。この上が実は文房具コーナーなんですけど……。
なんと、鉛筆は売っていなかった!
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