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「使命」:スターとファン編 DishAppでは クリエイターさんの こんな悩みを 解決したい

DishAppは、なにを解決したいのか?

うつわと料理で笑顔の食卓をつくる食器賃貸プラットフォーム事業」を目指すDishAppが考えている「課題」について、本音でお話しする連載の第3回です。

「課題」というより、みなさんが感じている「お悩み」と言った方がわかりやすいかもしれません。
ですので「それ、感じてた!」とか、「そうそう、それって問題だと思う!」という感想があれば、ぜひ、コメントに残すか、以下に連絡して下さい。mail@dishapp.info

前回までの記事 :主にクリエイターさんの視点で考えました

1.使命:うつわ編

・うつわと料理のクリエイターの構造(うつわの作り手と使い手)
・悩みの解決には、うつわ流通のDXが必要だ

2.「クリエイター」をめぐる課題

・「クリエイターは孤独」、「購入者との交流がない」というお悩み
・「夢や希望」、「スキル不足」のお悩み

3回目の今回は、うつわと料理の「フォロワーさん」の視点で考えてみます

アジェンダ 
・うつわと料理が好きな フォロワーさんの「3大お悩み」
・「クリエイターともっと交流したい」というお悩み
・アーティストとファンの幸せな構図
・うつわ業界や料理業界では、プロデュース・チームが存在しない

うつわと料理が好きなフォロワーさんの「3大お悩み」


フォロワーさんであろうと、クリエイターさんであろうと、うつわ編でご紹介したお悩みの「3大要素」は変わらないと思います。

・良いうつわの一点モノは、高額で手が出ない!

・自宅の食器のスペースがないから、うつわを増やせない

・飽きた皿は返品したい! なんでお皿は返品できないの?

  参考記事 https://note.com/dishapp/n/n9b90586c0d12

このうつわ流通を巡る基本的な課題は、フォロワーさんも共通していることを認識したうえで、今回はさらに、SNSの時代に起こるクリエイターとフォロワーの関係、料理教室や陶芸教室の「先生と生徒」というお立場の限界などに関連する、お悩みや問題を見ていきましょう。

うつわと料理のクリエイターさんへの「フォロー」を巡る課題

私たちは、クリエイターさんのお悩みの裏側に、フォロワーさんのお悩みが存在すると考えています。

仮説:クリエイターさんが「購入者との交流がない」とお悩みなら、逆にフォロワーも「クリエイターともっと交流したい」というお悩みを抱えている


ただし、この仮説は、ほとんどのフォロワーさんは、実際には気付いていないかも知れません。もしくは、一部の熱狂的なファンのなかでは発生しているけど、全体にはまだ顕在化していないと思われますので、今回はその背景まで分析してみます。

「クリエイターともっと交流したい」というのは、一種の「追っかけ心理」です。

一般の人までが話題にするようなスタークリエイターがいない、うつわの業界や料理の業界では、「追っかけファン」は、かなり珍しいかと思います。

でも、歌手やスポーツプレイヤーのことをもっと知りたい、彼らを応援したい、自分が彼らをステージを押し上げてあげたい、というのは、誰でも理解できる心理現象ですね。いわゆる「ファン心理」というものです。

フォロワーが熱狂すれば、クリエイターの「追っかけ」は発生するか!?

この課題を考えるとき、現在のうつわと料理関係のインスタグラムや、Youtube、ハンドメイドECサイトだけを見て、クリエイターとフォロワーの接点に課題があると考えてはいけないと思います。
他の業界、特に一般の人までが話題にするようなスターを抱える業界の、制作者とファンのリアルな局面にも視野を広げて、「フォロー=応援・支援=追っかけ活動」として、全体を考えるべきだと思います。

問題の本質は、「販売店が介在することで、制作者と使用者の接点が生まれない」ことです。

「接点不足」のせいで、クリエイターのことを、もっと知ってもらうチャンスを台無しにしているのです。
接点がなければ、その人のことをもっと知りたいという「興味・関心」を呼び起こすことはできません。いわんや、熱烈なファンになって「そのアーティストを追っかけたい!」という強い感情は育たないと思います。

この「追っかけ現象」は社会心理学の分野の現象であり、クリエイターいち個人や、フォロワーいち個人の心理というより、この現象を起こすべく業界全体のムーブメントをどう作るかの話になります。

決定的に欠けているのは、業界全体で人気者をつくるという「プロモート」という概念です。そこで指摘したいのは、うつわ業界や料理業界では、プロデュース・チームが存在しない、ということです。

現在、うつわにおいてクリエイターとファンの接点を肌身で感じるのは、陶器市やうつわフェスです。

陶器市の各テントでクリエイター自身が販売するシーンなどでは、ファンとの温かい交流を目にすることが多いです。

フォロワーとして長年追いかけていたクリエイターさんにやっとリアルで出会えた「感動のご対面」や、それこそ「アイドルの握手会」のような握手が自然発生するシーンを目撃してきました。
クリエイター側も、長年の追っかけを感謝して、「再会のハグ」に発展する場面などを何度も見てきました。

