Notes of a Dirty Old Man in Philippines

三ヶ月程をセブで過ごす内に、
食事時毎に少ない時間でも彼女が傍に居てくれて、
デリバリーが上手く行かずに夜の仕事を休んで近くに散歩にとか、
ホテルの部屋で洗濯をしてくれれば一緒に居てくれる時間が増すのだけど。

私が勧めて自分の部屋のベッドで寝るのが一番疲れが取れるよ、
ということで早く部屋の帰るように仕向けるんだけれど、
帰り間際の私のベッドでのむつみ事。

私がママだから、から始まってベッドで横になり、
彼女が左向きで私は右向きに、顔を身体を向き合わせてハグをしての、
口づけがなかなかに終わらない。

こんなことを言えば怒られるかも、と思うけれど爺さんの私は苦手で、
彼女は悦に入りなかなかに終わら無い。
いろいろ理由を考えて終わりにするように言葉がけ、
彼女の口づけに応えながらだから忙しい。

長い独り暮らしの習い、
独りで居るのが心地良いし、書きものの考えごとの邪魔にもならず。
次の渡比の際にはどんなになるかは分からないことですが。
三ヶ月程だけれど彼女の現実の生活、本心を見て仕舞っての帰国後のこと。
毎日のメッセンジャーでのやり取りでの思い入れも、
それなりに変り行くようだ。

彼女は自分の思いのままに行動するのだし、
国民性故でしょうし、フィリピーナの思いのままなのでしょう。
カインドネス・ハート、ホスピタリティー。ハートのままだ。
先日ランドリーでお逢いしたおばちゃんがおっしゃつた、
良い人、悪い人の話しじゃ無いけれど、
良いフィリピーナの見本を彼女とあのおばさんに見た。

ご主人とおばさんが一緒に横断歩道を渡る際の仕草が、
彼女の私への態度と同じと思わせた。
三年程の月日を越えても、
彼女と出逢え、今傍に居てくれて私は幸せなんだと思わせた。
帰国して少し離れて初めて実感する、なんてね。

そう、マニラの飛行場のチェック・イン・カウンターの、
綺麗なウーマン・オフィサーの気遣いにも通ずることでしょう。
気が急いて早くまた傍にと、思って仕舞う。

確かに次の約束は三ヶ月後か、
セブの一月の中頃にサント・ニーニョ教会の大きなお祭り、
シヌログの故で、ホテルがいっぱいになるのは知ってるから、
二月になるかもと話してるから彼女も四ヶ月かもと理解してるし、
以前は三年だったから短い、直のことと何度も言い聞かせたっけ。

そしてもう一つは午前だけですが、
私の月土での書きもののアルバイトがあるのですが、
その他に、
或る程度は書いてるけれど二冊目の書き下ろしを仕上げるのが、
何時になるかはっきりしないとも、教えてるんだけれど、
下手な英語でどれだけ理解してくれてるかは分からないことだ。

私自身が中途にしても四ヶ月の内の渡比なんて考えてるんじゃ埒も無い。
惚れた弱みかと、心の内に仕舞い込む。
そうそう、書こうと思ってたことが何処かに行って仕舞ったよ。

二人で話してると時々話題になるセパレートのことなんだけれど。
日本ではほとんどがディボーストだよ、って言い出すと、
セパレートってなんか、
だらしなく別々に暮らしてるみたいな感じがと、思ったのでしょう。

珍しく声高に、いや違う私の場合はちゃんと教会に行って、
セパレートのことを、ペーパーで貰ってるから証明出来る、と言い出した。
もちろん私への誠を表したいからのことでしょう。

今は出生時や結婚の時には役所に行く人が多くなったようですが、
以前は教会の神父さんのお仕事だったようです。
カトリックの信心深い方の多い国故のことでしょう。
セパレートの顛末は、
~~明日に続けます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?