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南米放浪記

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1993年におよそ10ヵ月、ブラジルを中心に旅しました。 当時の記憶を辿って、体験記を綴ってみました。
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#回顧録

1993年、ブラジルへ。(南米放浪記①)

1992年の前期を終えたところで、大学を中退することにした。 91年度も前期を終えたところで休…

インジオは「鍵」という字をノートいっぱいに書いてきた。(南米放浪記⑩)

1993年、ブラジルのマセイオに滞在していた時の話。 T氏というマセイオで観光ホテルを経営し…

ボリビアでも高山病は無縁。(南米放浪記⑨)

一旦ブラジル国外へ出て、カーニヴァル直前に再入国するまでの旅行の期間中、パラグアイから少…

パラグアイで牧師にスカウトされた話。(南米放浪記⑥)

ブラジルへは6ヵ月の観光ビザで入国したため、一旦国外に出て、直前にビザを再発行してもらっ…

マセイオでの生活(南米放浪記⑤)

ブラジル北東部アラゴアス州都マセイオ。1993年、この街で約半年過ごした。 6月に観光ビザで…

レンガの山を運んで日当50円の話。(南米放浪記④)

「日本から一番遠い国に行ってやろう。」と、いくら思い付きでブラジルまで飛んで来たとはいえ…

ボアッチで銃声?(南米放浪記③)

ここからは順不同で断片的なエピソードを思い出したとこから書いていきます。時系列順に書こうとすると筆が鈍りそうなので。 とはいえ、まずはブラジル到着初日の話。 1993年4月、学移連(日本学生海外移住連盟)の面々に見送られて、その年度の海外実習生4名と一緒に成田から南米に飛び立つ…はずだった。 しかし自分は見送る側にいた。なぜか? …ビザも取った後にパスポートを紛失してしまっていたのだった。なんと間抜けな。 新聞販売店の仕事を辞め、借りていたアパートを職場の同僚の〝イッシさ

「学移連」とは。(南米放浪記②)

三島由紀夫が割腹自殺した現場として有名な陸上自衛隊の市ヶ谷駐屯地。道路を挟んでその向かい…