人気のうつわクリエイターさんのテントのなかには、整理券を出して、ファンとの交流の時間制限しなければならないほどの方もおられます。
こうなると、もはや歌手やスポーツ選手のようなアーティスト、スターに近い存在です。

事実、常設のうつわギャラリーでも、人気のうつわクリエイターさんが展示即売に立ち会う場合などの初日では、たくさんのファンが予約待ちをし、新作を手に取って、楽し気に会話する状況になっています。

問題は、このような場づくりが「セルフプロデュース」になっていることです。


こうしたファンとの接点を継続するのは、並大抵の努力ではありません。そのためには、自分自身の発信力を高め、クリエイター自身とその作品をプロモートして、ファンとの接点に出資して、フェスなどに出展し続ける弛まぬ努力が必要です。
普通のうつわ作家や料理研究家が、誰にも教わらずに、それらをするには、長い道のりが必要ですし、数多くの失敗を経験することになります。
こういうものは、ひとりでやるには限界があります。

プロモートのプロから見れば、セルフプロデュースでSNS活動を始めている人たちの状況は、「絶対プロになる!」と息巻いて、地方の駅前で、ギター一本で、路上ライブをし始めた歌手志望の中学生みたいなものだと思います。

可能性は、うつわフェス、一日教室、料理サロンにありそう


過去の自分自身の実体験から言えば、うつわフェスや陶器市以外にも、ファンとの交流のハブになりそうなシーンや場所があります。

加えてうつわクリエイター自身が教師役をする「一日陶芸教室」でのファンとのふれあいに、同じような交流密度の高さを感じました。

逆の実体験で言えば、大量生産のうつわをアウトレットのように展示している「大陶器市」のような催し物では、そういう熱気を全く感じません。

同様に料理においては、プライベートな料理サロンにその可能性を見ています。料理サロンでの先生と参加メンバーとの熱い会話に、同じ交流密度を感じました。
逆に言えば、大手の料理教室が主催する料理レッスンには、そういうカリスマ性や、スター性を感じることはなく、生徒たちも淡々と料理を学習する「場」としての感覚しか残りませんでした。
たぶん、そこでは供給側も、ユーザー側も求めているベクトルが違うのでしょう。

そこで、DishAppでは、この件について、仮説を立てました。

制作者と使用者の接点がうまくプロモートできれば、うつわの世界でも、料理の世界でも、「アーティストとファンの幸せな構図」ができるはず!


いままでも、名人級の陶芸家ならば、美術館や一流デパートの展示会で、本人がファンと接することがあれば、かなりの話題になります。
料理の世界でも、TV出演しているような有名料理研究家のレシピ本のサイン会には、書店やデパートで長蛇の列ができます。

このレベル人たちならば、展示キュレーターや、出版社、イベントプロモーターというがプロのプロモーターが裏で、ムーブメントつくるために存在しているのです。

それにしても、そんな機会を得られるアーティストの数は、極端に少なく、いまインスタグラムなどで活動しているうつわクリエイターたちには「夢のまた夢」というのが実情だと思います。

欠けているのは、クリエイターさんの夢を応援する体制。ファンのみなさんが、クリエイターさんを応援する場所をプロモートする体制です。

クリエイターさんをプロモートするプロデュース・チームが必要なのです。


私たちには、うつわや料理の興味あるクリエイターさんをたくさん集めて、ファンのひとたちもたくさん集めて、「笑顔の食卓をつくる」活動の地熱をもっともっと高めて、うつわや料理のクリエイターを、プロスポーツ選手や、歌手のような人気者にしていきたいという「野望」があります。

自分がスターになるのではなくて、クリエイターさんをスターにしたいのです。その気持ちはひとりのクリエイターさんを応援したいファンの気持ちと同じく熱く、かつアーティストをナンバーワンにするプロモーターと同じプロ意識で冷静です。

みんなで、ファンが追いかけたくなる人気者をつくろう!


その活動が高まれば高まるほど、うつわクリエイターや料理クリエイターの立場が強くなり、影響力が増します。そうすれば生活が苦しいクリエイターさんの収入も楽になるはずです。

そういう下積みのクリエイターさんを応援して、ステージをあげてあげるのが、ファン冥利というものです。

スターとファンが一緒に夢をかなえる場所、それをつくることが、DishAppの目標です。

DishAppは、うつわと料理を巡るスターのプロモートを真剣に解決しようと考えています。

ここに集まれば、スターになれる!それがDishAppです。
DishAppのロゴを注意深く見ていただくと、「i」の点が「☆」になってますよね。これが、決意の表れです。

スターをつくる「決意」の「☆」です。


「i」の「☆」にご注目!

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あなたのご意見で、世の中は変わります。

うつわの作り手と使い手が同時に幸福になる方法を考えていきましょう。
ぜひ、以下のアドレスにご連絡ください。
宛先 mail@dishapp.info
もしくは、各種SNSでDMをいただいても問題ありません。
よろしくお願いいたします。

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Dish App代表太田
Dish App合同会社の代表をしています太田泉です。 このnote.では、起業にかける想いなどを紹介させていただきます。 Dish Appは、「うつわと料理で笑顔の食卓をつくる食器賃貸プラットフォーム」で、 うつわの作り手と使い手のクリエイター・コミュニティを目指しています。

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