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429 Mrs. GREEN APPLE ナハトムジーク

はじめに

今日7月2日は、平年ではこの日が一年の183日目に当たります。一年の残りはあと182日あることになります。
つまり、今日で半年が過ぎたことになります。2024年の幕開けは、能登半島での大地震からでした。あれから半年、復旧作業も徐々に加速していく中ではありますが、元の暮らしは戻っていません。
暑い夏を前にして、強の長雨が各地で災害を巻き起こしています。過酷な今日という日を乗り越えて明日という希望を私たちはつかんでいくわけですが、今日の教育コラムでは、 7月19日にリリースされる「サイレントラブ」という映画とその主題歌となっていますMrs. GREEN APPLEの「ナハトムジーク」という楽曲を通して感じたことを少しお話してみたいと思います。

きっかけ

今日のコラムのきっかけは、私のYouTubeチャンネルに寄せられた一通のコメントでした。「映画サイレントラブの主題歌ハナトムジークも聴いてみてください。」というメッセージに誘われてまずは、楽曲から視聴しました。その後、映画のPVを拝見しました。

ドイツ語で、夜の曲(音楽)を意味するタイトルの様に曲が始まると透き通るような高音の歌声が静かな世界に響き、朝日と共に壮大な世界へといざなってくれる印象です。歌詞の一つ一つが、人間の不完全さや愛おしさを大切に思うフレーズにあふれています。
映画の予告版を拝見するとその世界観が、楽曲全体で見事に可視化されていることに気づきます。
互いへの想いや夢を応援する気もち、自分の過去への反省の念や後悔の思いを真摯に受け止め生きていこうとするする姿など、人間の心という言葉や形にすることの難しいものやその変化を歌にしていることに気づくことができます。

気づかせてくれるもの

今の自分を認められないことや人に優しくできないことは誰にでもあります。自己肯定感を高めろと言われても、今の自分、今日の自分ですら受けとめ切れない自分に明日の自分に希望を持てないことだってあるはずです。
そんな自分を愛せるようになる為には、もしかすると誰かを認めることや大切にすることが大切なのかもしれません。
自分が自分がという気もちの中では、人と共に成長したり認め合ったりすることは難しいのかもしれません。そんな自分を見失っているような心の状態をこの曲では「夜」と例え、その夜に一筋の光の様に静かにそして激しく響き渡っていくものを「曲(音楽)」としているのかもしれません。
7月19日にDVDとブルーレイがリリースされるサイレントラブを拝見しながらもう一度この曲の意味や世界観に触れてみたいと思っています。

折り返して

2024年もちょうど半年が過ぎました。折り返しの時期です。ここまでの努力や取り組みを振り返った時、今の自分に不安や心配を抱えている時こそ大切なことに気づくチャンスです。未来はいつでも変えられるし、人はいつからでも誰とでも、そして、どんな時だった夢や希望を口にしていいのです。
歌詞の一節に
「間違いばかりの今日をまず愛そうか」というフレーズがあります。
今日を愛すという言葉は、自分を好きになることも意味しているように思います。自分を愛せることはそんな簡単なことではありません。もしかすると人の手が必要かもしれません。でもそれでいいのだと思うのです。Mrs. GREEN APPLEのナハトムジーク、学ぶことの多い素敵な楽曲でした。コメント寄せてくれた方ありがとうございました。この曲に出会えて素敵な一日になりました。


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