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和風仕立てのカポナータ

白ワインビネガー・バルサミコ酢・アンチョビフィレ・イタリアンパセリ等々。

イタリア料理を作ろうとおもってレシピを調べてみると頻出英単語よろしく、そんな調味料やハーブやら材料が積極的に顔を出す。

もしかしたら

”この一品のためにわざわざ調味料を買ってくるのはめんどくさいわ”

とか

”調味料買ってもどうせ一回しか使わなよなー”

なんて具合に作ることを諦めている人もいるのではないでしょうか?

今回の投稿ではイタリア料理に必須?!な調味料ではなく、日本の調味料を使ったカポナータを作ってみました。

今までカポナータに挑戦したかったけど避けてきたわ...なんて方でもハードルの低いレシピになっている、と信じているので、自宅にすでに調味料が揃っていたらぜひ作ってみてくださいね。

レシピ

〈食材〉  
ズッキーニ:1本
赤パプリカ:1個   
黄パプリカ:1個    
たまねぎ:1/2個   
なす:1本   
にんにく:1片
クミンシード(無くても大丈夫):小さじ1   
〈調味料〉   
醤油:大さじ1   
きび砂糖:大さじ1   
米酢:大さじ1   
塩:適量
〈その他〉   
オリーブオイル:小さじ1   
サラダ油:適量

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下準備

ⅰ. ズッキーニ、パプリカ、なす、たまねぎを5cm角くらいにカットします。野菜はこの後素揚げするんですが、たまねぎだけはしないので別の容器に入れておいてください。

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調理

① 下準備しておいたズッキーニ、パプリカ、なすを素揚げします。ズッキーニとパプリカは1分くらい。なすは20〜30秒くらいでおっけーです。

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② 素揚げした①をバットなどに上げ、キッチンペーパーで余分な油を吸い取っておきます。ここで油を吸い取っておかないと出来上がりが油っぽくなってしまいます。ある程度油を拭ったら全体に塩を振っておきましょう。

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③ フライパンにオリーブオイル、潰したニンニクを入れて火にかけます。

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④ にんにくの周りから油がふつふつしてきたらクミンシードを入れて香りをつけます。

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⑤ クミンシードが色づいてきたらたまねぎを入れて、しんなりするまで火を通します。(たまねぎの色が透明に透き通る程度まで)

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⑥ たまねぎがしんなりしたら②を入れて、軽く混ぜて、醤油ときび砂糖を入れて全体を丁寧に混ぜながら火を通します。

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⑦ 味見をして美味しければ、火を止めて米酢を入れます。米酢の酸味はあえて飛ばさないのが今回のコツ!

完成

出来上がりの温かい状態でも、冷ましても美味しい和風仕立てのカポナータです。

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夜の副菜やお弁当にもgood!!

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まとめ

和風仕立てのカポナータ、いかがでしたでしょうか。

和風仕立てのくせにクミンシード入れやがって、なんて声もありそうですが、素直にごめんなさい笑

クミンシードはもちろん無くても美味しいです。ただ、あると口で噛んだ時のアクセントでまた違った顔になるので、ある方は是非。

そろそろ秋も近づき秋食材も顔を出し始める頃。この夏最後の夏野菜をカポナータで堪能してみてはいかがでしょうか?

このレシピが参考になれば嬉しいです。

それではまた!

国内海外問わず、世界には美味しい食べ物やお酒がまだまだあるはず。そんな世界を知って、自分の料理に昇華できたらと思います。コロナ明けはイギリスとフランス文化の混ざるカナダへの食旅行を計画中。