映画を『吹き替え』で観るのやめませんか?
皆さんコンニチハ。
俳優の玉山鉄二さんと同い年の41歳で、無職、貯金ゼロ、好きな映画を尋ねられた際に『バッファロー66』とか『パルプフィクション』とか言っていますが、本当は『タイタニック』で1番泣く秋山真之介です。
これまでの記事に『スキ』や『コメント』を下さった皆様、本当にありがとうございます。
本日は『否定的な話』をさせていただきます。
noteを始めた時に、出来るだけポジティブな記事を投稿しようと決めていたのですが、今回は全力で否定的な記事を書きます。
私が唯一投稿した否定的な記事『悲しい時。ビッグスクーターに乗っている、お坊さんを見た時。』という記事は、めちゃめちゃスベリました。(スキ率最低)
だがしかし、本日は使命感と酔いに任せて、否定的な話を、おもいっきり書かせていただきます。(働け!)
映画を吹き替えで観るのやめませんか
先週と先々週の金曜ロードショーで『番組オリジナル吹き替え版』という見出しで『タイタニック』が放送されておりました。
どう言っても否定的になるのですが、一言で言うと、入って来ないんですね。
全く泣けませんでした。
元々吹き替え版を観た事が無かったので、どこが番組オリジナルなのかは分かりませんが、酷いもんでした。(どうせなら、全編関西弁にしたら良かったのに)
そりゃそうですよね。
役者生命をかけて、エグいプレッシャーの中(製作費240億円)、何ヶ月も役作りをして演技していた当時のプリオの声と「番組オリジナル吹き替えお願いしゃす!」って言われて、何週間?かで撮った声優さんの声が、同じ感動を産むわけが無いんです。
元々無理が有りますよね。
大前提として、誰の為に『吹き替え版』は存在するんですか?
私が初めて映画館で観た映画は『バックトゥーザ・フューチャー』です。
当時6歳の私を連れた父親は、迷わず原語で字幕のチケットを購入しました。
漢字も読めない、もちろん英語も分かりませんが、ものすごく面白かったのを覚えています。
両親ともに映画好きでしたが、家で観る映画は殆ど字幕でした。(ディズニーアニメを除く)
幼い私と姉2人は、意味の分からない場面が有ると、両親にしつこく聞きます。
母は根気強く説明してくれましたが、父親は無視して映画に没頭していました。
どちらにせよ、外国の映画を吹き替えで理解出来る能力が有れば、字幕でも理解できるはずなんです。
じゃあ吹き替えで観るメリットは無いですよね。
絶対に原語の映画を字幕で観た方が良いんです。
吹き替えのせいで内容が響かない可能性が有るし、どっちにしろ嫌いな映画だったとしたら、語学の勉強になったほうが有意義ですよね。
因みに私はTOEIC925点です(働け!)
細かく言い出すとキリが無いので『吹き替え版』の話はここで置いて、もう1つ映画にまつわる『否定的な話』をさせていただきます。
『許せない話』と言っても過言ではありません。
『邦題』もやめませんか
例を挙げるとキリが無いので、2つの映画に絞って説明させていただきます。
まずは『恋人までの距離(ディスタンス)』という映画です。
10年後に続編『ビフォアサンセット』という映画が公開されたので、タイトルに原題の『ビフォアサンライズ』が追加されました。
めちゃめちゃ良い映画なので、是非観てください。
そして、なんで『恋人までの距離(ディスタンス)』にしたの?を体感してください。
初めから『ビフォアサンライズ』にしておけば、興行収入は、もっと伸びていたはずです。(秋山真之介調べ)
そして最も許せない映画の邦題が『明日の私に着替えたら』です。
コレも、めちゃめちゃ良い映画です。
この映画には、あるトリックが有ります。
そんなに難しいトリックでは有りませんが、原題の『The Woman』という言葉が頭に入っていないと、最後まで観ても気付かない方がいるかもしれません。
そんなリスクを負ってまで、なんで『明日の私に着替えたら』にしたのでしょうか。
是非この映画を『The Woman』という原題を意識しながら観てみてください。
因みに私は、去年の緊急事態宣言の時に、妻の強い要望により『ハリーポッターシリーズ』を全作吹き替えで観るという苦行を味わいました。
妻が悪いのでは無く、世の中のシステムが悪いのです。
ご静聴ありがとうございます。
今アナタは大変なモノを盗もうとしています。私の、心です。