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コンサル流デスクワーク技術⑦「プロジェクト管理ツール、課題管理表」

その仕事、どの会社でも通用しますか?
外資系コンサルがまず身につける究極のベーシックスキル30個選!

ビジネス・コンサルタントは入社1年目から徹底的にビジネスの基礎を叩き込まれます。
このnoteでは、全30記事にわたって、一流のコンサルタント会社を経て独立し様々な業界で活躍している方々に取材して分かった、彼らがコンサルタント時代で学んだ中で今でも実践している「外せないスキル」を紹介します。
厳選した30のスキルは、百戦錬磨のコンサル出身者が、一過性ではなく15年、20年実践し続けている普遍的な仕事術です。

このnoteを読むことで、
・職業を問わず、業界を問わず、15年後にも役立つ普遍的なスキルを
・社会人一年目で学んだときの基礎的なレベルから
理解できるようになります。

社会人1年目からベテランの皆さんまで、自分の成長が不安な方はぜひご一読ください!

今回からは、「デスクワーク術」と称して、テクニック寄りのことをまとめています。議事録の書き方、スライドの基本、効率のよい勉強法、プロジェクトの課題管理方法などです。

第二十二回:プロジェクト管理ツール、課題管理表

プロジェクト管理の基礎を学んでおくと、将来にわたって応用がききます。わたしはコンサルタントの一年目でIT関係の仕事を通して、プロジェクト管理の基本を身につけることができました。
プロジェクト管理というのは、複数人で仕事をやるときに、進捗を管理したり、課題を管理したり、意思決定をしたりするというもの。関わる人が多くなってくると、こういうことをきちんと管理して、スムーズに物事を進めていくことが求められます。ITの開発などでは、ときに数百人もの人が関わることがあるため、進捗を厳密に管理して、全体が滞りのないようにする必要があります。

プロジェクト管理の技術は多岐にわたるため、網羅的に学ぶとなるとたいへんですが、たったひとつだけ、簡単にできて、ずっと役立つ、プロジェクト管理の原型のようなものがあります。
それが<b>「課題管理表」</b>です。
<b>これはエクセルに、プロジェクト進行上の課題をリストアップして関係者が進捗や状況を確認し合う表</b>のことを言います。原型をひとつ覚えておけば、いろいろな場面や分野で、カスタマイズして使えるので、ずっと威力を発揮し続けます。
コンサルティング会社出身の人は何かにつけて管理表をつくり、きちっと物事を進めます。これも、ひとつの突出したスキルだといえます。

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