「渡り鳥の方程式」羽を休めて自分を見つめてみませんか?~谷口シンさん~
放送作家の僕に紹介記事を書かせてください。文章から見える〝あなた〟を描きます。「もう少し待ってから」なんてもったいない! 思い立ったが吉日、申し込みはお早めに😁
きょう僕が描くのは、谷口シンさん。今回はプロフィールではなく、こちらから見ていきましょう。
数学の公式は丸暗記するより、その導出過程を理解したほうがおもしろいし、記憶しやすくなるという内容。note公式にも取り上げられました。
そう、谷口さんは理系男子なんです。
経歴を見ると、高専、大学院を経てエンジニアの道へ。しかし、今回お伝えしたいのは数学の奥深さではありません。
谷口さん、実は「うつ病」をカミングアウトしていまして。
その体験談を誰かへの応援にしたいという強い思いを持っているんです。
谷口さんは、病の原因をこのように自己分析しています。
①幼少期、仲間外れにされたことから、他人から下に見られているのではないかという潜在意識が植えつけられる。
②下に見られたくないという思いから、高専時代はテストの順位にこだわった。成果をあげないと、周りから評価されないという思い込みが形成される。
③完璧主義な一面があり、要領よく仕事をこなせない。テストの順位に代わる強みをなかなか見つけられなかった。自己肯定感がダウン+対人関係でもダメージ。
④人に頼ることなく自分ひとりで抱え込んでいたことで、限界を迎えてしまった。
谷口さんは休職を余儀なくされ、実家で療養せざるを得ませんでした。一時は「自分以外のもの全てが敵」と思うほど、どん底にいたそうです。
しかし現在、谷口さんは復職。うつ病は寛解し、心穏やかに過ごせているそうです。一体、どのように立ち直っていったのでしょうか?
谷口さんの記事を振り返ると、何度も書かれている結論はこれです。
「自分を認める」「自分を受け入れる」「自分を許す」
他人と比べて、過去の自分と比べて、出来ていないと卑下する。そこを脱却しようというのです。
とはいえ、価値観をそう簡単に変えられるものではありません。では、谷口さんはどうしたか。
✅人とどんどん出会う!
複数のコミュニティに入り、イベントに参加していく。ボードゲームを体験したり、曼荼羅アートに挑んだり、箱庭セラピーを受けてみたり、500人キャンプに参加してみたり。
環境を変えてみると、発見がありました。人の個性はそれぞれだということがわかると、自分を次第に受け入れられるようになったといいます。
✅文章を通じて自分のことをアウトプット!
谷口さんが参加しているイベントは、自分と向き合う、あるいは新しい自分を知るためのものが多いんです。
そこで見えてきた課題を言語化。目標を設定し、次の行動へ。こういうところは理系っぽいのかな?と思いました。
✅自分が「できる」ことではなく「したい」ことにチャレンジ!
自分が「できる」ことに挑むのは、確かに失敗しないかもしれません。しかし、今まで遠ざけてきたことでも「したい」と思うなら挑むべき。誰もがはじめは初心者。失敗してもいいんです。
自己肯定感がどんどん高くなっている谷口さん。近ごろは「恋愛」に舵を切ろうとしているそうです。
谷口さんのプロフィールにはこんな一文が書いてあります。
様々なコミュニティーに身を置き、社会と折り合いをつけながら、渡り鳥のようにしなやかに生きたいです。
「渡り鳥のように生きる=自分を認める×受け入れる×許す」
これを僕は「渡り鳥の方程式」と命名させていただきました。自分を卑下して悩んでいるあなた、ちょっと羽を休めて自分を見つめてみませんか?
※今回の見出し画像は、ネモフィラ。谷口さんの好きな花で、花言葉は「どこでも成功」「あなたを許す」「可憐」だそうです。
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