Notes of a Dirty Old Man For introduction

昨日は書きものはお休みで、ゆっくり出来た。
その分、この頃は日曜はライフへ買いものをと決めてる。
書きものをした後はくたびれてそんな気にはならないんだし。
ライフではまとめ買いをするから、
重い買い物かごでヒーヒー言い出すんだし。

自転車で出掛けるのも段々しなに、
以前なら歩くのを考えればと思えたものを、
やはりヘルパーさんにお願いする潮時か何て考え出している。
日に日に体力の衰えが眼に見えるようで、心細いばかりだ。

またの堂々巡りのチケットを買って仕舞ったのに体調は大丈夫かな、
何てまた考え出す繰り返しだった。
だからなかなか買えずにいたんだし。
一歩踏み出して仕舞ったんだからポジティブシンキングで行こうよ。

そうそう、
お店の中でのことですが、このシーズン、お客様へのお勧めは梅酒作り。
カードに現金をチャージする機械の横に棚があり、
大きなガラス瓶が、中の梅のピクチャーで特に目立っていた。
その瓶を見やっての思い浮かび想い連ね。
書かずにいては申し訳ない彼女へのことを書いてみます。

子供の身体には左程では無かったのでしょうが、四月に入学をして、
しばらくの後に始まる梅雨の時期。蒸し暑い日が続く。
青森は北海道ほどでは無いにしても東京に比べれば梅雨は無いに等しく、
どんな話しから、そんな展開になったかは知りませんが、
彼女が言い出したと思い付く、梅酒作りのこと。
青森ではそんなことはしないよ、とか応えたのでしょうか。
その土地その土地の古くからの習慣のなせること。
お母さんが家族の健康を考えてのことでしょう。

今の今に、おばあちゃんになった彼女がみんなの為に作っているかも。
穏やかで心優しかったと今に成れば彼女を思いやれる私がいます。
そう記憶に間違いが無ければ、
私がクラス委員長で、彼女が副委員長だったと思う。

そう彼女はみんなに頼まれれば面倒見が良くて、
断れないような子だった気がする。
私はと言えばただのお調子者で、
クラスメートから見ればどこの誰かは知れない田舎者。
新しいクラスが始まったばかりで気心が知れない同士で、
あいつにやらせれば面倒無いそれが良いとなったのでしょう。

半年ごとに入れ替えが決まりみたいで、
新しくクラス委員長になった子が私に語り掛けて来た、
クラスをまとめるのは、どうとかすれば簡単簡単の言葉。
見るからに賢そうな子でやはりちゃんとした考えを持ってるんだ、
と気付く私がいた。
九月が交代とすると私は直に訳も分からず転校したんだな。

彼女の一言が私に思わせた彼女の性格のことや家庭環境のこと。
愛おしい限りです。
それに引き換え、或る時にばあちゃんが言ってた一言、
うちの家族はもめ事が多い家族、大きな声を出すことが多い。
樺太帰りの故も有るのでしょうが。
ただ口をきかずとも分かる彼女の穏やかで心優しい心持ち。
そんな内での生い立ちの私、心惹かれずにはいなかったよう。

クラスの中での記憶はそれだけですし、終わったも終わらないも、
考えもしないことでしたが、ちょっとした出逢いに続くのでした。
~~続く

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