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地方はそんなにダメですか?#2(草刈りやごみ拾いへの参加、など)

地域で一緒に苦労することが、快適に暮らせる地域コミュニティの一因になっているんだよね。

公共空間の維持管理全てを行政が担うのは難しく、自主的に住民が草刈りやゴミ拾いをしたり、住民組織として行政から管理を引き受けたりしている。
面倒だけど、地域の事で一緒に汗をかくことは、苦労を共有できる体験となる。顔見知りが増え、あいさつや会話をしやすい関係ができ、地域コミュニティへの参加ハードルが低くなる。【草刈りやごみ拾いへの参加】

外部者によって住民の取り組みと重なる事業が展開されて、住民のやる気や能力を損ねてしまうのは避けたいよね。

「地域は困っているから」という課題意識で展開される、外部の資金や人による事業はありがたいけれど、それらには途絶えた時の不安がつきまとう。「現状どうしているか」の把握が地域の持続性に重要だとわかりながらも、省略されがち。
地域課題に対する住民の取り組みには、ネットやSNSに載らなくて見過ごされやすいものもあるけれど、地域として取り組めている時点で一過性の政策よりも持続性に優れていたりする。【ネットやSNSに載らない地味な活動】

時を超えて過去の人と同じ行為をすることが共同体の意識を育くんで、コミュニティの維持につながっているんだよね。

おじいちゃんやおばあちゃんとの同居など、多世代居住の世帯が多いと、冠婚葬祭の際にどんな挨拶をするべきかなど、独特の風習も、意味を理解する前から引き継ぐことができる。
地域の過去からの風習って面倒くさい面もあるけれど、お祭りの所作など昔の人と同じ行為をすることで、同じ共同体の一員であるという気持ちを育むことに役立っている。【風習が育む共同体の意識】

下記リンクのアンケートで、それぞれの事項に、共感する/しないを教えていただくことで、「地方はそんなにダメじゃない」と言えるのかどうか、皆さんの意見をもとに明示します。また、集計結果は、一般社団法人 Do It Your selfで開発中のゲームに盛り込まれますのでお楽しみに。2024年に公開予定です。


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