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地方はそんなにダメですか?#6(「情弱」と一概には言えない高齢者、など)

「情弱」と思われがちな高齢者だけど、選挙に行かず政治を活用できない「政弱」な若者にとって、見習うべき部分もあるんだよね。

街のほうが仕事場も多くて若い有権者は多いけれど、投票率では高齢者に敵わない。皆が持つ一票の重みは同じだから、高齢者同士のコミュニケーションで投票行為につながる地域は無視されにくい。
高齢者は情報資源にアクセスできない「情弱」と思われがちだけど、インターネットでは知ることのできない地方政治の背景や現状にやたらと詳しかったりする。【「情弱」と一概には言えない高齢者】

お金がかかると言われがちな高齢者が、実はローカルな経済の規模を維持する重要な役割を担っているんだよね。

高齢者は、医療や介護面から財政負担の要因と捉えられがちで、お年寄りが増えると公的支出が増えるとのマイナスイメージが広がっている。
けれど、高齢者の支出がローカルな経済圏を支えている側面もあり、資産や高収入と無縁な「年金生活者」の資金も、地域産業の規模や若者の雇用に直結している。【ローカル経済圏を支える高齢者】

地元に戻って起業する人や、それを促す仕組みがあり、それぞれが環境に合わせて選択し続けていくことで、地方は意外と消滅しないんだよね。

田舎での暮らしが合わないと思う人は都会に暮らしの場を求めるけれど、そこで環境になじめるとは限らない。
地域に暮らす人たちには、環境になじんでいる強みを活かして、都会では難しい小規模な起業を実現している人もいる。【環境になじんでいる強み】

下記リンクのアンケートで、それぞれの事項に、共感する/しないを教えていただくことで、「地方はそんなにダメじゃない」と言えるのかどうか、皆さんの意見をもとに明示します。また、集計結果は、一般社団法人 Do It Your selfで開発中のゲームに盛り込まれますのでお楽しみに。2024年に公開予定です。


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