記事一覧
ロンTEEみたいに着られるニットが欲しかったんだ。
すでにご存知の方も多いだろう。
WIRROWが今季24AWを最後にその活動を休止する。
自分がその事を知ったのは最後の展示会の前だったから、確か3月頃だろうか。
展示会の案内にしてはいつもより早いな、と少し違和感を感じながらメールを開くと、そこにはブランド休止の旨が丁寧な文章で綴ってあった。
一瞬は意味が分からず呆然としたが、時間とともに不思議と納得するような気持ちがじわじわと胸に広がり、
Wrapinknot Wool Wear POPUP ②
この6月も記録的な暑さだそうで。
もはやこれは異常ではなく平常であって、この暑さ(将来的には下手すればこれ以上の暑さ)がデフォルトなのだ、という覚悟と備えを持って生きていく時代なのかもしれない。
その暑さの中で如何に快適に過ごすかを考えた時、やはりシンプルに身に付けるものの役割、比重は大きい。
どれだけ暑かろうが何も着ない訳にはいかないからだ。
もう15年も洋服屋という仕事をやっていて、こ
Wrapinknot Wool Wear POPUP
昨年の夏のとある日。
いつものように営業していると、ひとりの男性が入っていらした。
ご対応しているうちに、「実は、 」と、メーカーの営業である事をお話してくれた。
コロナが落ち着いて気やすく移動ができるようになってからは、また少しずつ飛び込みの営業が戻ってきている。
うちみたいな小さな店まで遠くからわざわざ来て頂くのはとても恐縮に思う。
ちょうど他にお客さまもいらっしゃらなかったので(ま
ノースリーブのすすめ。
大人になって TEE シャツが苦手になった、という方って意外と多い気がします。
いかにもカジュアル、という雰囲気が年齢と少しチグハグになってくるのだと思います。
けど、暑くて汗もかく夏にはカットソーのトップスが必要ですよね。
だったら思い切ってノースリーブ。
TEE シャツよりも少しだけヌーディな見え方が大人のカジュアルにぴったりです。
しかも涼しいし、重ね着にも便利。
「TEE シャツ
YOKEとstein
YOKE と stein。
メンズメインで展開してはいますが、どちらもユニセックスブランド。
TEEシャツは女性でも着やすくておすすめです。
YOKE の定番として提案されるTEEシャツ。
一見すると普通のTEEシャツですが、両袖から背面のヨークが一枚続きで切り替えになっており、フロントはセットインスリーブ、後ろはドルマンスリーブの凝った仕様です。
何気ないデザインながらバックスタイルが
夏のblurhms。
夏の定番となった感のある blurhms の TEE シャツたち。
ブランドをお取り扱いさせて頂く事になったのは、カットソーアイテムの豊富なバリエーションに惹かれたのも理由のひとつでした。
blurhms ほど様々なカットソーをしっかりとつくり込んでいるところってあまり無いと思っています。
当然ウィメンズの TEE シャツも人気です。
デザイナーの村上さんは男性だし、ブランドとしてはメンズがメ
BATONER 24AW 受注会
今年もこの時期がやってきました。
明日2月23日から BATONER の受注会がはじまります。
冬の終わりに次の冬のためのセーターを選ぶ。
はじめてだと実感が湧かないと思いますが、やってみると中々楽しいようです。
我々バイヤーは展示会で自分の着る服をオーダーしておくのが当たり前になってしまっているので楽しいという感覚はもはや無いのですが、
最初の頃はやっぱり楽しかったように記憶しています。
barbell object
黎明期のレーベルに特有のやや混沌としたムードが好きだ。
回数を重ねる毎にコレクションは洗練され、プロダクトは完成度を増していく。
もちろん望ましい事だし、そうでなければ続けてはいけない。
だとしても、初期衝動に溢れ、やりたい事をやるというシンプルなクリエイション、
恐らくは立ち上げ間も無いレーベルだからこそ成し得るそれは、とても魅力的なものだと思う。
24SSが2シーズン目となるbarbe
そろそろパンツもどうですか。
23AWもそろそろ終盤戦。
AWはSSと比べるとお客さんの興味がまずは上に向いていたように感じます。
そりゃそうですよね。
だって寒いから。
あと、下(ボトムス)は通年で穿けるものをそれなりに持っているから。
AWのメインはやっぱりアウター、そして暖かいニット。
そのあたりをシーズン序盤から中盤のうちにしっかりと押さえておきたいという方がやはり多いのではないでしょうか。
いつ寒くなっても大丈夫
もう優しいニットだけでいい。
年齢のせいなのか、それともただの気分なのか、
最近は質感のやわらかいものに惹かれてしまいます。
たぶん、そのどちらの理由もあるのだと思う。
親が昔よく言っていたのだけど、「年を取ると硬いものが着れない」
それを実感する年齢になったという事なんだろう。
着ているのを感じない位にやわらかくて軽いものがいい。
自分は服に対しての大部分をシルエットで見ているので、やわらかな生地の落ち感やドレープによっ
今、CIOTA を穿く理由。
ストレートデニム。
言うまでもなく、LEVI'S 501を原型とする5ポケットデニムの代名詞。
その501は現在までに幾多のファッションアイコンに愛され、今なおカジュアルファッションの入口にして最高峰のひとつである事に異論を持つ方はいないのではないでしょうか。
しかし、です。
ファッションに興味があって、「今」ストレートのデニムを日常的に穿いている人は実はあまり多くはない。
どうでしょう?