隠岐旅の計画のコツ(2024年4月,番外編)
ariです。前回、隠岐島旅行の記事を投稿しました。
が、実は結構~頑張って旅の計画準備をしました。結果トラブルなく旅を終えられたので、どんな風に考えたか紹介してみます。
隠岐島とは
(地図埋め込みラクチン。noteのエンジニアさんナイス!)
島根県北部にあり、4つの有人島と小さな島約180を合わせて隠岐諸島とも呼ばれる。後鳥羽JKが左遷された地として、日本史選択の中では有名。
まあ行きにくい。と思っていたけれどタイムスケジュールがカッチリ合えばストレスなく旅することができる素敵な島。です。(ari曰く)
行く決心
まず予算と日程について考えてみて、行く決心をすることから始めます。
予算
都内から隠岐までは飛行機で往復5万~程度。もちろん時期やセールで価格は変わります。
現地のお宿やレンタカーの相場は1万円~/泊だったので、その他加えて全部で8万円~あれば十分だと思います。
日程
最低3日間の確保を。目的地までの船が1日1便だったりするため、欠航した場合に延泊が必要だからです。
とはいえ天気が安定している時期だったり、目的地が1ヶ所(例えばEntoにだけ泊まりたい!など)なら1泊でも可能だなと今回旅してみて思いました。
隠岐島までのルート
都内からの行き方、悩みに悩んで色んな手段を検討しました。
初日の午前中に隠岐に行きたい場合(全て飛行機):
羽田ー隠岐の直行便は無く、伊丹か出雲での乗継ぎが必須です。羽田ー伊丹(大阪)ー隠岐
伊丹から隠岐行きは10:25発の1本しかないので、それに間に合うように羽田ー伊丹便を選びます。お昼前には隠岐に着きます。羽田ー出雲ー隠岐
出雲から隠岐行きは9:00発の1本しかなく、羽田7:05発に乗らないと乗継ぎに間に合わないので、組み合わせは必然的に一通りになります。
本土から朝一番早く隠岐に着く(9:30着)のでこのルートにしたかったのですが、セールで取れず断念。伊丹ー出雲ー隠岐
関西圏の人はこのルートも無くはないです。
その他、帰路(隠岐ー伊丹、隠岐ー出雲)も1日1便ですが、本土に着けば後は何とでもなるので気持ち的に余裕があります。ここに公式の時刻表が載っています。
鳥取・島根の本土から隠岐に向かう場合(飛行機+フェリー):
前泊 or 隠岐へ夜着でもOKの方向け。隠岐の玄関口である西郷港(隠岐の島町)に向かいます。羽田ー出雲(飛行機)ー七類港ー西郷港(船)
松江駅周辺で前泊し、7:50発のバスに乗ります。朝のバスはこの1本しかないので注意します。そこから9時台のフェリーに乗ります。
前日(前泊日)に出雲大社や玉造温泉に寄り、畑電に乗って宍道湖を眺めながら松江駅に向かうのも良さそうです。
このルートだとフェリーに3時間乗れるので候補でしたが、前泊が勿体なかったのと、島根は以前観光したことがあったので断念。羽田ー米子(飛行機)ー境港ー西郷港(船)
境港発のフェリーは14時台のみ、島へは夜着なので実質前泊のようになってしまいます。ちなみにフェリーは境港を出た後に七類港に寄るイメージです。
空港から港はJRで15分程度なので、例えば午前中に水木しげるロードを観光してから出発するには良いと思います。
境港は以前観光したことがあったのと、隠岐へは午前から向かいたかったので断念。
本土からフェリーの場合、夕方や夜着だともう少し選択肢はあると思います。バスの時刻表と船の時刻表を置いておきます。
島に着いてからの移動
空港~港
隠岐空港に着いてそのまま隠岐の島町(島後)を観光する場合は良いですが、すぐ別の島(島前)に行く場合はすぐ西郷港に向かいます。
空港から港までバスが出ていて接続を待ってくれます。片道20分ほどで510円、結構しますね。
島~島
島間の移動は高速船かフェリーです。高速船は結構揺れると聞いていたので後者で。西郷港(隠岐の島町)ー菱浦港(海士町)の移動で利用しました。乗り方
西郷港に着いたら(どの港もそうでしたが)、まず乗船手続きをします。用紙に名前や行き先を記入し、窓口で支払うスタイルです。この時復路の購入も可能。
飛行機のように出発の何分前までに手続きを…みたいなのは無かったと思いますが、記載する時間だけ余裕を持って行動すると良いかと。船内の過ごし方
西郷港は建物も大きく、2階?から乗船します。大きな荷物(キャリーなど)は搭乗口近くに皆まとめて直置きするスタイルだったので貴重品がある場合は注意します。
船内には小さな売店(お土産やお菓子系)と自販機があります。お昼ご飯だったら乗る前に港の売店で購入するのが良いかと。
一番安い運賃(部屋無し雑魚寝)にしたので前方へは行けなかったのですが、後方の外には出れたので離れ行く島を眺めていました。
あとはめちゃくちゃ眠くて寝てました。寝ている人は結構多かったです。笑
島内の移動
レンタカー
岬など遠くまで観光する場合はレンタカーがあると便利です。というかそれ以外に移動手段はあるのかな?
