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ふらり「薬」の旅

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ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。 そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。 登場人物 リリ(姉):忙しいのにビンボー…
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2021年5月の記事一覧

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(15)

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(15)



姉:晴明神社の前でバスを降りました。
妹:ここは薬に関係あるの?
姉:ないわよ。
妹:じゃあ、写真いらないじゃん。
姉:ここは、陰陽師・安倍晴明を祀っているのよ!
妹:お、お姉ちゃんの趣味なのね。

ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。
そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(14)

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(14)



姉:次は少し遠いからバスで行くわよ。
妹:ねえ、このバス停までずいぶん歩いたけど、途中のバス停から乗れば良かったんじゃない?
姉:見てよ、このバス停。
妹:あっ、堀川蛸薬師だって! 薬の付くバス停なのね。

ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。
そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(13)

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(13)



妹:薬祖神祠から4ブロックほど北へ行くと、今薬屋町がありました。
姉:ここは、京都第二赤十字病院のすぐ裏ね。やっぱり、薬の町は医療の町なのね。
岡橋:いやー、お二人とも、こんにちはー。実は京都第二赤十字病院は、京都第一赤十字病院よりも歴史が古いんだよ。じゃあ、京都を楽しんで行ってね。ほな、さいなら。
妹:い、いまのは誰だったの!
姉:完全に内輪ネタねっ

ふらり「薬」の旅は、The Pharm

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ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(12)

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(12)



姉:この薬祖神祠はすごいわよ。なんと神様が4人も。
妹:4人も!
姉:大巳貴命(おおなむちのみこと)様、小彦名命(すくなひこなのみこと)様、神農様、こちらは中国の薬の神様だって。
妹:中国の神様もいるんだ。で、4人目は?
姉:ヒポクラテス、、、みたいよ。
妹:ヒポクラテス? 西洋医学の父じゃない。なんで、そんなに和洋折衷、いや和洋中が集まってるの?
姉:このあたりは、薬問屋が多かったみたいね。

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ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(11)

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(11)



姉:蛸薬師町のすぐ隣には、こんな神社がありました。
妹:「薬祖神祠(やくそじんし)」、薬の神様がいるのね。お祈りしなきゃ。

ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。
そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(10)

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(10)



妹:これは?
姉:OKよっ! とっても趣のある蛸薬師町ね。
妹:郵便番号は604って、あと数字が4つ必要じゃない?
姉:郵便番号は、1998年より前は3桁だったのよっ!
妹:20世紀の遺産かー
姉:そんなに前じゃないと思うけど。

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ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(9)

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(9)



妹:お姉ちゃん、この看板はアリ?
姉:あっ、また蛸薬師町だけ手書きだわ。なんで?

ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。
そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(8)

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(8)

姉:次は、この先3つ目の角が「たこやくしちょう」なんだけど、、、どこかに看板ないかな。
妹:「たこ」って、どんな漢字だっけ?
姉:えーっと、あ、これこれ。

妹:消えるっていう漢字のへんが虫になると「たこ」なのね。えっ、っていうかこれ消火器?
姉:そうね、ここが「蛸薬師町」なのは間違いないわ。看板、看板、どこかに看板ないかしら。

ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven

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ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(7)

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(7)



妹:でもやっぱり薬師町だけあって、薬師院があるものなのね。
姉:いや、ここは薬師町の隣の大黒町みたいよ。
妹:そ、それはちょっとビミョーね。

ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。
そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(6)

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(6)



妹:薬師町のすぐ裏手には「こぬか薬師」という「薬師院」、つまりお寺がありました。
姉:福こぬか、寿こぬか、お金もこぬか、なんまいだぶ
妹:金運は関係あるのかしら?

ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。
そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(5)

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(5)



姉:次だけど、薬屋町から2つ目の角がもう薬師町なのね。
妹:いろいろ探したけど、京都市広報板に書いてある町名が一番わかりやすいね。
姉:薬師町、クリアーねっ!

ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。
そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(4)

ふらり「薬」の旅 第3話 京都は薬の町(4)



妹:お姉ちゃん、いいの見つけたわよ。
姉:京都市広報板、、、確かに下に「薬屋町」って書いてあるわね。クリアーよ!
妹:やった!

ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。
そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。