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#生きづらさってなんだろう キャンペーンを実施します!

あなたはどんなときに「生きづらい」と感じますか?

その「生きづらさ」はどこからやってきますか?

身近な人に「生きづらい」や「死にたい」気持ちを打ち明けられたとき、どんな言葉を返しますか?


NPO法人ダイバーシティ工房は、これらの問いを通して、「生きづらさ」とは何なのかを考えるキャンペーンを開始します。

▼キャンペーン概要は本記事と併せこちらの動画でもお話しています

なぜ今、「生きづらさ」を考えるのか

これまでの10年間、ダイバーシティ工房は「全ての家庭が安心して暮らせる社会」をビジョンに、千葉県市川市を拠点に0~20歳までの子どもや子育て家庭を中心とした人々が抱える様々な困りごとに向き合い、活動してきました。

昨年からのコロナ禍で、人と拠点で直接会い話を聞き、必要な地域資源につなげることが以前より難しくなりました。支援者として、困っているときこそ隣近所や行政の窓口に相談し自分の状況を話すことがいかにハードルの高いことかを知っています。

そんなとき立ち上げたのが、どこに住んでいても、誰でも、なんでも相談できる無料のLINE相談窓口「むすびめ」です。

LINE相談開設後、あらゆる言葉が届きました。

「生きるのがしんどいです」
「生きづらいです」
「死にたいです」

そうした言葉で綴られる気持ちが生み出される背景は、実に様々です。


内閣府の最新の調査では、自分の将来について「明るい希望がある・どちらかといえば希望がある」と答えた日本の若者の割合は、他国の若者に比べかなり低いという結果が出ています。

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また、日本財団の2021年の調査によると、自殺をしたいと思ったとき、あるいは自殺未遂をしたとき、誰かに相談をした人の割合は3割にも達しないのだそうです。

死にたいほどではないかもしれないけれど自分の将来に明るい希望を持てない。そんな気持ちが、もう生きていたくないと思うほどになったとき、誰にも相談しない・できない人があまりにも多い。


なぜこんなに生きづらいのか?
なにが人を、若者をこんなにもつらくさせるのか?
そもそも、「生きづらい」とはなんなのか?


これからもLINE相談という場所を通して、家から、家出先から、どこにいてもどうにか言葉を発してもらいつながっていられるように、私たちはもっと「生きづらさ」の中身や在りかを具体的に探る必要があると思い至りました。


教えてください!あなたの「生きづらさ」はなんですか?

1人ひとりが言葉にしてみることで、今の時代を生きる私たちが今抱く「生きづらさ」とは何なのか、少しずつ見えてくるかもしれません。

生死に関わるほどの感情を「生きづらい」と表現する場合もあれば、生きることへの不安感はないけれど、ずっと晴れない気持ち・消えないしんどさを表す場合もあると思います。

世の中が何であれば「生きづらさ」だと認めてくれるのかは考えず、あなたにとっての「生きづらい」状況、瞬間、経験をぜひ教えてください。

今生きづらさを感じていない方、その表現ではしっくりこないという方は、身近な人から打ち明けられる「生きづらさ」「死にたい気持ち」に対し、どのような言葉を返せるか、という視点からの考えをぜひ教えてください。

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「むすびめ」にSNSだからこそ出会えた人々がたくさんいたように、このキャンペーン #生きづらさってなんだろう にもネットだからこそ広く聞ける声があることを願っています。

みなさまのご参加をお待ちしています!

★10/23(土)トークイベントを行います★

(Facebookイベントカバー)対談①

NPO法人地域生活支援ネットワークサロンの日置真世さん、ネットの居場所ポータルサイト「死にトリ」運営メンバーの若者たちをゲストに迎え、生きづらさとは一体なんなのか、若者に焦点を当てながら私たち一人ひとりの生きづらさとも向き合い考えます。
お申込みはこちら
https://shinitaitomukiau.peatix.com/


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