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【いきもの雑学】サメは人が好き?〜サメが人を襲う理由〜

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さて、今回は一番映画化されている魚といえば、、、で有名なサメについての雑学を書きます。サメは色々な側面から語れる非常に興味深いいきものですが、今回はそんなサメに対する人がもつ怖いイメージは本当なのか?ということを検証したいと思います。


●結論、勘違い

いきなり結論を言いましたが、そうです。サメは人が(食べ物として)好きなわけではありません。では、その理由をいくつか見てみます。


◎アシカに似たサーファー

サーファーがサメに襲われた、というニュースを聞くことがあると思います。当然、海の中はサメのホーム。サーファーはそんなサメのホームに出かけていく回数が多いため、襲われる確率も高いのかな?なんて思うでしょう。

それもあると思います。単純な確率論ですね。

では、サメはサーファーを見つけたときに、「おっ、サーファーがいるな、これはうまそうだ」と思っているのかというと、そうではないと思われます。

では、なんと思っているのか?

おそらく「おっ、アシカだ!ヒャッホー」と思っているらしい。


アシカ??


人だよ!!


では、理由を説明します。


サーファーがサーフボードに乗って手で漕いでいる様子、つまりパドリングをしている姿を、(サメになったつもりで、サメ目線で)下から見てみてください。


どうですか?長いサーフボードがアシカの胴体に、パドリングしている手がアシカの前足に、たまにバタつかせる足がアシカの後ろ足に見えてきませんか??


ちなみに、パドリングに限らず、泳いでいる人間を下から覗くと、アシカっぽく見えます。また、水面は光の反射でディテールはよく見えません。


サメにしてみれば、これぐらいボヤッとした情報で十分です。アシカの可能性があれば、とりあえず噛み付きます。これが、サーファーが襲われる理由です。つまりは、サメの勘違いです。


また、先ほど少し触れましたが、特に危険なサメと言われるイタチザメに代表されるように、サメは好奇心が強く、エサっぽいものには、とりあえず噛み付きます。この習性も理由の一つです。


◎人より魚が好き

また、こんな実験もあります。サメの好物を知るために、A:魚な肉塊とB:(人の肉に似せた)牛などの哺乳類の肉塊の二つをサメのいる海域に投げ入れてみました。

すると、Aには多くのサメが群がったのに対して、Bにはほとんどサメが近づかなかったようです。


味としてみても、サメは圧倒的に魚が好きみたいです。


つまり、サメが人を襲うのは、好奇心がゆえの勘違い、というのが理由といえそうです。


いずれにせよ、サメには近づかない方がいいね。






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