複数の島を周る場合、車もフェリーに乗せられますが島ごとにレンタルした方がトータルで安かったのでご参考までに。
隠岐の島町では空港まで借りれたので便利でした。海士町はいわゆるレンタカー屋さんは無く、港の観光センターで借ります。直予約のみ。レンタサイクル
あとはレンタサイクルもあるようですが、利用していないので詳細は不明です。
アクティビティ
どれも利用していないですが、見かけて面白そうだったものを貼っておきます。
レンタサイクル
島一周までしなくても近くの海岸や神社まで行けます。特に海士町は道路脇のあちこちに放牧された牛がいたので、通るだけで楽しそう…あれ、車窓って走れるのかな?ローソク島遊覧船
隠岐の島町の色んなお土産のデザインになっているローソク島ですが、実は陸からあの姿は見えないので、乗ってみるのも良さそう。ariはそれを知らず陸の遠くから眺めていたのですが、船が何隻か見えました。海中展望船あまんぼう
海士町のEnto宿泊者限定でナイトクルーズをやっていて、夜は星空と夜光虫(光るプランクトン)が綺麗に見えるそうです。もちろん日中も実施しています。
飲食店は予約必須
隠岐の島町と海士町を訪れた感想です。とにかく不規則です。事前に確認していて良かった情報の一つです。
ランチ
昼は港でランチ営業していたりお弁当が買えるので何とかなります。
夕方は怪しいです。海士町の方がランチはどの店も13:30-14:00には閉めると言っていたので、まず通し営業のお店は少ないんじゃないかな。という予想です。
ディナー
予約必須です!やはり地元の方向けのお店が多く、夜は貸切だったり、予約や食材に合わせて営業されているようです。
現に土曜営業のお店(電話で確認もした)でも、予約しなかったためか閉まっていました。お目当てのお店があれば予約しましょう。
全体を通して、港周辺を徒歩でぶらぶらしましたが、海士町ではご飯が買えるようなコンビニは無かったような…。
隠岐の島町はドラックストアが比較的遅く(20時まで)開いているようでしたが、せっかく来たからには島のものが食べたいですよね。
お金・支払いなど
こちらも隠岐の島町と海士町を訪れた感想です。
現金があると良いと事前に聞いていましたが、少なくとも港周辺のお店はカードや電子決済(交通系・PayPay)が使えました。
車で走っていて郵便局はいくつか見かけたので、ゆうちょATMはあるのではないか。という予想です。
あとペットボトル飲料は価格が比較しやすいので色々見てみましたが、港やホテルの自販機や売店はどこも500ml180円でした。それより安かったらラッキーだなくらいの気持ちで。
余談
2泊3日で予定を組むと色んな島(島前)に行くことも考えると思います。
が、もし飛行機で本土に帰る場合、当日午前中に島前から島後(空港がある島)に戻れる船がないため飛行機に間に合わないと思います。
船が欠航する可能性も考えて、帰る前日の早い時間に島後に戻っておくと良いかなと思います。
そのためariは初日に隠岐空港に着いたらすぐ島前(海士町)に行き、2日目と最終日を島後(隠岐の島町)で過ごすことにしました。
結果、上手くいったなぁ~と思います。
あぁ~思っていたことと調べたこと、全部書けてすっきり~!笑
ということで、誰かの旅のきっかけになれば良いなと思います。
今日はずっと文章を書いていて疲れたので寝ます。お腹すいてきたな。ではまた。
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