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「そんなんじゃ、どこに行っても通用しないぞ!」Better Bossになろう!Weekly Pickup⑦

あっという間に週末! みなさまいかがお過ごしですか?
現在、東京&千葉の一部で、地震の影響で水道管が破裂したり電車が脱輪したりと日常生活に大きな支障をきたしています。
そんなとき、毎回思うのが「リスク対策」について。
日本では「想定外の事態が発生」という言葉をよく聞きますが、そもそも「想定」って、いままで起こらなかった事をちゃんと考えることなんだけどな…。と思ってしまう私です。みなさまはいかがですか? 

さて、Twitterで毎日配信中の「Better Bossになろう!」今週のピックアップは「そんなんじゃ、どこに行っても通用しないぞ!」です。

実は私も同じようなことを言われたことがあります!
その昔、アメリカで働くために米国大使館でビザ手続きをした時、本社の管理職のかたが付き添ってくれました。
そして、ガサツな私はお約束のように書類記入を間違えて、間違い箇所をグリグリ塗りつぶして横っちょに書こうとしました。
すると、それまで黙って私を見守っていた管理職の人が「新しい用紙をもらって書き直しなさい!」と言うのです。
一瞬キョトンとしつつも、「間違っちゃダメと書いてないし、訂正ルールの明記もないので、これで大丈夫ですよっ!」と笑顔で答えた私。
その時です、管理職の人が「そんなんでは日本で通用しないぞ!」と吐き捨てたのは。
再びキョトンの私。「なぜ、いち会社員が「日本代表」みたいなことを言うんだろう?変なの~!」と思いつつ、無意味な指示に従うという選択肢は、ありませんでした。
「とりあえず、アメリカで通用すればいいです~」と笑い飛ばした私を、管理職の人は漫画の「ぐぬぬぬ~」という表情で睨んでいたっけ…。

毎回言いますが、ダメ出しをするときは、ちゃんと理由を言わなくては。
でも、その理由が確たるデータ裏付けもなく、あなたの個人的見解だった時点で、信ぴょう性はゼロになります。
本当は「俺には通用しないぞ!」と言いたいのに、世間や業界という大きな存在に責任転嫁している、ちょっと情けない人に成り下がってしまいます。
そんな人の話をありがたく聞く人は…あまりいないでしょう。

私はイラっとして文句が出そうなときは、相手に「なぜそうしたのか?」と、問題言動の理由を尋ねるところから始めます。
いつも言うことですが「コミュニケーションは双方向」です。
とくに上司の場合は、自分から部下にいきなりボールを投げるのではなく、部下にボールを投げてもらって返球することをお勧めします。
相手の球筋や特徴を確認してからの投球は、より確実に相手に届きますよ!
そもそもが自分の誤解というケースもあるので、いたずらに相手に理不尽な気持ちを抱かせるリスク防止にもなります。
ぜひぜひ、お試しください!

今回はずいぶん私の個人的な話をしてしまいましたね。
若き日の私のオトボケぶりに、ドン引きしたかたもいらっしゃるかもしれません。
今の私なら、もう少し違う言い方をしたとは思いますが、根本的な対応は変わりないという確信はあります…。
(ちなみに、付き添いの管理職のかたとはその後良好な人間関係を保つことができました。私の「想定外の」オトボケぶりにあきれた結果、もしくは期待値低かった分、仕事の評価がオマケ的に上がったという説あり)

それでは今日はこのへんで、また来週!
不安定な気候が続きますが、どうぞご自愛くださいませ。 

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