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スイカの種飛ばし、一緒にしませんか?【経営合宿2023@真夏の古民家】

経営合宿に事務局メンバーが参戦!

2023年夏、千葉県いすみ市の経営合宿にはある変化がありました。それは、<ダイバーシティ工房・事務局>つまり、バックオフィス部門の職員が参加したのです。
※2023年いすみ合宿の概要はこちら 

去年まで経営合宿に事務局から参加していたのはマネージャー陣のみだったそうで、ここにバックオフィスである事務局のメンバーや、普段現場での支援を主とするメンバーなど、役職に関わらず様々な職員が参加するのは、ほぼ初めて。その中へ飛び込んでいったのが労務担当の方一名と、私、中間です。

2022年10月に入職して約10ヶ月を迎えようとしていた私は、大変有難いことに、今回で合宿は3回目の参加でした。1回目は、広報ファンドレイズ合宿で人事・採用についてがテーマ、2回目は、生活支援事業部合宿。人事として深く入ることになり、お声掛けいただきました。

そして今回の3回目、経営合宿と聞いた時は「工房の首脳会議みたいなところに私は飛び込むのか?!」と、ちょっと怖気づいたのですが、他にも若手職員がいると聞き安心したのはここだけの話…(笑)

ただ、実際に会場に行くと、夏の古民家がドーン!しかもプールあり!最高のバケーション環境!だったのです!ドキドキソワソワもすっとんで、速攻プールで足をパチャパチャしました(もちろんスカートの裾は濡らした)。

久しぶりに対面する職員の方々とキャッキャしつつも、時間になると全員スイッチを入れてスタンバイ。はじまったらキリっと集中。メリハリがあるのは、ダイバーシティ工房のいいところだなぁと感じます。

人事、採用から見る景色

各事業部からの発表があり、課題についてのディスカッションを経て感じたのはどの事業部も悩みは尽きない、ということです。つまり「もっと自分の事業部を良くしていきたい!」という気持ちが常にある状態で、マネージャーを筆頭に現場のメンバーが真剣に業務に取り組んでいるというのが伝わってきました。

ただ、それと同時にその先頭を走るマネージャーたちがこのように事業部の悩みを発信できて、議論できる場がもっと必要なのではないか、また、このマネージャーたちの意思を継いで、事業部をさらに大きくしていく次世代のリーダーの育成が必要なのではないかとも感じたのです。

ナイトプールでのざっくばらんな話にこそ価値がある

合宿のいいところは、普段話す機会が少ない職員同士が、仕事の話もプライベートな話も出来るところでもあると思っています。

夜、人事メンバー(私を含めて3名)がナイトプールでパシャパシャしていると、そこにやってきたのはマネージャーのSさん。そこで話してくださったのは、ざっくばらんな話のようで、Sさんの仕事への向き合い方や小さなモヤモヤ、ちょっとプライベートなことなど、Sさんのことを良く知ることができる話だったりしたのです。

これは合宿中だから出た話で、更に壮大な自然の力やお酒の力もあったかもしれません。でも「この話、私にもしてくれるんだ」「私はSさんとこんな関係が築けていたんだな」と安心と嬉しさでなんだかくすぐったい気持ちになったのです。

その後も人事メンバーと小さなことから大きなことまでざっくばらんに、でも意外と重要な話をしていると、キラっと光ったのはなんと流れ星!思わず「流れ星!」と叫んだNさんと私。幸先のいい、私にとって価値のある夜となったことは間違いありません。

私たちが本当に目指したい未来に向けて、バックオフィスができることはなんだろう?

最終日は、「工房が目指したい社会の実現は、本当に組織の拡大の先にあるのか?」という問いに始まる、目指したい先の事業展開やあり方へと思考を飛ばすことにチャレンジ。

私自身は人事(バックオフィス)として各事業部のディスカッションに参加したのですが、やっぱりうちのマネージャーたち、熱い!だからこそ、マネージャーたちが安心して突っ走れるようなバックオフィス体制を整えながら、マネージャーたちの想いに共感し、伴走してくれるような新しい仲間を採用したい!と、参加初日よりも更に強く感じたのです。

そして、マネージャーたちをはじめ現場で活躍している職員の想いや行動が、私には助けることが出来ない支援を必要としている人々に届いて「全ての家庭が安心して暮らせる社会」に近づいていくのであれば「私はバックオフィスとして、現場で活躍する職員が幸せに働ける環境を作りたい!」「NPOにこそ、盤石な人事体制ってきっと必要!」と、仕事へのモチベーションが高まった2023年の夏となりました。

やっぱり、合宿って楽しい!

今回合宿に参加して改めて感じたのは、シンプルに合宿って楽しい!!
人によっては「社会人にもなって合宿?」とか「3日も職場の人と寝食を共にするなんて」と感じる方もいるでしょう。それが決して悪いわけではないし、否定もしません。
(もちろん、入職していきなり2泊の参加が必須!ではなく、職員それぞれ色々な事情があるので日帰り参加する場合もあります。私は今回、1泊2日の部分参加でした。)

ただ、私たちは「楽しくお話しながら、おいしくご飯が食べられる人と働きたい」という想いのもと採用活動を行っています。合宿はまさにそれが実感できる場だと感じているからこそ、経営合宿や各事業部ごとの合宿が「文化」として続き、大切にしていることは是非知っていただきたいなと思います。

日常業務から離れた空間で、対話を繰り返して大きな視点で事業の「今・これからのこと」を考える。頭をめいいっぱい使った後に「やりきったね~!」「そういえばあの時…」とおいしい食事を楽しむ。泊まりの人はその後もしっぽり飲みながら仕事と関係ない話で夜まで盛り上がってしまったり。などなど、そんなことを経て一緒に働く仲間をより理解し、尊重し、この人たちと働くのって楽しいな!と思えることって、とてもダイバーシティ工房らしいと思うのです。

私にとってダイバーシティ工房の雰囲気、合宿の文化は自分の性格に合っていて、この人たちと2日間寝食を共にできたし、プライベートなことも話していいと思えたからこそ、合宿が楽しい!と感じて、実際に働いていても楽しいのだと思います。つまり、うまくマッチングしたのです。

ここに違和感があると、入職しても居心地の悪さを感じてしまったり、
自分の持っているスキルや能力を発揮できないなど、ミスマッチに繋がってしまうと考えています。

みなさんは、どんな人と働きたいですか?どんな環境が自分の心を穏やかに保てますか?

「この人たちとバーベキューしたいかも」
「この雰囲気、自分には合ってそう」
そんな風に感じた方は、ぜひ来年一緒にスイカの種飛ばし大会ができたら嬉しいです。(今年はスイカがあったのに出来なかった…)

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ダイバーシティ工房は、「制度の狭間で孤立しやすい人たち」が、困ったときにいつでも相談できる地域づくりを目指し活動するNPO法人です。
発達障害があるお子さんを対象にした学習教室、こども主体・保護者に寄り添う保育園、コミュニティカフェ、食料支援、自立援助ホーム、SNS相談の運営など地域の0歳~20歳の子ども・若者とその家族を主な対象に活動を行っています。

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