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起業のゼロイチを組み立てる、進撃のWEEK#DAY4

今日は【Airbnbの初期資料を徹底解説】することで、いよいよ投資家へピッチするための具体的な資料作りについてレクチャーを受けました。Airbnbの資料は極めてシンプルで綺麗にまとまっているということで、シリコンバレーの起業家達も参考にしているそうです。


1.Airbnbの14資料を徹底解説
2.本日の課題
3.感想


1.Airbnbの14枚の資料を徹底解説

【1枚目:ミッション】 
  ホテルのあり方を変えるんだ!
【2枚目:プロブレム】 
  ①ホテルの価格はリーズナブルではない
  ②地方のカルチャーから遠い。どこのホテルに泊まっても同じようなルーム
   サービス、朝食である。
  ③一般の人が知らない人を宿泊させるのは極めて難しい。
【3枚目:課題を解決するためのソリューション】 
  自分の空いてる部屋をホストすることで3つの課題が解決!
  ①旅行客がお金をsaveするとことができる。
  ②自分の空き部屋をホストすることでお金を稼ぐことができる。
  ③ホストする側の生活のあり方を共有することでカルチャーを共有することが
  できる。
【4枚目:競合がどれくらいユーザーを抱えているのか?】 
  具体的な数値を上げて市場のポテンシャルを明示。
【5枚目:市場規模】 
  この分野に詳しくない投資家も判断材料になるので、極めて有効的な資料。
【6枚目:プロダクト】 
  webでオーダーから、ホストや部屋の詳細、泊まった顧客のレビューまで見
  ることができる。3ステップでカンタンに予約できる、というのを具体的に明
  示。
【7枚目:ビジネスモデル】 
  旅行客とオーナーから10%ずつのコミッションをもらう。840億の流通価格を
  作った場合、21億の利益が生まれる計算。より詳しい数値を示すことで投資家
  が判断しやすい。
【8枚目:ストラテジー(戦略)】
  イベント。既存の旅行会社とのパートナーシップ。このことにより、競合他社
  のユーザー顧客も囲い込むことができる。
【9枚目:コンペティション(競合)】
  ユーザーにとって快適か、オンラインで完結するかの2軸で競合他社を含めプ
  ロットし、自社が一番優位であると図で示す。
【10枚目:競合と比べたアドバンテージ】 
  利点、見込みについてポイントで表記。
【11枚目:チーム】 
  メンバーの略歴、実績を表記。いかに素晴らしいチームかを表現する。
【12枚目:メディア評価】
  具体的な事例を表記。どれほど盛り上がっているのかを見せつける。
【13枚目:ユーザーボイス】
  満足度を得られているのか。
【14枚目:トランザクションと売上】
  パズルチャートで可視化する。

実際の資料を拝見しましたが、非常にシンプルで明瞭でした。これをベースに自分のビジネスのプレゼン資料を作成します。

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2.本日の課題

私のサービスは医療コンサルタントです。医療コンサルタントの中でも経営改革並びに事務スタッフの教育ができることが強みです。医療機関の経営を安定的に継続させるためには医療事務スタッフ(特に請求部門)のスキルが高いことが必須となります。しかしながら、それにはいくつかの課題があります。クリニックでは事務スタッフが少人数であるため新人教育にまで手がまわらないことが課題です。中小病院では教育ラダーが確立されておらず、人によって教える内容に差があり、組織全体としてレベルの標準化を図るのが難しいことが課題です。大病院では、医療事務スタッフが委託業者へ丸投げされているケースが多く、実態を把握できていないことが課題です。これに加え、経営母体や医療機能評価によって請求の制度自体が違うため、画一的な経営改革の方法がありません。また、医療事務の分野は業務が細分化され、特に一般急性期病院ではそれぞれの専門性が高くなっているため、なかなか全体レベルを引き上げるのが難しい事情があります。何より、採用される人材はほとんど医療について学んでおらず、「家が近いから」「聞こえがいいから」「子育てしやすい時間で働けるから」とった理由で勤める人が多く、専門的な現場についていけず離職率が高いことが最も大きな課題です。次に開設者である医師の課題もあります。医師は医療の専門家であっても経営の専門家ではありません。特にクリニックの場合、経営(労務管理を含む)に慣れないため、そこにパーワーを費やし疲弊するケースが多いのも課題です。このような状況を改善し、収益をあげていくことにコミットしています。ここでは一部を列挙します。

【1.ミッション】日本国民が安心して医療を受けることができるように、医療機関の安定的経営基盤の構築をサポートする。
【2.ブロブレム】(1)医師が医療と経営の両方を担っている。(2)経営基盤を支える医療事務スタッフの教育ラダーがない。(3)離職率が高い。 
【3.課題を解決するためのソリューション】(1)医師が医療に専念できるようサポートする。(2)医療事務スタッフの教育、研修 (3)患者様、スタッフに選ばれる病院になる。
【4.市場規模】ヘルスケア市場規模は2025年には33兆円。
【5.ブロダクト】経費削減、教育、研修メニュー等、詳細は秘密
【6.ビジネスモデル】ここでは秘密
【7.戦略】ここでは秘密
【8.競合】多数(別途報告済み)
【9.競合と比べたアドバンテージ】ここでは秘密
【10.売上見込】ここでは秘密


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3.感想

医療コンサルタントは開業支援から経営に関するサポート、M&A、後継者支援等々多岐に渡ります。また、異業種の参入も多く、医師や医療機関もどのコンサル会社へ何を依頼すればいいのかわからないのが現状かと思います。私自身、現場で30年間、医療事務スタッフとしてまた経営企画担当として経営分析や収支改善、医療事務教育について取り組んで参りました。そして二度のヘッドハンティングを経験し、企業立、自治体、民間と自治体の統合病院の3形態を体験し、実際に短期間で収益改善を図って参りました。もちろん、私1人の力ではありませんが、改革の真っ只中にいて経験したことは何物にも変えがたい財産となっています。大手がいても自身の強みをアピールし、チャレンジする姿勢が大切だと感じております。自身の強み、セールスポイントをしっかりと落とし込み、どのような角度からで短くわかりやすく端的に人に伝えられるようになることがとても重要だと感じました。





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