目指せ!スポーツファーマシスト 【こちら覆面DI室 #044】
薬学部4年生のP君は囲碁の学生チャンピオンです。
「アジア大会で囲碁種目ができるんだって?」
そう、P君は囲碁の日本代表に選ばれたのです
(2010年のアジア大会では、囲碁が競技種目になりました)。
Facebook上でも、薬剤師の応援団ができます。
しかし大会決勝戦前日、風邪をひいて体調をくずしてしまいました。
遠征先の薬局で、かぜ薬を買って飲みます。
でもそのかぜ薬は眠くなる成分を含むもので、
試合当日は風邪に加えて眠気との戦い。
決勝戦中も、意識がもうろうとしてしまいます。
だけどなんとか優勝!日本中が金メダルの歓喜に包まれます。
しかし、翌日報じられたのは「ドーピング違反」。
P君は2年間のライセンス剥奪となります。
薬学部5年生になり、薬局実習に行ったP君は、
そこでスポーツファーマシストという、
アンチドーピング活動を行っている薬剤師に出会います。
P君はその薬剤師を師匠とし、
自身の経験からアンチドーピング活動を始めるのであった...
こんなドラマできませんかね。
スポーツファーマシストになるためには、
講習会に出席し、認定試験を受験します。
(講演会はWEBになりました)
受験資格は薬剤師であること。
実務経験は特に必要としていません。
これを見ている薬剤師の方、
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「こちら覆面DI室」は休刊となった週刊approach誌に連載されていました。そのコラムを少しだけ改編して掲載しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?